自宅で炭酸水を作りたいと思い、ソーダストリームを調べ始めたとき、最後まで迷ったのが「ART(アート)」と「TERRA(テラ)」でした。
どちらも電源を使わず、キッチンに置いて必要なときに炭酸水を作れる手動モデルです。
見た目もよく似た縦型で、ガスシリンダーや専用ボトルを使う点も同じため、最初は「価格が違うだけなのかな」と思っていました。
ところが、毎日使う場面を想像しながら比較してみると、ARTとTERRAの大きな違いは、炭酸ガスを注入するときの操作方法と本体デザインにあることが分かりました。
この記事では、ARTとTERRAのどちらを選ぶか迷っている人に向けて、操作方法、価格、対応するガスシリンダーやボトルなど、購入前に確認したいポイントをまとめます。
ARTとTERRAの主な違い
ARTとTERRAは、どちらも電源不要の手動モデルです。
共通する部分が多い一方で、主に次の点が異なります。
- ARTはレバー式、TERRAはボタン式
- ARTはレトロ調で存在感のあるデザイン
- TERRAはシンプルで比較的価格を抑えやすい
- 公式価格ではARTのほうが高い
- どちらもクイックコネクト式ガスシリンダーに対応
炭酸水を作るという基本的な用途は共通しているため、操作方法とデザインに価格差を払うかどうかが選択のポイントになります。
ARTとTERRAの一番分かりやすい違いは操作方法
ARTとTERRAを比較したとき、最も分かりやすい違いは炭酸ガスの注入方法です。
ARTは、本体上部に付いているレバーを下げて炭酸ガスを注入するモデルです。
ソーダストリームの手動モデルの中でも、レバーを使って操作するタイプとして販売されています。
少しレトロな雰囲気があり、炭酸水を作る動作そのものを楽しみやすいのが特徴です。
一方のTERRAは、本体上部にあるボタンを押して炭酸ガスを注入します。
操作がシンプルなので、デザイン性よりも分かりやすさや実用性を重視したい人に向いています。
実際に毎日使うことを考えると、レバー式とボタン式のどちらが優れているというより、操作の好みで選ぶのが自然だと感じました。
レバーを下げる動作に楽しさを感じるならART、上からボタンを押す分かりやすい操作がよければTERRAという選び方ができます。
ARTはデザインを楽しみたい人向け
ARTを見て最初に感じたのは、一般的な調理家電とは少し違う存在感です。
直線と曲線を組み合わせたレトロ調のデザインで、上部のレバーも見た目のアクセントになっています。
炭酸水メーカーを使うたびに収納するのではなく、キッチンやカウンターの上に出したまま使いたい家庭には魅力的です。
わが家の場合も、炭酸水メーカーは毎日使う可能性が高いため、戸棚に収納するより、すぐ手が届く場所に置くことを想定しました。
そのため、「置いてある姿を気に入れるか」という点は、思っていた以上に重要でした。
ただし、ARTはデザインやレバー操作に魅力を感じる人向けのモデルです。
炭酸水を作る基本的な目的だけで考えると、TERRAでも十分候補になります。
TERRAは価格とシンプルさを重視したい人向け
TERRAのよさは、必要な機能を分かりやすく使える点です。
ボトルを取り付けてボタンを押すという操作なので、初めて炭酸水メーカーを使う場合でも、使い方をイメージしやすくなっています。
本体も比較的すっきりしたデザインで、キッチンになじみやすい印象です。
公式サイトでは、2026年7月20日の確認時点で、ARTスターターキットは通常価格税込22,000円のところ税込19,800円、TERRAスターターキットは通常価格税込16,500円のところ税込14,850円で掲載されていました。
この時点での販売価格では、ARTとTERRAの差額は4,950円です。
ただし、価格、セット内容、キャッシュバック、付属品などは、販売店やキャンペーンの時期によって変わる可能性があります。
購入時には、その時点の公式サイトや販売ページを確認する必要があります。
この価格差を見たとき、私は「レバー操作とデザインに差額を払いたいか」を基準に考えました。
見た目や操作感を特に重視せず、自宅で手軽に炭酸水を作ることが目的なら、TERRAは検討しやすい選択肢です。
一方で、長く目にするものだからデザインにもこだわりたいという人は、ARTを選んだほうが満足しやすいと思います。
ARTとTERRAの良い口コミで評価されやすい点
ARTの良い口コミでは、レバーを使った操作の楽しさや、本体デザインのよさが評価される傾向があります。
キッチンに出したままでも生活感が出にくく、毎日使う道具として見た目にもこだわりたい人から選ばれやすいモデルです。
レバーを下げる操作が分かりやすく、炭酸水を作っている実感を得やすいという意見もあります。
TERRAの良い口コミでは、ボタンを押すだけのシンプルな操作や、ARTより購入価格を抑えやすい点が評価される傾向があります。
特別な操作を覚えなくても使いやすく、初めてソーダストリームを購入する人にも検討しやすいモデルです。
ARTとTERRAに共通する良い点としては、電源が不要で設置場所を選びやすいことや、ボトルの装着とガスシリンダーの交換が比較的簡単なことが挙げられます。
ただし、操作のしやすさやデザインの好みには個人差があるため、口コミだけでなく、実際の操作動画や本体サイズも確認しておくと安心です。
ARTとTERRAの悪い口コミで指摘されやすい点
ARTでは、TERRAより本体価格が高いことが不満につながりやすい点です。
レバー式の操作やデザインに魅力を感じない場合は、価格差に見合うメリットを感じにくい可能性があります。
また、上部のレバーを操作するため、本体上側にある程度の空間が必要です。
吊り戸棚の下や高さに余裕のない場所に置く場合は、本体寸法だけでなく、レバーを動かせるスペースも確認する必要があります。
TERRAでは、デザインがシンプルな分、ARTのような特別感を感じにくいという意見があります。
ボタンを押す回数や長さによって炭酸の仕上がりが変わるため、最初は好みの強さをつかみにくいと感じることもあります。
また、どちらのモデルもガスシリンダーや専用ボトルを継続して購入する必要があるため、本体を購入した後にも費用がかかります。
本体価格だけを見て決めると、交換用ガスや追加ボトルの費用を想定していなかったということになりかねません。
口コミから分かる購入前の注意点
口コミを確認するときは、「炭酸が強い」「炭酸が弱い」という感想だけで判断しないことが大切です。
ARTとTERRAはどちらも、レバーやボタンを操作する回数、使用する水の温度、ガスシリンダーの残量などによって仕上がりが変わります。
同じ機種でも使い方や好みによって評価が分かれるため、モデルだけで炭酸の強さが決まるわけではありません。
また、「ガス1本でどれくらい使えたか」という口コミにも注意が必要です。
公式では60L用ガスシリンダーとして販売されていますが、実際に作れる量は炭酸の強さや注入回数などによって変わります。
交換用ガスシリンダーを近くの店舗で入手できるか、オンラインで購入する場合の送料や交換方法も確認しておくと安心です。
ボトルについても、容量、使用期限、食器洗い乾燥機への対応状況を商品ごとに確認する必要があります。
口コミは使用感を知る参考になりますが、対応製品や安全上の注意事項については、公式サイトや取扱説明書を優先して確認したほうがよいでしょう。
ガスシリンダーは購入前に種類を確認
ARTとTERRAは、どちらもシリンダークイックコネクトに対応しています。
これは、ガスシリンダーをねじ込むのではなく、本体にセットして固定する方式です。
公式サイトでは、片手で取り付けやすい仕組みとして案内されています。
注意したいのは、従来のねじ込み式であるブルーシリンダーではなく、クイックコネクト対応のシリンダーを使う点です。
すでに別のソーダストリームを持っていて、手元のシリンダーを流用したい場合は、購入前に対応状況を確認しておく必要があります。
また、本体価格だけでなく、使い続けるためのガスシリンダー交換費用も確認しておきたいところです。
2026年7月20日の公式サイトでは、クイックコネクト式60Lガスシリンダーの新規購入用1本が税込4,150円、空シリンダーとの交換用1本が税込2,580円で掲載されていました。
価格は変更される可能性があるため、購入時には最新の販売価格を確認してください。
ガス1本で作れる炭酸水の量は、注入するガスの量や好みの炭酸の強さ、使い方によって変わります。
「必ず60L作れる」「市販の炭酸水より必ず安くなる」とは限らないため、表示されている容量は目安として考えたほうが安心です。
対応ボトルと使用期限もチェック
ARTとTERRAでは、炭酸水を作るためにソーダストリーム専用ボトルを使います。
スターターキットには通常、専用ボトルが含まれていますが、販売店やセットによって本数や容量が異なることがあります。
2026年7月20日に公式サイトで確認したARTとTERRAのスターターキットには、ガスシリンダー60L用1本と、DWSボトル1Lが含まれていました。
キャンペーン特典として0.5Lボトルが付いている場合もありますが、特典内容は変更または終了する可能性があります。
家族で使う場合や、冷蔵庫で冷やしている間にも別の炭酸水を作りたい場合は、追加ボトルがあると便利です。
専用のプラスチック製ボトルには使用期限が表示されているため、長期間使い続けるのではなく、ボトル本体の表示や取扱説明書に従って交換することも大切です。
また、食器洗い乾燥機への対応可否はボトルの種類によって異なります。
DWSと表示されたディッシュウォッシャーセーフボトルなど、食器洗い乾燥機に対応する商品もあります。
「ART用」「TERRA用」という本体名だけで判断せず、ボトル対応表と購入予定のボトルの商品説明を確認すると間違いを防ぎやすくなります。
炭酸の強さはモデル名だけでは決まらない
ARTなら強炭酸、TERRAなら弱めという単純な違いがあるわけではありません。
どちらも手動でガスを注入するため、ボタンを押す回数やレバーを操作する回数などによって仕上がりを調整します。
使用する水の温度や量、ガスシリンダーの残量などによっても、感じ方が変わる可能性があります。
私も最初は「高いARTのほうが強い炭酸を作れるのでは」と考えていましたが、比較の中心になるのは炭酸の強さより、操作方法とデザイン、購入価格でした。
強めの炭酸が好みの場合も、説明書で定められた手順と使用回数を守りながら、自分の好みに合う仕上がりを探すほうが安心です。
ARTが向いている人
ARTが向いているのは、次のような人です。
- レバー式の操作を楽しみたい人
- レトロ調のデザインが好みの人
- キッチンに本体を出したまま置きたい人
- 毎日使う道具に特別感がほしい人
- TERRAとの差額よりも見た目や操作感を重視する人
ARTは、単に炭酸水を作るだけでなく、作る動作や本体のデザインも楽しみたい人に向いています。
TERRAが向いている人
TERRAが向いているのは、次のような人です。
- ボタン式のシンプルな操作がよい人
- 初期費用を抑えたい人
- デザインより実用性を重視する人
- 初めて炭酸水メーカーを購入する人
- レバー式に特別なこだわりがない人
TERRAは、炭酸水を作るという目的を優先し、分かりやすさと価格のバランスで選びたい人に向いています。
ARTとTERRAのどちらを選ぶ?
比較した結果、ARTが向いているのは、レバー式の操作を楽しみたい人、キッチンに置いたときのデザインを重視する人、毎日使う道具に少し特別感がほしい人です。
TERRAが向いているのは、ボタン式のシンプルな操作がよい人、初期費用を抑えたい人、デザインよりも実用性を重視する人です。
わが家では、最終的に「毎日目に入るものだから、使うたびに気分が上がるほうがよい」と考え、ARTを第一候補にしました。
ただ、炭酸水を作るという目的を優先するなら、TERRAにも十分な魅力があります。
レバー操作に特別なこだわりがなければ、その時点の価格やセット内容を比較してTERRAを選ぶのも合理的です。
ソーダストリームARTとTERRAの違いまとめ
購入前には本体価格だけでなく、スターターキットに含まれるボトルとガスシリンダーの本数、交換用シリンダーの価格、追加ボトルの対応状況まで確認しておくと、購入後の認識違いを減らせます。
ARTとTERRAの違いは、単純な上位モデルと下位モデルというより、レバー式のデザインと操作感を選ぶか、ボタン式のシンプルさと価格を選ぶかという違いです。
どちらにするか迷ったときは、毎朝や帰宅後に炭酸水を作る自分の姿を想像すると選びやすくなります。
操作を楽しみたいならART、手軽さと価格を優先したいならTERRAという選び方ができます。
自分が毎日気持ちよく使い続けられるほうを選ぶことが、後悔しにくい決め方だと思います。

