防災用品を見直していると、水や非常食、モバイルバッテリーなどは比較的すぐ思いつくのですが、意外と後回しになりやすかったのが「トイレ」でした。
わが家でも非常用の凝固剤と袋だけは用意していたものの、「実際に断水したとき、どこに座って使うんだろう」「家のトイレ自体が使えない状況だったらどうする?」と考えると、袋タイプだけでは少し心配になってきました。
そこで気になったのが、折りたたんで保管できる「スツーレ」の簡易トイレです。
災害用の簡易トイレというと、かなり場所を取るイメージがあったのですが、スツーレは使わないときに折りたためるのが特徴です。
防災用品はそろえたいけれど収納スペースにも限りがある家庭にとって、この点はかなり気になるところでした。
私が購入前に特に確認したかったのは、組み立てやすさ、収納したときの大きさ、実際に座るときの高さ、そして排便袋や凝固剤がどこまで付属しているかという4点です。
スツーレ簡易トイレのM・Lサイズを確認
まずサイズについて調べてみると、MサイズとLサイズがあります。
Mサイズは使用時がおよそ幅31cm×奥行27cm×高さ30cm、折りたたんだときの高さは約11.5cmです。
Lサイズはおよそ幅36cm×奥行34cm×高さ38cmで、収納時の高さは約13.5cmと案内されています。
数字だけ見ると数cmの違いですが、座面の高さは使いやすさに影響しそうなので、家族構成に合わせて選びたいところです。
特に普段の洋式トイレに近い高さを求める人や、立ったり座ったりするときの負担が気になる人は、単純に「コンパクトなほうがいい」と決めず、MとLの高さを比較しておいたほうがよさそうです。
一方で、防災用品を玄関収納やクローゼット、車のトランクなどに入れておきたい家庭なら、収納時の厚みも重要です。
折りたたんだ状態なら保管スペースを抑えやすく、「非常用トイレを置きたいけれど、大きなポータブルトイレをずっと置いておく場所がない」という家庭では検討しやすそうに感じました。
スツーレ簡易トイレは組み立てやすい?
組み立ても、複雑な工具を使って固定するようなタイプではありません。
災害時は停電していたり、周囲が暗かったり、家族全員が落ち着かない状態になったりする可能性があります。
そのため、防災用品は高機能であること以上に「一度練習すれば迷わず使えそうか」という視点も大切だと思います。
楽天の購入者レビューを見ていて印象に残ったのも、「災害時に慌てないよう平常時に一度使ってみたい」という趣旨の声でした。
これは確かにその通りで、届いたまま押し入れの奥にしまうより、一度組み立てて、袋の取り付け方や座る位置まで家族で確認しておくほうが現実的です。
実際に防災用品として準備することを想定して組み立ててみると、完成形を一度知っているだけでも安心感が違います。
説明書を読む場所、排便袋を取り付ける順番、使用後にどこへ置くかまで決めておけば、非常時に初めて箱を開けるよりスムーズに動けそうです。
良い口コミ
楽天の購入者レビューでは、防災目的で購入したという声が多く見られます。
「災害時に慌てないよう平常時に一度使ってみたい」という声があり、購入後に実際の使い方を確認しておこうと考えている人もいました。
また、Lサイズについては、高さがあることで座りやすい、立ち上がりやすそうと感じている購入者の声も確認できます。
簡易トイレは非常時に使うものだからこそ、収納性だけでなく、実際に家族が座りやすいサイズを選ぶことも重要だと感じます。
組み立てやすさや、使わないときにコンパクトに収納できる点を評価している声もあり、防災用品として保管しやすいことを重視する人には気になるポイントです。
悪い口コミ
一方で、細かな使い勝手について気になるという口コミもあります。
楽天の購入者レビューでは、フタを取り付けた際に少し浮いたり、ガタつきを感じたりしたという声が確認できました。
トイレとして使用するうえで大きな問題になったという内容ではありませんが、フタまできっちりフィットすることを重視する人は確認しておきたいポイントです。
また、LサイズはMサイズより大きいため、収納場所によっては思っていたよりスペースを取る可能性があります。
「とにかく小さいものを備えておきたい」という場合は、Lサイズの座りやすさだけでなく、収納時の寸法も確認したほうがよさそうです。
口コミからわかる注意点
口コミを確認していて特に注意したいと感じたのは、「届いてから一度も組み立てずに保管する」のではなく、平常時に一度使い方を確認しておくことです。
災害時に初めて組み立てるより、あらかじめ本体の広げ方や袋の取り付け方を確認しておいたほうが迷いにくくなります。
また、追加用の排便袋を購入するときは、本体サイズに合う商品かどうかも確認したいところです。
特にLサイズでは専用・対応サイズの排便袋が案内されている商品もあるため、追加備蓄するときは「何Lのゴミ袋でも同じように使える」と考えず、販売ページの対応サイズを確認して選ぶほうが安心です。
付属する排便袋・凝固剤も確認
付属品についても確認しておきたいポイントがあります。
販売ページでは、本体とフタに加えて、排便袋と凝固剤が5回分、収納用のバッグが付属するセットが確認できます。
最初から数回分が入っているので、届いたあとに使用方法を確認しやすいのは便利です。
ただし、ここで注意したいのは「5回分あれば災害用として十分」という意味ではないことです。
家族の人数や備蓄したい日数によって必要数は大きく変わるので、本体とは別に凝固剤・排便袋を追加しておくことも考えておいたほうがよさそうです。
スツーレ公式でも追加用の非常用トイレセットが販売されています。
追加購入する場合は、本体サイズに対応した排便袋かどうかも確認しておきたいところです。
また、使用後の袋をどのように保管し、最終的にどう処分するかについては、住んでいる自治体のルールを確認しておく必要があります。
簡易トイレを買っただけで、災害時のにおいや衛生面の問題がすべて解決するわけではありません。
消臭袋や手袋、除菌用品、トイレットペーパーなども含めて「トイレセット」として一か所にまとめておくほうが実用的だと思いました。
簡易トイレ以外の用途にも使える
スツーレで個人的にいいと感じるのは、「災害のときしか使えない大きな用品」になりにくいところです。
公式では簡易トイレ以外に、イスや収納など複数用途で使える商品として紹介されています。
防災グッズは、しまい込むほど存在を忘れてしまいがちです。
その点、普段から使える用途を考えながら、定期的に状態を確認するという考え方は取り入れやすいと感じます。
耐荷重100kgでも使い方には注意
もちろん、購入前に確認しておきたい点もあります。
耐荷重は100kgと案内されていますが、数字だけを見て「誰でもどんな使い方でも安全」と判断するのではなく、商品説明に沿って安定した場所で使用することが大切です。
サイズ選びについても同様で、収納性だけを優先すると、実際に座ったときに低く感じる可能性があります。
反対にLサイズは高さを確保しやすいぶん、Mサイズより収納時の寸法も大きくなります。
そのため、家族で使う予定なら「どこに収納するか」と「誰が使うか」の両方を考えて決めるのがおすすめです。
楽天の公式販売ページには多数の購入者レビューが掲載されており、2026年8月19日時点のレビューでは、防災目的で購入した人やLサイズの座りやすさに触れている人も確認できました。
一方で、フタのフィット感について気になるという声もあり、口コミは良い評価だけを見るのではなく、細かな使い勝手まで確認しておくと選びやすいと思います。
防災用品は「買う」だけでなく使える状態にしておく
わが家の場合、防災用品を見直すときは「買ったかどうか」だけでチェックしていましたが、簡易トイレについて調べてからは、「家族が実際に使える状態になっているか」まで確認するようになりました。
本体を用意する。
一度組み立てる。
家族に収納場所を伝える。
排便袋と凝固剤の数を確認する。
使用後の保管方法や自治体の処分ルールも確認する。
ここまでやって初めて、備えとして一段階現実的になるのだと思います。
スツーレ簡易トイレの口コミまとめ
スツーレの折りたたみ簡易トイレは、「非常用トイレは備えたいけれど、普段から大きなポータブルトイレを置いておくスペースはない」という家庭にとって検討しやすい選択肢だと感じました。
特にチェックしておきたいのは、M・Lのサイズ差、収納時の厚み、座面の高さ、付属する排便袋・凝固剤の数量です。
防災用品は、持っているだけで災害時の困りごとをすべて防げるものではありません。
それでも、平常時に一度組み立て、必要な消耗品まで一緒に確認しておけば、「いざというときに初めて使い方を調べる」という状況は減らせます。
非常用トイレをまだ袋タイプしか用意していない人や、自宅の防災用品を久しぶりに見直している人は、収納場所を測ったうえで、スツーレのような折りたたみ式も候補に入れてみるとよさそうです。

