スーツケースを買い替えようと思ったとき、意外と一番悩んだのが「何リットルを選ぶか」でした。
今回候補にしたのは、innovator(イノベーター)の38L・55L・92L。
最初は「大は小を兼ねるし、大きめを買っておけばいいかな」と考えていたのですが、調べていくと、単純に容量だけで決めると使いにくくなることもありそうだと感じました。
私は短めの旅行だけでなく、出張や少し長めの旅行でも使えるスーツケースを探していました。
特に気になったのが、移動中の扱いやすさと荷物の取り出しやすさ。
駅のホームや電車の中でスーツケースが動いてしまうのは地味にストレスですし、PCや充電器を取り出したいだけなのに、床にスーツケースを広げるのも避けたいところ。
そこでサイズだけではなく、外寸、重量、フロントオープン、キャスターストッパーなども含めて比較してみました。
innovatorの38L・55L・92Lを比較
主な違いをまとめると、次のようになります。
| モデル | 容量 | 重量 | 総外寸の目安 | 泊数目安 | 向いている使い方 |
|---|---|---|---|---|---|
| INV50 | 約38L | 約3.3kg | 約55×35×25cm | 1〜3泊程度が目安 | 短期旅行・出張 |
| INV155 | 約55L | 約3.9kg | 約62×41×27cm | 4〜6泊程度が目安 | 数日間の旅行 |
| INV90 | 約92L | 約5.1kg | 約74.5×48.5×29.5cm前後 | 7泊以上が目安 | 長期旅行・海外旅行 |
泊数はあくまで目安です。
季節や荷物量、お土産の量によって必要な容量は大きく変わります。
また、販売時期やカラー、仕様変更などによって表記が異なる場合があるため、購入時には商品ページの最新情報を確認してください。
38LのINV50|短期旅行や出張で持ち回りやすいサイズ
まず38Lで代表的なのがINV50。
38Lという数字だけを見ると小さく感じますが、短期の旅行や出張を中心に考えるなら、かなり現実的なサイズだと思いました。
INV50は約3.3kg。
55Lや92Lと比べると本体重量を抑えやすいため、電車移動が多い人や、階段などで持ち上げる機会がある人には魅力があります。
そして個人的に気になったのがフロント部分。
ノートPCや書類、充電器など、移動中に使いたいものを分けて収納しやすいのは、出張ではかなり便利そうです。
「ホテルに着くまでスーツケースは開けない」という旅行なら普通の収納でも困らないのですが、移動しながら荷物を出し入れする人ほど、フロントオープンの便利さを感じやすそうです。
ただし38Lを見て「これなら絶対○泊できる」と考えるのは避けたほうがよさそうです。
同じ2泊でも、夏と冬では服の厚みがまったく違いますし、靴を追加する人、カメラを持っていく人、お土産をたくさん買う人では必要な容量も変わります。
短期旅行中心で、とにかく持ち回りやすさを優先したいなら38L、という考え方が一番しっくりきました。
55LのINV155|容量と扱いやすさのバランスを取りたい人向け
次に気になったのが55LのINV155です。
調べていて「一番バランスがいいかもしれない」と感じたのがこのサイズでした。
容量は55Lで、重量は約3.9kg。
38Lより荷物に余裕がありながら、92Lほど大型ではありません。
数日間の旅行に使うことが多く、「38Lでは帰りのお土産が入りきるか心配。
でも大型サイズを毎回持つほどではない」という人には、この中間サイズが候補になりやすいと思います。
特に私がスーツケース選びで面倒だと感じていたのが、「行きは入ったのに帰りは閉まらない」という問題。
旅行前はきれいに畳んで収納しているのに、帰りになると洗濯物、お土産、現地でもらったパンフレットなどが増えて、なぜか荷物が膨らみます。
そう考えると、最初から多少の余裕がある55Lは安心感があります。
INV155もフロントオープンポケットとブレーキシステムを備えたモデルです。
電車に乗ったとき、足や手でスーツケースをずっと押さえておく必要を減らせるのは、派手ではありませんが実際の移動ではありがたい機能だと思います。
38Lと55Lで迷ったら、「短期旅行だけに使うのか」「4〜6泊程度を含めて幅広く使いたいのか」を考えると選びやすくなりそうです。
92LのINV90|長期旅行や荷物が多い人向け
そして最後が92LのINV90。
さすがに並べて考えると用途がかなり変わります。
92Lは約5.1kgあり、38Lや55Lより明らかに大型。
長めの旅行、海外旅行、家族の荷物をまとめたいケースなど、「とにかく収納量が必要」という人向けの選択肢です。
一方で、大きいから何にでも使えるとは限りません。
荷物が少ない旅行で92Lを持っていくと、移動時の取り回しや保管場所などが気になる可能性があります。
逆に長期旅行なのに小さいケースを選び、サブバッグを何個も増やすのも面倒です。
その意味では92Lは万能サイズというより、「大量の荷物を一つにまとめたい」という目的がはっきりしている人ほど選びやすいサイズだと思いました。
INV90で面白いのが、大型サイズでありながらフロント側から荷物へアクセスしやすい構造が採用されていること。
大きなスーツケースほど、ちょっとした物を取り出すためだけに全部を開くのが大変です。
旅行先で「あ、充電器を中に入れたままだった」と気づいた経験がある人なら、この差は想像しやすいと思います。
innovatorのスーツケースは38L・55L・92Lのどれがおすすめ?
では38L・55L・92Lのどれを選べばいいのか。
私なら、短期の出張や旅行が多く、電車や飛行機で持ち回る機会が多いなら38L。
数日程度の旅行を中心に、荷物やお土産にも少し余裕を持たせたいなら55L。
長期旅行や海外旅行など、とにかく収納量を優先するなら92L、と考えます。
個人的には、1台だけ買って幅広く使う前提なら55Lがかなり気になる存在です。
38Lほどコンパクトではありませんが、そのぶん容量に余裕があり、92Lほど用途を選びません。
「旅行のたびに荷物量が微妙に変わる」という人には使いやすそうです。
反対に、出張が中心なら38L、大型旅行用として使うなら92Lというように、目的がはっきりしているなら迷う必要は少なくなります。
innovatorスーツケースの良い口コミ
innovatorのスーツケースの口コミを確認すると、フロントオープンやキャスターストッパーを評価する声が見られます。
特に移動中に必要な物を取り出しやすいフロント収納は、出張や電車移動との相性がよさそうです。
INV90の口コミでも、外側から荷物を出し入れできることやストッパーの使いやすさを評価する声がありました。
また、キャスターの動きや静かさ、比較的大型でも動かしやすかったという感想も見られます。
INV50でも、フロントオープン収納が便利だったという口コミがあります。
単純な容量だけでなく、「移動中に使いやすい機能」がinnovatorを選ぶ理由になっている人は少なくなさそうです。
innovatorスーツケースの悪い口コミ
一方で、フロントオープン式ならではの注意点を挙げる口コミもあります。
特に気になったのが、フロント収納があることで、メイン収納部分を思っていたほど広く感じなかったという声です。
容量が38Lや92Lと表記されていても、一般的な左右開きのスーツケースとは内部の区切り方が異なります。
そのため、「○Lならこれくらい入るだろう」と容量の数字だけで判断すると、イメージと違う可能性があります。
また、92LのINV90は約5.1kgあるため、荷物を詰めた状態ではかなりの重量になる可能性があります。
大容量が必要だからといって、とりあえず一番大きなサイズを選ぶのではなく、実際に持ち上げたり移動したりする場面まで考えておいたほうがよさそうです。
口コミからわかる注意点
口コミから分かるのは、innovatorのスーツケースは「容量の大きさ」だけで選ぶより、収納構造や移動時の使いやすさまで確認したほうが選びやすいということです。
フロントオープンは、PCや充電器、小物などを途中で取り出したい人には便利です。
一方で、メイン収納をできるだけシンプルに広く使いたい人の場合は、収納の区切り方が自分に合うか確認しておきたいところです。
また、キャスターストッパーは電車やバスでの移動が多い人には便利ですが、スーツケースそのものの大きさや重量が扱いやすくなるわけではありません。
38L・55L・92Lのどれを選ぶ場合でも、「何泊するか」だけでなく、「何を入れるか」「どう移動するか」「途中で荷物を取り出すか」まで考えて選ぶのがよさそうです。
38Lでも機内持ち込みできるとは限らないので注意
なお、ここで注意したいのが機内持ち込みや受託手荷物の条件です。
INV50は一般的な国内線・国際線100席以上の機内持ち込みサイズとして案内されているモデルですが、「38Lだから必ず機内持ち込みできる」と容量だけで判断するのはおすすめできません。
航空会社によってサイズや重量の規定が異なるほか、同じ航空会社でも路線や運賃によって条件が変わる場合があります。
同様に、92Lだから必ず無料で預けられるとも限りません。
また、innovatorは容量やシリーズによって複数の型番があり、外寸や収納仕様などが異なるモデルがあります。
販売時期による仕様変更が行われることもあります。
購入前には「38L」「55L」と容量だけを見るのではなく、商品ページに記載されている型番と総外寸、本体重量を確認し、利用予定の航空会社の最新ルールと照らし合わせるのが安心です。
まとめ|迷ったら一番よくする旅行に合わせて選ぶ
スーツケースは旅行中ずっと一緒に移動する道具です。
だからこそ、容量が大きいほど良いわけでも、小さいほど身軽で正解というわけでもありません。
荷物の量だけでなく、「電車移動が多い」「PCを頻繁に取り出す」「お土産が増えやすい」「長期旅行が多い」など、自分が実際に使う場面を想像すると選びやすくなります。
38L・55L・92Lで迷ったら、泊数だけを見るのではなく、「自分が一番よくする旅」を基準に選ぶ。
今回比較してみて、それがinnovatorのサイズ選びで後悔しにくい考え方だと感じました。

