ここ数年の夏、通勤だけでかなり体力を持っていかれるようになりました。
駅まで10分ほど歩くだけなのに、会社に着く頃には額や首まわりに汗。
特に朝から日差しが強い日は、「まだ仕事も始まっていないのに、もう疲れたな……」と思うことも増えていました。
そこで気になり始めたのが日傘です。
ただ、毎日持ち歩くとなると、大きくて重いものは避けたい。
一方で、通勤途中はスマホを見たり、バッグを持ったりするので、開閉が面倒なのも困ります。
そんな条件で探していて候補になったのが、Wpc. IZAの「Compact」と「Automatic & Safe」でした。
最初は「同じIZAなら、そこまで大きな違いはないのでは?」と思っていましたが、比較してみると、この2本は使い勝手の方向性がかなり違いました。
Wpc. IZA CompactとAutomatic & Safeの違い
大きな違いは、収納サイズ、重さ、開閉方法です。
Compactは親骨53cm、直径約96cm、重量約240g。
収納すると縦約17cm、横約6.5cmで、5段階に折りたためるコンパクトな設計です。
Automatic & Safeは親骨54cm、直径約98cm、重量約325gです。
重さだけを見ると、Automatic & SafeはCompactより約85g重くなります。
その代わり、Compactが手開き式なのに対して、Automatic & Safeはボタンで傘を開き、骨を閉じられる自動開閉式です。
つまり、持ち運びやすさならCompact、自動開閉の便利さならAutomatic & Safeという違いがあります。
Compactはバッグに入れっぱなしにしやすい
Compactは、その名前どおり持ち運びやすさが魅力です。
親骨は53cmで、収納すると縦約17cm、横約6.5cm。
5段階に折りたためるため、折りたたみ傘としてはかなり小さくまとまります。
実際にバッグへ入れることを考えると、この数センチの差が意外と重要でした。
仕事用のバッグには、財布、モバイルバッテリー、イヤホン、ペットボトルなど、すでに細かい荷物がたくさん入っています。
そこへ長めの折りたたみ傘を入れると、思った以上に場所を取ります。
Compactならバッグの隅に収めやすく、「今日は日傘を持って行くぞ」と意識しなくても、最初から入れっぱなしにしておきやすいと感じました。
日傘は性能が良くても、持って出るのを忘れてしまえば意味がありません。
その意味では、「毎日携帯しやすい」というのはかなり大きなメリットだと思います。
Compactは手開き式
ただし、Compactは手開き式です。
以前の折りたたみ傘にあったような、骨を一本ずつポキポキ折るタイプではなく、比較的スムーズに開閉できます。
それでも、ボタンを押せば開閉できるAutomatic & Safeと比べると、両手を使う場面は増えます。
ここでAutomatic & Safeの便利さが効いてきました。
Automatic & Safeは片手で開閉しやすい
Automatic & Safeは、手元のボタンを使って傘を開き、骨を閉じられる自動開閉タイプです。
これが便利だと感じやすいのは、駅を出た瞬間や車から降りるとき。
バッグを肩に掛け、反対の手にはスマホや荷物を持っている。
そんな状況でも、片手で操作しやすいのはかなりラクです。
特に突然雨が降ってきたときは、「日傘」というより普通の折りたたみ雨傘として、この機能のありがたさを感じそうです。
さらにAutomatic & Safeには、シャフトを収納するときに一気に押し戻されにくく、段階的に収納できる安全自動開閉機構が採用されています。
とはいえ、自動開閉だから雑に扱っても壊れにくい、という意味ではありません。
公式でも、開く前に傘を軽くほぐすことや、正しい手順で中棒を収納することが案内されています。
便利な機構だからこそ、説明どおりに扱うことは大切だと思います。
重さはCompactのほうが約85g軽い
一方で、Automatic & Safeは便利なぶん、携帯性ではCompactとは性格が違います。
公式案内ではCompactが約240g、Automatic & Safeが約325gです。
差は約85gあります。
数字だけなら大きな差には見えないかもしれませんが、毎日バッグに入れて歩くことを考えると、軽さを優先する人には無視しにくいポイントです。
私が比較して一番分かりやすいと思ったのは、「どちらが高性能か」ではなく、「どの面倒を減らしたいか」で選ぶことでした。
Compactがおすすめな人
バッグの中をできるだけスッキリさせたい。
日傘を毎日持ち歩く習慣をつけたい。
出張や旅行にも持って行きたい。
そんな人にはCompactの方向性が合っています。
収納時約17cmという小ささに加えて、Automatic & Safeより約85g軽いため、バッグへ常備することを優先するなら選びやすいモデルです。
Automatic & Safeがおすすめな人
逆に、荷物を持ちながら傘を開くことが多い。
電車の乗り降りや車移動で、傘を開いたり閉じたりする回数が多い。
多少の重量より操作のラクさを優先したい。
そんな人にはAutomatic & Safeが使いやすそうです。
Wpc. IZAの良い口コミ
公式オンラインストアの口コミを見ると、Compactでは「コンパクトで持ち運びやすい」「通勤バッグへ常に入れている」といった携帯性を評価する声が見られます。
晴雨兼用なので、日差しだけでなく突然の雨に備える常備傘として使っている人もいます。
Automatic & Safeでは、自動開閉の使いやすさを評価する声が目立ちます。
荷物を持っているときや移動中に開閉することが多い人ほど、自動開閉の便利さを感じやすそうです。
Wpc. IZAの悪い口コミ
一方で、気になる口コミもあります。
Compactでは、コンパクトに収納できる反面、きれいに畳まないと収納袋へ入れにくいという声があります。
5段階に折りたためる小ささはメリットですが、使ったあとにサッと畳みたい人にとっては、少し手間を感じる可能性があります。
Automatic & Safeでは、「普段携帯するなら、もう少し軽いほうがよい」という趣旨の口コミがあります。
約325gあるため、毎日バッグへ入れて持ち歩く場合は、購入前に重さを確認しておいたほうがよさそうです。
口コミからわかる注意点
口コミから分かるのは、CompactとAutomatic & Safeでは不満が出やすい部分も違うということです。
Compactは収納サイズを小さくできる一方、畳むときの手間があります。
Automatic & Safeは開閉がラクな一方、Compactより重量があります。
「小さく収納できること」と「開閉のラクさ」の両方を最大限求めるのではなく、自分がどちらを優先するか決めておくと選びやすくなります。
また、自動開閉式はボタンを押せばすべての収納が完了するわけではありません。
Automatic & Safeも、ボタンで骨を閉じたあと、中棒は正しい手順で収納する必要があります。
購入前に自動開閉の仕組みを理解しておくと、「思っていた使い方と違った」という失敗を減らせそうです。
IZAは通勤にも合わせやすいデザイン
そして、どちらにも共通して感じるIZAの良さは、いかにも女性向けの日傘というデザインではなく、仕事用のバッグや服装にも合わせやすいこと。
日傘を使ってみたいと思っていても、「少し抵抗がある」「通勤服に合うデザインがいい」と感じる人にとって、このシンプルさは取り入れやすいポイントだと思います。
遮光率やUVカット率の数値を見るときの注意点
もちろん、日傘を差せば暑さを完全に防げるわけではありません。
Wpc.では遮光率100%、UVカット率100%、UPF50+などの試験結果を案内していますが、これらは生地の状態で測定された数値であり、傘本体全体の性能や実際の使用環境で同じ効果を保証するものではありません。
実際の暑さの感じ方も、気温や湿度、歩く時間、使用環境などによって変わります。
それでも、頭上から直接日差しを受けながら歩くのではなく、日傘で日差しを遮りながら歩くことで、夏の外出時の負担を抑える助けにはなりそうです。
以前は「男性が通勤で日傘まで使わなくてもいいかな」と思っていましたが、真夏の朝に余計な体力を消耗しないための道具と考えると、ずいぶん印象が変わりました。
Wpc. IZAはCompactとAutomatic & Safeどっちがいい?
結局、CompactとAutomatic & Safeのどちらを選ぶかはシンプルです。
「毎日バッグに入れておける小ささと軽さ」を優先するならCompact。
「必要な瞬間にサッと開閉できるラクさ」を優先するならAutomatic & Safe。
私は、この2つを比較するときに価格やスペックだけを見るのではなく、「朝の通勤で自分が一番面倒に感じている瞬間は何か」を考えて選ぶのが一番失敗しにくいと思いました。
日傘は、一度買えば夏の間かなり頻繁に使うものです。
数値上の性能だけで決めるより、毎朝のバッグに無理なく入るか、駅前でサッと扱えるか、自分の生活の中でストレスにならないか。
そこまで想像して選ぶと、自分に合う一本がかなり見つけやすくなると思います。
もしCompactとAutomatic & Safeで迷っているなら、「約240g・収納時約17cmのコンパクトさ」と「約325gでも自動開閉できる便利さ」のどちらを毎日使うたびにありがたいと感じそうか。
そこを基準に選んでみるのがおすすめです。

