キャンプ用の寝具を探していると、意外と悩むのが「寝心地を優先するか、荷物のコンパクトさを優先するか」という問題でした。
キャンプマットは収納しやすいけれど、普段使っているベッドとの違いが大きそう。
一方で、一般的なエアーベッドは厚みがあってラクそうに見えるものの、空気を入れる作業や収納時の大きさが気になります。
さらに我が家の場合、キャンプだけでなく、親や友人が泊まりに来たときの来客用ベッドとしても使えたら便利。
そんな条件で候補に入ったのが「WAQ AIR BED」でした。
そして最後まで迷ったのが、シングルとダブルのどちらにするか。
見た目だけなら「広いダブルのほうが快適そう」と思うのですが、実際にスペックを比較すると、単純に広いほうを選べばいいわけではありませんでした。
WAQ AIR BEDのシングルとダブルの違い
現行モデルの使用時サイズは、シングルが約192×95×40cm、ダブルが約195×145×40cm。
長さや高さは大きく変わりませんが、横幅は約50cm違います。
一人で寝ることが中心なら、シングルの幅95cmでも十分候補になります。
一方、寝返りをゆったり打ちたい人や、二人で使いたい場合には145cm幅のダブルのほうが余裕があります。
私が最初にダブルへ惹かれた理由も、この横幅でした。
キャンプでは普段のベッドより寝るスペースが窮屈になりがちなので、「せっかくなら広いほうがいい」と考えたからです。
重さを比べるとシングルのほうが持ち運びやすい
ただ、そこで見逃せなかったのが重量。
シングルは約6.93kg、ダブルは約8.78kgあります。
約1.85kgの差なので数字だけ見るとそれほど大きく感じないかもしれませんが、キャンプではテント、テーブル、チェア、クーラーボックスなど、ほかにも運ぶ物がたくさんあります。
駐車場からサイトまで距離があるキャンプ場なら、この差が負担になることも考えられます。
逆に、オートキャンプが中心で車をテントの近くに停められるなら、「約2kg重くても寝るスペースの広さを取りたい」という選び方も十分ありだと思いました。
収納サイズもシングルとダブルで違う
収納サイズにも違いがあります。
シングルは約46×63×23cm、ダブルは約53×65×28cm。
どちらも一般的な薄型マットのように小さくなるわけではないので、購入前には車のラゲッジスペースや自宅の収納場所を確認しておいたほうが安心です。
特にダブルは横幅だけでなく厚みも増えるため、「キャンプ道具はできるだけ小さくまとめたい」という人ならシングルのほうが扱いやすそうです。
電動ポンプ付きで空気入れの手間を減らしやすい
WAQ AIR BEDで便利だと感じたポイントの一つが、電動ポンプが付属していること。
ポンプは2000mAhでUSB Type-C充電に対応しています。
エアーベッドというと、個人的には「到着してから手動ポンプで何度も空気を入れるのが大変そう」というイメージがありました。
その点、電動ポンプを使えるのはかなり魅力的です。
ただし、使用前にはポンプを充電しておく必要があります。
また、ポンプ室のふたの状態などによって空気が入りにくくなる場合もあるため、使用方法を確認してから設営するのがよさそうです。
高さはシングル・ダブルとも約40cm
高さはシングル、ダブルともに約40cm。
地面に近い薄型マットとはかなり感覚が違います。
特に来客用として考えたときには、この高さは魅力でした。
床に直接布団を敷くよりベッドらしい高さがあり、腰掛けやすく、床面から直接起き上がるより立ち上がりやすい高さとして公式サイトでも紹介されています。
ただし、厚みが40cmあるからといって、すべての人が必ず寝心地を良いと感じるとは限りません。
エアーベッドなので、空気圧の好みや体格、寝姿勢によって感触は変わります。
「厚い=必ず快適」と決めつけず、自分に合う空気量を探しながら使うもの、と考えておくのがよさそうです。
耐荷重はシングル150kg・ダブル300kg
耐荷重はシングル150kg、ダブル300kg。
一人で使うのであればシングルでも十分候補になりますが、二人で利用する可能性があるならダブルを選ぶ理由の一つになります。
ただし、耐荷重の範囲内だからといって、人数だけでサイズを決めるのではなく、使用する人の体格や必要な寝返りスペースも確認したほうがよいでしょう。
私なら、一人キャンプやソロでの車移動が中心ならシングル。
夫婦やカップルで使う、子どもと一緒に寝る、来客用として二人でも使えるようにしておきたいならダブル、という基準で考えます。
WAQ AIR BEDの良い口コミ
WAQ AIR BEDの口コミで評価されやすいポイントとして確認しておきたいのが、電動ポンプ付きで準備しやすいことや、高さ約40cmのベッドとして使えることです。
キャンプ用の薄型マットとは違い、ある程度高さのある寝床を作れるため、キャンプだけでなく来客用として使いたい人とも相性がよさそうです。
また、シングルとダブルから用途に合わせて選べる点もメリットです。
一人用ならシングル、広さや二人使用を重視するならダブルと、利用人数や収納スペースに合わせて選びやすくなっています。
WAQ AIR BEDの悪い口コミ
一方で、購入前に気にしておきたいのが重量と収納サイズです。
シングルでも約6.93kgあり、収納時は約46×63×23cmあります。
ダブルになると約8.78kg、収納時は約53×65×28cmになるため、徒歩で荷物を運ぶキャンプや、積載スペースが限られている車では負担に感じる可能性があります。
また、エアーベッドなので、使用する人によっては空気圧や揺れなどの感触が気になることも考えられます。
普段使っているマットレスとまったく同じ寝心地を期待するのではなく、エアーベッド特有の使用感があることは理解しておいたほうがよさそうです。
口コミからわかる注意点
口コミを見るときは「寝心地が良かった」「空気が抜けなかった」といった個人の感想だけで判断しないことも大切です。
エアーベッドの感触は体格や空気圧によって変わり、屋外では気温や設置環境も異なります。
特にキャンプで使用するときは、広さだけでなく、運搬方法やテント内に設置できるスペースがあるかも確認しておいたほうが安心です。
また、設置場所には十分な注意が必要です。
屋外では尖った石などに注意
公式ページでも、平坦で尖った物のない場所を選び、石やガラス片など鋭利な物との接触を避けるよう案内されています。
「アウトドア用品だから地面にそのまま置いても大丈夫」と考えるのではなく、地面の状態を確認してから設置することが重要です。
補修パッチが2枚付属しているのは安心材料ですが、そもそも傷つけない使い方を意識したほうが長く使いやすいでしょう。
必要に応じて、専用グランドシートなどを組み合わせる方法もあります。
エアーベッドは空気圧の変化も考えて使う
そしてエアーベッドでどうしても気になるのが、「朝まで空気は抜けないの?」という点。
これは製品の状態や空気圧、使用環境などによっても変わるため、「絶対に抜けない」とは言えません。
また、気温が変化すると内部の空気の体積も変わるため、屋外では寝始めと朝で張り具合の感じ方が変わる可能性があります。
購入するときは口コミだけで判断せず、こうしたエアー製品特有の性質も理解したうえで選ぶほうが後悔しにくいと思います。
WAQ AIR BEDはシングルとダブルどっちがおすすめ?
最終的にシングルとダブルのどちらがおすすめかというと、「一人ならシングル、二人ならダブル」だけでは少し判断材料が足りません。
持ち運びや収納性を優先するならシングル。
多少荷物が増えても、寝るときの横幅や二人で使える余裕を優先するならダブル。
この考え方が一番わかりやすいと思います。
シングルは約95cm幅・約6.93kgなので、一人用として必要なスペースを確保しながら、ダブルより荷物を抑えたい人向き。
ダブルは約145cm幅・約8.78kgなので、収納性よりも広さを優先したい人向きです。
シングルがおすすめな人
一人で使うことが多い人。
荷物を少しでも軽くしたい人。
車や自宅の収納スペースを抑えたい人。
キャンプサイトまで荷物を運ぶ距離がある人。
ダブルがおすすめな人
夫婦やカップルなど二人で使いたい人。
一人でも横幅に余裕がほしい人。
来客用として二人でも使えるようにしたい人。
オートキャンプ中心で、重量や収納サイズより寝るスペースを重視したい人。
まとめ
キャンプ道具は購入した瞬間より、「毎回持って行くとき」に負担を感じるもの。
だからこそ、寝るときの快適さだけでなく、車への積み込み、自宅での収納、設営と撤収まで含めて考えるのがおすすめです。
WAQ AIR BEDはキャンプだけでなく来客用ベッドとしても使える仕様なので、「年に数回のキャンプだけのために買うのはもったいない」と感じている人にも検討しやすい選択肢だと思います。
広さのダブルか、扱いやすさのシングルか。
自分が一番よく使う場面を想像すると、どちらを選ぶべきかがかなり見えやすくなりました。

