子どもの部活用に大きめの水筒を探していたとき、候補に挙がったのがサーモスのFJUシリーズでした。
夏場の練習や試合では、今まで使っていた500mlの水筒では足りません。
途中で飲み物を買い足すことも多く、「最初から1L以上入るものに替えたほうがラクなのでは」と思ったのがきっかけです。
ところが、ネットで調べると「FJU」「FJJ」という似た型番が出てきます。
見た目もサーモスらしいスポーツ向けのデザインで、最初は新旧モデルの違いなのかと思いました。
しかし詳しく確認すると、FJUとFJJは単純に比較できる同系統の商品ではありませんでした。
この記事では、実際に購入候補を絞り込んだときに確認したポイントをもとに、FJUとFJJの違い、容量の選び方、重さや飲み口、食洗機対応についてまとめます。
サーモスFJUとFJJの違いを比較
まず押さえておきたいのは、FJUが大容量の直飲みスポーツボトルであるのに対し、FJJは直飲みとコップ飲みを使い分けられる2ウェイボトルだという点です。
FJUは、キャップを開けてそのまま飲める保冷専用タイプです。
部活、スポーツ、通学、屋外作業など、飲みたいときに素早く水分を取る場面を想定しやすい作りになっています。
現行のFJU-751・1001・1501・2001は、750ml、1L、1.5L、2Lの4サイズです。
キャリーループが付いているため、ボトル本体を手で持って移動しやすいのも特徴です。
一方、現行のFJJシリーズには、FJJ-602WFとFJJ-802WFがあります。
FJJは、スポーツボトルとして直接飲む使い方に加え、中せんとコップを取り付けて飲む使い方にも対応しています。
直飲み時は保冷専用ですが、コップ使用時は保温・保冷に対応するタイプです。
容量は直飲み使用時で約600mlまたは約800mlとなっており、FJUの1L以上のモデルとは想定されている容量帯が異なります。
そのため、「部活用に1L以上の冷たい飲み物を持たせたい」ならFJUが候補になります。
「通学や日常用として、直飲みとコップ飲みを使い分けたい」ならFJJが選びやすいでしょう。
FJUとFJJは、同じ容量で機能を比較する商品というより、使い方と必要容量が異なるシリーズと考えたほうが分かりやすいと感じました。
FJUとFJJの違いを一覧で確認
| 比較項目 | FJU | FJJ |
|---|---|---|
| 主な用途 | 部活、スポーツ、屋外活動、日常の水分補給 | 通園、通学、日常のお出かけ |
| 飲み方 | 直飲み | 直飲み・コップ飲み |
| 温かい飲み物 | 非対応の保冷専用 | コップ使用時は保温・保冷対応 |
| 現行モデルの容量 | 750ml・1L・1.5L・2L | 約600ml・約800ml |
| 持ち運び方 | キャリーループ | ストラップ付きポーチ |
| 食洗機 | 本体・パーツ対応 | 本体・パーツ対応 |
| 向いている人 | 大容量を素早く飲みたい人 | 飲み方を使い分けたい人 |
FJJのスポーツタイプ使用時には、温かい飲み物を入れられません。
温かい飲み物を入れる場合は、中せんとコップを取り付けたコップタイプとして使用する必要があります。
FJUは容量選びがいちばん重要だった
わが家が特に迷ったのは、FJUの1Lと1.5Lです。
750mlは通学や短時間の練習には持ち歩きやすそうですが、長時間の部活では足りなくなる可能性があります。
反対に2Lは安心感があるものの、飲み物を満杯にすると中身だけで約2kgになります。
ボトル本体の重さも加わるため、毎日の持ち運びにはかなり存在感があります。
最終的には、普段の練習には1L、試合や一日外にいる日には1.5L程度が使いやすいと判断しました。
ただし、必要な容量は活動時間や途中で補充できるかによって変わります。
大きければ安心というだけで選ぶと、通学バッグが重くなったり、置き場所に困ったりする可能性があります。
購入前には、今使っている水筒が何時ごろ空になるのかを一度確認しておくと、容量を決めやすくなります。
FJUの750ml・1L・1.5L・2Lはどれを選ぶ?
750mlが向いている人
750mlは、短時間の練習や通学、日常の外出などに使いやすい容量です。
1L以上では大きすぎるものの、500mlでは少し足りない人に向いています。
ただし、夏場の長時間練習では途中で足りなくなる可能性があります。
1Lが向いている人
1Lは、容量と持ち運びやすさのバランスを取りやすいサイズです。
毎日の通学や通常の部活動で使用する場合は、最初に検討しやすい容量だと思います。
ただし、活動時間や気温によっては1Lでも不足することがあります。
1.5Lが向いている人
1.5Lは、長時間の部活動、試合、屋外活動などで多めの飲み物を持たせたい場合に向いています。
1Lでは足りないことが多いものの、2Lでは重すぎると感じる人には選びやすい容量です。
一方、満杯にしたときの重さや、通学バッグに入るかどうかは確認が必要です。
2Lが向いている人
2Lは、長時間の試合や大会、屋外作業など、途中で飲み物を補充しにくい場面に向いています。
容量には余裕がありますが、満杯時は中身だけで約2kgになります。
持ち運ぶ距離が長い場合や、小柄な子どもが使用する場合は、実際の重さを想定して選ぶ必要があります。
飲み口はFJUのほうが用途をイメージしやすい
FJUには、キャップを回すと開けられるクイックオープン構造が採用されています。
実際の使用場面を想像すると、休憩時間が短い部活や、作業の合間にサッと飲みたい人には相性がよさそうです。
フタを外してコップに注ぐ必要がなく、ボトルを持って直接飲めます。
飲み口は取り外して洗えるため、口が触れる部分を分解して手入れできる点にも安心感がありました。
現行モデルでは飲み口の構造が見直され、キャップユニットを外して細部まで洗える仕様になっています。
FJJの直飲みキャップもスポーツ時に使えますが、2ウェイタイプなので、直飲み用キャップ、中せん、コップなど、FJUより部品の種類が多くなります。
コップ飲みを使わない家庭では、FJUのほうがシンプルに感じるかもしれません。
食洗機対応は型番と部品を確認
毎日使う水筒で、容量と同じくらい気になったのが洗いやすさです。
大容量ボトルは底まで手が届きにくく、パッキンや飲み口の洗浄も意外と手間になります。
子どもが毎日持ち帰ってくるため、洗い物が増えすぎないことは重要な条件でした。
現行のFJU-751・1001・1501・2001は、本体とパーツが食洗機に対応しています。
キャップユニットを外して洗えるため、手洗いする場合も細かい部分を確認しやすい構造です。
ここで注意したいのは、旧型のFJU-750・1000・1500も全パーツ食洗機対応だという点です。
旧型と現行型の違いを、食洗機対応の有無だけで判断することはできません。
旧型のFJU-750・1000・1500は生産終了品ですが、通販サイトでは現在も販売されていることがあります。
現行モデルでは、飲み口の構造、カラー展開、2Lサイズの追加などが変更されています。
通販ページでは旧型と現行型が一緒に表示される場合があるため、「FJU」というシリーズ名だけで判断せず、FJU-1000なのかFJU-1001なのかまで確認したほうが安心です。
FJJ-602WF・802WFも、本体を含む全パーツが食洗機に対応しています。
ただし、食洗機に入れられるかどうかだけでなく、部品数の違いも確認しておきたいところです。
FJJは2ウェイ仕様のため、FJUより管理する部品が多くなります。
交換用パッキンやキャップユニットを買う場合も、ボトル底面などに記載された品番と、部品の商品ページにある対応型番を照合する必要があります。
容量や発売時期によって対応部品が異なることがあるため、見た目だけで判断しないことが大切です。
良い口コミ
FJUでは、キャリーループが付いていて持ちやすいことや、直飲みで素早く飲めること、食洗機で洗えることが評価されやすいポイントです。
特に1L以上の水筒は中身を入れると重くなるため、持ち手になるループがあることを便利に感じる人は多いでしょう。
また、ポーチを外して洗う必要がないため、従来のポーチ付きスポーツボトルより手入れしやすいと感じる家庭もありそうです。
FJJでは、直飲みとコップ飲みを使い分けられることや、子どもが持ち歩きやすい容量であること、食洗機を使えることが評価されています。
実際の購入者レビューでも、800mlモデルについて、比較的軽く感じたことや、毎日の通学に使いやすいこと、食洗機対応が助かるという声が確認できます。
ただし、重さの感じ方や持ちやすさは、使用する人の体格や以前使っていた水筒によって変わります。
悪い口コミ
FJUで気になりやすいのは、大容量モデルの重さと持ち運び方です。
1.5Lや2Lは、飲み物を入れるとかなり重くなります。
キャリーループは付いていますが、標準では肩掛け用のポーチが付属していません。
肩から掛けて通学したい場合は、別売りポーチの対応サイズや、バッグに入るかどうかを確認する必要があります。
また、キャップユニットを回して開ける構造のため、ワンタッチ式のフタに慣れている人は開け方に違いを感じる可能性があります。
FJJで気になりやすいのは、2ウェイ仕様による部品の多さです。
直飲み用キャップ、中せん、コップなどを使い分けるため、FJUよりも部品の保管や付け替えが必要になります。
また、現行FJJの容量は約600mlと約800mlなので、夏場の長時間の部活動に使うには足りない可能性があります。
FJUと同じような1L以上の大容量を求めている人には、FJJは用途が合わないでしょう。
口コミからわかる注意点
FJUとFJJの口コミを見るときは、型番と容量が同じ商品について書かれたものかを確認する必要があります。
FJUには旧型のFJU-750・1000・1500と、現行型のFJU-751・1001・1501・2001があります。
FJJにも発売時期の異なる型番があり、現在販売されているFJJ-602WF・802WFとは仕様やデザインが異なる商品が混在することがあります。
レビュー件数が多いページでも、旧型と現行型、色違い、容量違いのレビューがまとめて掲載されている場合があります。
特に、次の点はレビューだけでなく商品ページの仕様欄でも確認したほうが安心です。
- 正確な型番
- 容量
- 本体重量
- 食洗機対応範囲
- 付属するポーチやストラップ
- 直飲み専用か2ウェイか
- 交換部品の対応型番
また、「軽い」「重い」「洗いやすい」「飲みやすい」といった感想は、使用する人の体格や家庭の食洗機、以前使っていた水筒によって評価が変わります。
口コミは参考になりますが、最終的には実際の使用場面に当てはめて判断することが大切です。
キャリーループは持ち運びに便利
大容量の水筒は、バッグに入れるだけでも場所を取ります。
FJUにはキャリーループがあるため、車からグラウンドへ移動するときや、家の中で洗い場まで運ぶときに持ちやすいと感じました。
小さな違いに見えますが、1L以上のボトルは中身を入れると重くなるので、手を掛ける場所があるだけでも扱いやすさが変わります。
一方で、FJUはボトルカバー付きの従来型スポーツボトルとは見た目や持ち方が異なります。
肩掛けを前提にしている場合は、別売りポーチの対応サイズを確認したほうがよいでしょう。
公式案内では、大容量ボトルに対応する別売りポーチが紹介されていますが、FJUの2Lサイズは対応していません。
FJJにはストラップ付きのハンディポーチが付属しています。
子どもが肩から掛けて通園・通学する使い方を想定する場合は、FJJのほうが購入後すぐに使いやすいでしょう。
保冷性能は使用条件によって変わる
保冷性能については、使用環境、飲み物の量、氷の有無、フタを開ける回数などでも体感が変わります。
容量が大きいほど必ず長時間冷たさが続くとは限りません。
メーカーが表示する保冷効力は、決められた条件で測定された数値です。
実際の使用環境ですべて同じ結果になることを保証するものではありません。
「一日中必ず冷たい」と決めつけず、メーカーが示す測定条件を確認して選ぶのが現実的です。
FJUがおすすめな人
FJUは、次のような人に向いています。
- 部活やスポーツで1L以上の飲み物が必要
- 直飲みで素早く水分を取りたい
- コップ飲みは必要ない
- ポーチよりキャリーループで持ちたい
- 本体とパーツを食洗機で洗いたい
- 750mlから2Lまで容量を選びたい
部活や屋外活動で冷たい飲み物をたっぷり持たせたい家庭には、FJUが選びやすいと思います。
サイズ展開が広く、直飲みに用途を絞った構造なので、必要な容量を基準に選べます。
FJJがおすすめな人
FJJは、次のような人に向いています。
- 通園や通学で600mlから800ml程度を持ち歩きたい
- 直飲みとコップ飲みを使い分けたい
- コップ使用時に温かい飲み物も入れたい
- ストラップ付きポーチが必要
- 大容量よりも持ち歩きやすさを優先したい
- 本体とパーツを食洗機で洗いたい
学校生活や外出先でコップ飲みも使いたい人や、季節によって温かい飲み物を持ち歩きたい人には、FJJの2ウェイ仕様が便利です。
ただし、1L以上の容量が必要な場合は、FJJよりFJUを検討したほうがよいでしょう。
FJUとFJJはどちらがおすすめ?
わが家のように、部活や屋外活動で冷たい飲み物をたっぷり持たせたい家庭にはFJUが選びやすいと思います。
特に1L、1.5L、2Lから選べるため、練習時間や補充のしやすさに合わせて容量を決められます。
一方、学校生活や外出先でコップ飲みも使いたい人や、季節によって温かい飲み物を持ち歩きたい人には、FJJの2ウェイ仕様が便利です。
比較するときは、FJUとFJJのどちらが上位モデルかを考えるのではなく、次のように用途を整理すると選びやすくなります。
素早く直接飲みたい、大容量が必要、部活や屋外作業が中心ならFJUです。
直飲みとコップ飲みを使い分けたい、600mlから800ml程度で足りる、温かい飲み物も持ち歩きたいならFJJです。
そしてFJUを選ぶ場合は、750ml、1L、1.5L、2Lのどれが生活に合うかを考えます。
毎日の持ち運びを優先するのか、途中で足りなくならない安心感を優先するのかによって、ちょうどよい容量は変わります。
購入前に確認したいこと
通販で購入するときは、商品名だけでなく、型番、容量、本体重量、食洗機対応範囲、付属品を確認することが大切です。
特にFJUは、旧型のFJU-750・1000・1500と、現行のFJU-751・1001・1501・2001が流通しています。
旧型も全パーツ食洗機対応のため、食洗機の可否だけでは新旧を見分けられません。
価格だけを見ると旧型が魅力的に見えることもありますが、飲み口の構造、容量、カラー、交換部品の対応状況、返品条件まで含めて比べたほうが安心です。
また、FJUには標準で肩掛けポーチが付属していません。
肩から掛けて持ち運びたい場合は、別売りポーチが希望する容量に対応しているかを確認してください。
特に2Lモデルは、公式ページで紹介されている大容量ポーチの対象外です。
わが家では、容量だけで選び始めたものの、最後の決め手になったのは洗いやすさと持ち運びやすさでした。
大容量水筒は、買った日よりも、その後毎日洗って持たせる時間のほうが長いものです。
使用する本人の飲みやすさだけでなく、準備や片付けをする家族の負担まで考えて選ぶと、購入後の「思っていたのと違った」を減らせると思います。

