仕事で毎日パソコンを使っていると、意外と気になるのがキーボードです。
私も以前は「文字が入力できれば何でもいい」と思っていました。
ところが、メール、資料作成、チャット、文章入力と、一日中キーボードを触っている生活が続くと、少しずつ打ち心地が気になるようになりました。
特に夕方になると、キーを押すこと自体が面倒に感じる日があります。
だからといって、キーボードに数万円を出すのはかなり勇気が必要でした。
そんな中で気になったのが東プレのREALFORCE R4です。
REALFORCE R4は種類が多いので選び方が重要
REALFORCEといえば昔から名前は知っていましたが、R4を調べて最初に感じたのは、「種類が多くて、どれを選べばいいのかわかりにくい」ということでした。
フルサイズとテンキーレスがあり、日本語配列と英語配列があり、さらにキー荷重も30g、45g、変荷重があります。
ただし、すべての組み合わせでキー荷重を選べるわけではないため、購入時は型番ごとの仕様確認が必要です。
見た目だけで決めるより、自分の使い方を先に整理したほうが選びやすいキーボードだと思います。
私は文章入力が多く、机の上でマウスを動かすスペースも確保したかったので、まずテンキーレスを候補にしました。
良い口コミ
打鍵感はキー荷重との相性を確認したい
実際に使い始めて一番印象に残ったのは、やはりキーを押したときの感触でした。
静電容量無接点方式という言葉だけを見ると少し難しく感じますが、使う側としては、キーを押したときの感覚が一般的なキーボードとはかなり違います。
私の場合、「軽ければ軽いほどいい」と思っていたわけではありません。
むしろ、軽すぎると誤入力が増えないか心配でした。
そこで感じたのが、REALFORCE R4はキー荷重をきちんと選ぶことが重要だということです。
30gは軽めの入力感を求める人が検討しやすく、45gはもう少し押した感触が欲しい人の候補になります。
変荷重はキーによって荷重が異なり、人差し指で押すキーを45g、小指で押すキーを30gにするなど、一律の重さとは違った設計になっています。
ここは「REALFORCEだから誰でも打ちやすい」というより、自分の好みとの相性がかなり大きいところだと思いました。
できれば購入前に店頭などで30gと45gを触り比べたほうが安心です。
APCでキーの反応位置を調整できる
もう一つ便利だったのがAPCです。
REALFORCE R4では、キー入力が反応する位置を0.8mm〜3.0mmの範囲で調整できます。
軽く押した段階で反応する設定にしたり、少し深めに押したところで反応するようにしたりできるので、自分のタイピング癖に合わせられます。
最初は「そこまで細かい設定を使うかな」と思っていましたが、実際に触ってみると意外に面白い機能でした。
入力速度を重視したいキーは浅め、誤入力を抑えたいキーは深めという使い方もできます。
静音性も仕事用では確認したいポイント
静音性についても気になっていました。
実際の印象としては、確かに打鍵音は抑えられています。
ただし、「静音モデルだから無音」というわけではありません。
キーを底まで強く打てば音は出ますし、入力する人の力加減によっても感じ方は変わります。
それでも、以前使っていたキーボードと比べると、オンライン会議中や家族が同じ部屋にいるときに、打鍵音を必要以上に気にしなくなったのはよかった点でした。
在宅勤務でマイクを使う機会が多い人にとっては、この静かさは検討材料になると思います。
BluetoothとUSBを使い分けられる
そしてR4で便利だと感じたのが、BluetoothとUSBの両方を使えることです。
仕事用PCではUSB接続、別の端末ではBluetoothというように使い分けられるので、キーボードを何台も机に置く必要がありません。
Bluetoothでは最大4台の機器を登録して切り替えられるため、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットを使う人にも便利です。
USB接続も含めると、最大5台の機器を切り替えて使えます。
無線接続は机の配線を減らせるのも地味に快適でした。
悪い口コミ
一般的なキーボードと比べると価格は高め
ただ、購入前に注意したいところもあります。
まず、価格です。
一般的なキーボードと比べると、REALFORCE R4は明らかに高価格帯です。
私も購入候補に入れてから何度も「本当にキーボードにここまで出す必要があるのか」と考えました。
実際、高いキーボードを買ったからといって必ず疲れにくくなるわけではありません。
手の大きさ、姿勢、机や椅子の高さ、タイピング方法によっても負担は変わります。
なので、単純に「高いから快適」と考えるより、毎日どれくらい文字を入力するかで判断したほうが納得しやすいと思います。
私のように仕事で毎日何時間も使う場合は、使用時間で考えると少し見方が変わりました。
毎日触る道具だからこそ、数年間使う前提なら、購入費用を使用日数で考える方法もあります。
一方で、週に数回しかパソコンを使わない人なら、ここまで高価なモデルが必要かは一度考えてもよさそうです。
ブラック系はキー印字の見え方も確認したい
また、ブラック系モデルを検討する人はキーの印字も確認したほうがいいと思います。
見た目は落ち着いていますが、照明や見る角度によっては文字が見えにくいと感じる可能性があります。
ブラインドタッチができる人なら大きな問題にならないかもしれませんが、キーを見ながら入力することが多い人は、ホワイト系も含めて比較したほうが安心です。
口コミからわかる注意点
同じR4でも型番によって仕様が違う
そして、REALFORCE R4を選ぶときに一番大事なのは型番確認だと思います。
同じ「R4」という名前でも、フルサイズかテンキーレスか、日本語配列か英語配列か、30g・45g・変荷重のどれなのかによって使用感は変わります。
モデルによって選択できる配列やキー荷重なども異なります。
通販では商品写真だけを見て決めず、型番と仕様を最後に確認するのがおすすめです。
REALFORCE R4は毎日長時間入力する人ほど検討しやすい
しばらく使ってみて感じたのは、REALFORCE R4は「買った瞬間に誰でも劇的にタイピングが楽になる魔法のキーボード」というより、自分好みに合わせながら長く使う人向けの道具だということでした。
打鍵感、静音性、APC、BluetoothとUSBの使い分けなど、毎日使っていると少しずつ便利さを感じる部分があります。
逆に、キー荷重や配列を適当に選んでしまうと、せっかく高い金額を出しても「思っていたのと違った」となりかねません。
だからこそ、REALFORCE R4が気になっているなら、「REALFORCEの評判がいいから」という理由だけで決めるのではなく、自分がフルサイズとテンキーレスのどちらを使いたいのか、30g・45g・変荷重のどれが合いそうなのか、Bluetoothが必要なのかを確認してから選ぶのがいいと思います。
価格だけを見ると迷いやすい製品ですが、一日の中でキーボードに触れている時間が長い人ほど、比較検討する価値のある選択肢だと感じました。

