フライパンなんて、サイズさえ合っていればどれもそれほど変わらない。
以前の私はそんなふうに考えていました。
ところが、長く使えるフライパンが欲しくなってバーミキュラを調べ始めたところ、思った以上に悩んだのが「サイズ選び」です。
20cm、24cm、26cm、28cm。
さらに26cmと28cmには浅型と深型があり、見れば見るほど「結局、わが家にはどれが合うんだろう?」と迷ってしまいました。
安いフライパンなら、とりあえず買って試してみようとも思えます。
でもバーミキュラは、できれば何年も付き合いたいと思って選ぶもの。
だからこそ、買ってから「大きすぎた」「重くて出番が減った」「深型にすればよかった」と後悔したくありませんでした。
バーミキュラのフライパンはサイズより「何を作るか」で選ぶ
私が最初に考えたのは、「何人家族だから何cm」という単純な決め方ではなく、普段どんな料理を一番よく作っているかでした。
朝食で目玉焼きやウインナーを少量焼くことが多いのか。
昼に一人分をサッと作ることが多いのか。
夕食に家族分の肉や魚をまとめて焼くのか。
それとも炒め物や煮物まで一つのフライパンで済ませたいのか。
この違いを整理しただけで、サイズ選びがかなり分かりやすくなりました。
20cmは朝食や少量調理に使いやすい
20cmは、少量調理を中心に使いたい人に魅力的なサイズです。
朝食や一人分のおかずなど、「大きなフライパンを出すほどではない」という場面で使いやすそうだと感じました。
一方で、家族の夕食を一度に作ることが多いわが家では、20cmをメイン一本にするには少し小さそう。
サブのフライパンとして考えると、とても使い道がイメージしやすいサイズでした。
なお、20cmは浅型です。
24cmは深型で煮込みや汁気のある料理にも使いやすい
24cmは深型というところがポイントでした。
単に直径を見るだけでは分からなかったのですが、炒めるだけでなく、少し汁気のある料理や煮込み系まで作りたい場合には、深さがあることが安心につながります。
「焼く専用のフライパン」というより、毎日のいろいろな料理に使いたい人には候補に入りやすいと思いました。
26cmと28cmは家族分のメイン料理に使いやすい
私が特に迷ったのは26cmと28cmです。
このあたりになると、家族分のメイン料理を作るイメージがかなりしやすくなります。
肉や魚を並べて焼いたり、野菜炒めを作ったりするなら、ある程度の面積がある方が使いやすい。
ただし、大きくなるほど重量も増えるため、収納場所だけでなく取り回しも確認しておきたいところです。
ここで気づいたのが、「大きい方がお得」と考えない方がいいということでした。
以前の私は、同じシリーズなら大きい方が何でもできて便利だろうと思っていました。
でも毎日の料理では、棚から出して、コンロに置いて、洗って、また収納するところまでがワンセットです。
料理中だけ便利でも、出し入れが億劫になってしまったら意味がありません。
そこで、実際に自宅の収納スペースを測り、普段使っているフライパンのサイズも確認しました。
これが意外と重要でした。
26cmと28cmは数字だけ見ると2cm差ですが、キッチンに置いたときの感覚は数字以上に変わります。
特にフライパンはハンドルまで含めると横幅があるので、収納場所までイメージしておくと選びやすくなります。
浅型と深型はどっちがいい?
もう一つ迷ったのが、浅型と深型でした。
焼き物や炒め物を中心に考えると浅型が分かりやすいのですが、私はフライパンで煮物や汁気のある料理を作ることもあります。
そう考えると、深型の安心感はかなり魅力的でした。
特に「フライパンと鍋を何個も出したくない」という日には、一つで料理の幅を広げやすい深型が便利そうです。
反対に、焼く・炒める料理が中心で、深さをそれほど必要としないなら浅型も魅力的。
結局、浅型と深型は優劣ではなく、何をよく作るかで決めた方が納得しやすいと感じました。
現在のラインナップでは、20cmは浅型、24cmは深型、26cmと28cmは浅型・深型から選べます。
バーミキュラは軽量フライパンとは使い方の感覚が違う
そして、バーミキュラを選ぶときにもう一つ知っておきたかったのが、一般的な軽量フライパンとは扱い方の感覚が違うことです。
鋳物ホーローという素材だからこそ、予熱や火加減など、メーカーが案内している使い方を確認しながら使うことが大切です。
「高価だから何を焼いても自動的にうまくいく」「絶対に焦げ付かない」と考えて選ぶより、このフライパンに合った使い方も含めて楽しめるかどうかを考えた方がいいと思いました。
最初から万能だと期待しすぎなかったことで、むしろ選びやすくなった気がします。
サイズ別に向いている人を整理すると
サイズ選びで私が最終的に重視したのは、「一番豪華な一枚」ではなく「週に何回も自然に手が伸びる一枚」でした。
少量調理が中心なら20cm。
深さを生かして幅広い料理に使いたいなら24cm深型。
家庭のメインフライパンとして使いやすいバランスを求めるなら26cm。
そして、一度にたっぷり調理したい家庭なら28cm。
さらに26cmと28cmでは、浅型か深型かまで考える。
こんなふうに用途から逆算すると、「人気のサイズはどれ?」だけを気にしていたときより、自分に合うモデルがずっと見えやすくなりました。
ウッドハンドルとメタルハンドルの違いも確認したい
また、ハンドルの違いも見逃せません。
通常のバーミキュラ フライパンにはウッドハンドルが採用されています。
一方、メタルハンドルを採用したモデルは「Oven-Safe Skillet(オーブンセーフスキレット)」として展開されており、オーブン調理にも対応しています。
見た目や木の手触りを重視して通常のウッドハンドルモデルを選ぶのか。
オーブン調理まで視野に入れてOven-Safe Skilletを検討するのか。
ここまで考えると、「自分がこの先どんな料理をしたいか」で選びやすくなりました。
バーミキュラ フライパンの良い口コミ
バーミキュラのフライパンの口コミを確認すると、野菜炒めの仕上がりや焼き料理に満足している声があります。
特に、火加減や予熱の感覚をつかんでから使いやすくなったという声も見られました。
また、26cmを使ったあとに、調理量に合わせて別サイズや深型を追加している人もいます。
一枚ですべてを済ませるというより、普段作る量や料理によってサイズを使い分ける方法も考えられそうです。
バーミキュラ フライパンの悪い口コミ
一方で、口コミでは「思っていたより重い」「焦げ付いてしまった」「火加減が難しい」といった声も確認できます。
特に一般的なフッ素樹脂加工のフライパンと同じ感覚で使うと、扱いにくさを感じる可能性があります。
サイズについても、24cm深型では「思ったより小さかった」という声がある一方、大きいサイズでは重量が増えます。
そのため、単純に大きいサイズを選べば解決するわけではありません。
口コミからわかる注意点
口コミを見ていて特に感じたのは、「焦げ付きにくいフライパン」を最優先して探している人には、購入前に特徴をよく確認した方がいいということでした。
バーミキュラは鋳物ホーロー製で、一般的なフッ素樹脂加工のフライパンとは性質が異なります。
実際の口コミでも、うまく焼けたという人がいる一方、焦げ付きや予熱・火加減の難しさを挙げる人もいます。
また、重量についての感じ方にも個人差があります。
数字だけで判断せず、現在使っているフライパンの重量と比べてみると、自分にとって扱いやすいか判断しやすくなります。
「バーミキュラなら必ず料理がおいしくなる」「絶対に焦げ付かない」と考えるのではなく、特徴や使い方を理解したうえで選ぶことが大切だと思いました。
バーミキュラのフライパンは自分の料理と収納から選ぶ
バーミキュラのフライパンは、単純に「26cmがおすすめ」「家族なら28cm」と決めてしまうより、普段の調理量、よく作る料理、浅型・深型の使い分け、収納スペース、そしてハンドルの仕様まで確認して選ぶ方が後悔しにくいと思います。
特に長く使うつもりなら、購入前に今使っているフライパンを一度測ってみるのがおすすめです。
「今のサイズでちょうどいいのか」「もう少し広さが欲しいのか」「むしろ小さい方が毎日使いやすいのか」。
実際のキッチンを基準に考えると、カタログの数字だけを眺めるより判断しやすくなります。
私自身、最初は「せっかく買うなら大きいもの」と考えていましたが、調べていくうちに、大切なのは最大サイズを選ぶことではなく、自分の暮らしに合うサイズを選ぶことだと思うようになりました。
20cm、24cm、26cm、28cm。
それぞれに向いている使い方があります。
だから迷っている人は、まず「このフライパンで一番よく作りたい料理」を一つ思い浮かべてみてください。
そこから必要な広さと深さを考え、最後に重量や収納場所、ハンドルの仕様まで確認する。
この順番で選ぶと、自分に合う一枚がかなり絞り込みやすくなるはずです。
毎日使う道具だからこそ、スペックの大きさではなく「毎日使いたくなるか」で選ぶ。
それが、バーミキュラのフライパン選びで一番大切だと感じました。

