AirPods Pro 2を数年使っていると、通勤中に音楽を聴いたり、電車の中で動画を見たり、オンライン会議で使ったりと、気づけば毎日のように使うイヤホンになっている人も多いのではないでしょうか。
特に不満がなければ、AirPods Pro 3が登場しても、最初は「まだPro 2でいいかな」と考えるかもしれません。
ただ、毎日使っているからこそ気になることも出てきます。
以前よりバッテリーの減りが早く感じること。
長時間つけていると耳が少し疲れること。
そして新しいAirPods Pro 3が、Pro 2から実際にどれくらい変わったのかということです。
新型と聞くと魅力的に見えますが、価格差を考えれば「新しいから」という理由だけで買い替えるのはもったいないところです。
そこで今回は、AirPods Pro 3とAirPods Pro 2の違いを確認しながら、どんな人ならPro 3への買い替えを検討する価値があるのかを整理します。
AirPods Pro 3とAirPods Pro 2の主な違い
AirPods Pro 3とAirPods Pro 2を比較すると、特に確認しておきたいのは、装着感、ノイズキャンセリング、バッテリー、防塵・耐汗耐水性能、心拍数センサーです。
Pro 2が使いにくくなったわけではありませんが、Pro 3では毎日の使い勝手に関係する部分がいくつか変更されています。
AirPods Pro 3はイヤーチップが5サイズに増えた
最初に注目したいのが「装着感」です。
AirPods Pro 3にはXXSを含む5サイズのイヤーチップが用意されています。
Pro 2は4サイズだったので、選択肢がひとつ増えています。
イヤホンはスペックだけではなく、自分の耳に合うかどうかがかなり重要です。
Pro 2を普通に使えていても、長時間装着していると圧迫感を感じる人もいるでしょう。
Pro 3では選べるイヤーチップのサイズが増えているため、「Pro 2は少しフィットしづらかった」という人なら、一度試着してみる価値はありそうです。
ただし、イヤーチップが5サイズになったからといって、必ずPro 3の方が快適になるわけではありません。
イヤホン本体の形状も異なるため、フィット感や圧迫感は耳の形によって変わります。
ノイズキャンセリングはPro 3で強化
買い替えを検討するときに大きな違いになりそうなのが、アクティブノイズキャンセリングです。
Appleでは、AirPods Pro 3のアクティブノイズキャンセリング性能について、AirPods Pro 2と比べて最大2倍と案内しています。
ただし、これはAppleによる一定の条件下での比較であり、「どんな場所でも体感で2倍静かになる」という意味ではありません。
実際の聞こえ方は、周囲の環境やイヤーチップの密閉状態、耳の形などによって変わります。
周囲の音が完全になくなるわけでもありません。
それでも、電車や飛行機、空調音など、騒音が気になる環境で使う機会が多い人にとっては、Pro 3を選ぶ理由のひとつになりそうです。
ノイズキャンセリングが強くなれば、騒がしい場所でも必要以上に音量を上げずに済む場合があります。
ただし、音量の感じ方や必要な音量には個人差があるため、ノイズキャンセリングが強いからといって必ず小さな音量で快適に聞けるとは限りません。
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AirPods Pro 3はイヤホン単体で最大8時間再生
もうひとつ気になるのがバッテリーです。
AirPods Pro 2は1回の充電で最大6時間の再生だったのに対して、Pro 3はアクティブノイズキャンセリングをオンにした状態で最大8時間とされています。
長時間移動する日や、仕事でイヤホンを長く使う日は、この差がメリットになる可能性があります。
イヤホンをケースに戻して充電する回数をできるだけ減らしたい人にとっては、Pro 3の方が使いやすいでしょう。
ただし、ここには注意点があります。
ケースを含めた最大再生時間を見ると、Pro 2のUSB-Cモデルは最大30時間なのに対して、Pro 3はアクティブノイズキャンセリングを有効にした状態で最大24時間です。
つまり「新型だからバッテリーが全面的に長くなった」というわけではありません。
イヤホン本体を1回の充電で長く使いたい人にはPro 3のメリットがありますが、ケースで充電しながら長期間使いたい人の場合は、Pro 2の最大30時間という数字も見逃せません。
充電方法はPro 2 USB-C版と大きく変わらない
充電方法については、Pro 3もUSB-C、MagSafe、Qi規格の充電器、Apple Watchの充電器に対応しています。
すでにUSB-C版のPro 2を使っている人なら、充電環境が劇的に変わるわけではありません。
逆にLightning版のPro 2を使っている人で、iPhoneやiPad、MacなどをUSB-C中心にまとめているなら、買い替えによってケーブルを整理しやすくなるのはメリットです。
なお、AirPods Pro 3はUSB-C充電ケーブルが別売りとなっているため、購入時には手持ちの充電環境も確認しておくと安心です。
AirPods Pro 3には心拍数センサーを搭載
もうひとつ、Pro 3ならではの変化が心拍数センサーです。
AirPods Pro 3にはワークアウト用の心拍数センサーが搭載されており、運動中の心拍数を記録できます。
AirPodsを音楽用イヤホンとしてだけではなく、運動時にも使いたい人には気になる追加機能でしょう。
ウォーキングやランニング、トレーニング中にもAirPodsを使う人であれば、Pro 3ならではの機能としてチェックしておきたいところです。
一方、運動中にAirPodsを使わない人や、すでにApple Watchなどで心拍数を記録している人にとっては、買い替えを決めるほど重要な機能にならない可能性もあります。
防塵・耐汗耐水性能はIP57へ
防塵性能と耐汗耐水性能については、Pro 2のUSB-CモデルがIP54なのに対して、Pro 3ではIP57になっています。
運動時や屋外で使う機会が多い人には確認しておきたい変更点です。
ただし、IP57だからといって水中で使用することを前提とした製品ではありません。
また、防塵性能や耐汗耐水性能は永続的に維持されるものではないため、過信しないことも大切です。
AirPods Pro 3の良い口コミ
AirPods Pro 3については、ノイズキャンセリングの向上やフィット感、イヤホン単体のバッテリー持続時間を評価する声が見られます。
特にPro 2から買い替えた人では、ノイズキャンセリングの違いを感じたという意見があります。
また、新しいイヤーチップや本体形状が自分の耳に合い、Pro 2より安定して装着できるようになったという声もあります。
イヤホン単体で最大8時間再生できることも、長時間使用する人にはメリットです。
心拍数センサーやIP57の防塵・耐汗耐水性能など、運動時に使いやすい機能が増えたこともPro 3ならではのポイントです。
AirPods Pro 3の悪い口コミ
一方で、装着感については評価が分かれています。
Pro 3の方がフィットしやすいという人がいる一方で、本体形状が耳に合わず、Pro 2より圧迫感や違和感を覚えるという意見もあります。
そのため、「イヤーチップが5サイズになったからPro 3の方が必ず快適」とは考えない方がよいでしょう。
また、イヤホン単体の最大再生時間は長くなったものの、ケース込みではPro 2 USB-Cモデルの最大30時間に対してPro 3は最大24時間となっています。
Pro 2から買い替えた場合でも、使い方によっては価格ほど大きな差を感じない可能性があります。
口コミからわかる注意点
AirPods Pro 3で特に注意したいのは、ノイズキャンセリング性能と装着感が密接に関係していることです。
イヤーチップが耳に合わず十分に密閉できていなければ、本来のノイズキャンセリング性能を感じにくくなる可能性があります。
口コミだけを見て「Pro 3なら必ずPro 2より快適」と判断するのではなく、できれば実際に装着感を確認してから選びたいところです。
また、バッテリーについても「Pro 3=すべて長持ち」ではありません。
1回の充電でイヤホンを連続使用できる時間を重視するならPro 3が有利ですが、ケース込みの総再生時間ではPro 2 USB-Cモデルにも強みがあります。
心拍数センサーについても、運動時に使わない人には使用頻度が低い可能性があります。
スペック上の進化が、自分の使い方に本当に必要かを考えて選ぶことが重要です。
AirPods Pro 2からPro 3へ買い替えるべき?
では、AirPods Pro 2を使っている人は全員Pro 3へ買い替えた方がいいのでしょうか。
結論としては、「Pro 2に満足しているなら急いで買い替えなくてもいい」と考えられます。
Pro 2にもH2チップが搭載され、適応型オーディオ、外部音取り込みモード、会話感知など便利な機能があり、現在でも普段使いしやすいイヤホンです。
一方で、ノイズキャンセリングをもっと重視したい人、イヤホン本体を1回の充電で長く使いたい人、Pro 2の装着感があと一歩しっくりこなかった人、運動時の心拍数計測を使ってみたい人にはPro 3の変化を感じやすいでしょう。
特に毎日の通勤などで使う時間が長い人であれば、「イヤホン単体で最大8時間使える」「選べるイヤーチップが5サイズに増えた」という点は、買い替えを考える材料になります。
逆に、自宅中心で短時間しか使わない人や、現在のPro 2のノイズキャンセリングと装着感に満足している人なら、価格差を考えてそのまま使い続ける選択も十分ありです。
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AirPods Pro 3とPro 2の違いまとめ
AirPods Pro 3とAirPods Pro 2の違いを比べると、「新型だから買う」よりも「自分が毎日どんな場面で使っているか」で判断した方が後悔しにくいでしょう。
イヤホンは毎日数時間使うこともある道具です。
だからこそ、スペック表の数字だけでなく、バッテリー、装着感、ノイズキャンセリング、ケース、運動時の使い方など、自分にとって重要なポイントを決めて比較するのがおすすめです。
Pro 2を今も快適に使えているなら、そのまま使うのも十分な選択肢です。
一方、毎日の小さな不満が積み重なっているなら、AirPods Pro 3への買い替えを検討してみる価値はあるでしょう。

