家族の服が増えるたびに、「そろそろ収納を何とかしないと」と思いながら、ずっと後回しにしていました。
クローゼットの中には昔買った収納ケースがバラバラに並び、引き出しを開けるたびに少し引っかかったり、上に物を重ねてしまって取り出しにくくなったり。
衣替えの時期になると、どこに何を入れたのか分からなくなって、結局全部の引き出しを開けることもありました。
そこで収納をまとめ直そうと思って候補にしたのが、天馬の「フィッツチェスト フルフラット」です。
最初は「幅が違うだけなら、大きい75cmを買えば一番たくさん入るのでは?」くらいに考えていました。
でも実際に調べてみると、55cm・65cm・75cmでは、収納量だけでなく置きやすさや引き出しの使い方もかなり変わってきます。
わが家で一番迷ったのが、まさにこの幅選びでした。
フィッツチェスト フルフラットの55・65・75cmの違い
幅55cmは、3サイズの中では比較的コンパクト。
ちょっとした壁際やクローゼットの空きスペースを活用したい場合には候補にしやすいサイズです。
一方で、家族分の衣類を一か所にまとめたい場合、「もう少し横幅があった方がラクかも」と感じる場面もあります。
そこで次に候補になったのが幅65cm。
55cmより10cm広いだけなのですが、衣類を畳んで並べたときの余裕が少し増えるので、「コンパクトさは残しながら収納量も確保したい」という家庭にはバランスを取りやすいサイズだと感じました。
そして幅75cm。
当然ながら置き場所は一番取りますが、そのぶん引き出しの横幅にも余裕があります。
家族の衣類をまとめたり、タオルや寝巻きなども一緒に整理したりするなら、この広さは魅力的です。
ただし、ここで一つ気づいたのが、「収納力だけで決めると失敗しそう」ということ。
幅だけでなく引き出しを開けるスペースも確認したい
チェストを置く場所には、本体そのものだけでなく、引き出しを開けるためのスペースも必要です。
クローゼットの扉や部屋のドア、ベッドなどが近くにある場合は、幅だけ測って安心せず、実際に引き出したときの動線まで想像しておいた方が安心です。
私がフィッツチェスト フルフラットを調べていていいなと思ったのは、見た目がかなりすっきりしていることでした。
収納ケースというと、どうしても「押し入れの中で使うプラスチックケース」という印象がありましたが、これは前面がフラットで木製天板もあるので、部屋にそのまま置いた場合でも収納家具らしく見えます。
側面や背面も壁構造になっていて、一般的な骨組みが見えるタイプに比べ、ホコリが入りにくいよう工夫されているのも、掃除の手間を減らしたいわが家にはうれしいポイントでした。
引き出しの内寸と収納目安を比較
さらに調べてみると、幅によって引き出しの内寸や収納目安も違います。
公式販売ページでは、引き出し1段あたりの有効内寸は、幅55cmタイプが約47.2cm、65cmタイプが約57cm、75cmタイプが約67cmです。
奥行と高さは、いずれも約34.5cm、約15cmとなっています。
収納目安も、トレーナーなら1段あたり55cmで約8枚、65cmで約10枚、75cmで約12枚とされています。
もちろん衣類の厚さや畳み方によって実際の収納量は変わりますが、サイズ選びの参考にはなりました。
こうして比べてみると、55cm・65cm・75cmの選び方は意外とシンプルでした。
限られたスペースを活用するなら55cm。
置きやすさと収納力のバランスを取りたいなら65cm。
設置場所に余裕があり、家族の衣類をできるだけまとめたいなら75cm。
わが家のように「とにかくたくさん入るものがいい」と考えていた場合でも、一度メジャーを持って実際の設置場所を測ると、選び方がかなり変わります。
段数によって高さも変わる
特に確認しておきたいのは幅だけではありません。
フィッツチェスト フルフラットの現行仕様では、奥行は約41cmです。
高さは、付属の専用脚を取り付けた場合、4段が約85cm、5段が約105cm、7段が約144cmとなっています。
また、4段・5段は完成品ですが、7段タイプは工具不要のお客様組み立て品となっているため、購入前には段数による違いも確認しておきたいところです。
収納を見直して感じたのは、大きいチェストを買うことより、「自分の家の空間と衣類の量に合うチェストを選ぶこと」の方が大事だということでした。
フィッツチェスト フルフラットの良い口コミ
フィッツチェスト フルフラットの口コミを見ると、特に目立つのが「見た目がすっきりしている」「引き出しがスムーズ」「側面や背面にホコリがたまりにくい」といった声です。
プラスチック製の衣類収納でありながら、前面がフラットで木製天板を採用しているため、クローゼットの中だけでなく、リビングやランドリースペースなど見える場所に置いている人もいます。
また、引き出しの開閉がしやすいことや、幅65cm・75cmでは衣類をまとめやすい点を評価する口コミも見られました。
収納量だけでなく、日常的な使いやすさや見た目を重視したい人にとっては、候補にしやすいチェストといえそうです。
フィッツチェスト フルフラットの悪い口コミ
一方で、気になる口コミもあります。
商品が大きいため、配送時に傷や破損があったという声が一部で見られました。
届いたらすぐに前面・側面・天板などを確認しておくと安心です。
また、7段タイプについては組み立て方を間違えてしまったという口コミもあります。
7段は一度組み立てると簡単には分解できない構造となっているため、説明書を確認してから組み立てた方がよさそうです。
そのほか、付属の脚を取り付ける際に力が必要だったという声や、小さな子どもが引き出し部分に手を入れないよう注意した方がよいという口コミもありました。
口コミからわかる注意点
口コミから特に注意したいと感じたのは、「サイズが大きいほど使いやすいとは限らない」という点です。
75cmは収納量を確保しやすい反面、当然ながら本体の横幅も大きくなります。
設置場所だけでなく、搬入経路やドア、クローゼットの開閉、引き出しを手前に出すスペースまで確認しておくことが大切です。
また、7段は高さが約144cmあるため、身長や使用する人によっては最上段が使いにくく感じる可能性があります。
「たくさん入れたいから7段」と考えるだけでなく、誰が毎日使うのかまで考えて段数を選んだ方がよさそうです。
毎日使うからこそ収納場所を決めやすいサイズを選ぶ
毎朝、引き出しを何段も開けて服を探す。
季節が変わるたびに収納ケースを入れ替える。
そんな小さな面倒でも、毎日のことになると意外と負担になります。
サイズの合ったチェストに衣類の場所を決めてしまえば、「ここにはトップス」「ここには部屋着」と分けやすくなり、片付けるときにも迷いにくくなります。
フィッツチェスト フルフラットは55・65・75cmどれがおすすめ?
フィッツチェスト フルフラットの55・65・75cmで迷っているなら、最初から「どれが一番大容量か」だけで決める必要はありません。
55cmには55cmの使いやすさがあり、65cmにはバランスの良さがあり、75cmには横幅を生かした収納力があります。
限られたスペースを有効に使いたいなら55cm。
置きやすさと収納量のバランスを重視するなら65cm。
設置場所に余裕があり、衣類をできるだけまとめたいなら75cmが候補になります。
まず置きたい場所の幅・奥行・高さを測り、引き出しを開けるスペースまで確認する。
そのうえで「誰の服を何枚くらい入れたいのか」を考えてみると、自分の家に合うサイズがかなり見つけやすくなります。
長く使う収納家具だからこそ、数センチの違いを面倒がらずに比べてみる。
そのひと手間が、毎日の「しまいにくい」「取り出しにくい」を減らす近道だと感じました。

