旅行そのものは好きなのですが、ホテルに着いてから荷物を整理する時間が、以前から少し苦手でした。
スーツケースを開けて、着替えや下着、タオルを取り出し、ホテルの引き出しや棚へ移す。
滞在が一泊ならスーツケースから直接取り出せばいいものの、二泊、三泊となると、中身がだんだん乱れてきます。
特に困るのが、一度着た服と、まだ着ていない服が混ざりそうになることです。
朝の支度中に必要なものが見つからず、畳んでいた衣類を全部持ち上げることもありました。
そこで気になったのが、衣類を仕分けた状態で持ち運び、ホテルではそのまま吊り下げて使える「LIXIAぶらりんバッグ」です。
便利そうではあるものの、最初は少し迷いました。
「ホテルに掛けられる場所がなかったらどうするのか」「衣類を入れると厚くなりすぎないか」「圧縮ファスナーはスムーズに閉まるのか」といった点が気になったからです。
今回は二泊三日の旅行で、トップス、ボトムス、下着、靴下、薄手の部屋着を入れて使ってみました。
LIXIAぶらりんバッグを二泊三日の旅行で使ってみた
最初に感じたのは、普通の圧縮ポーチとは荷造りの考え方が少し違うことです。
一般的なポーチは、衣類を小分けにしてスーツケースへ並べます。
一方、ぶらりんバッグは複数の収納スペースがひとつにつながっているため、「上段は翌日の服」「中段は下着と靴下」「下段は部屋着」というように、旅行先で使う順番を考えながら収納できました。
メッシュ部分から中身を確認できるので、どこへ何を入れたか分かりやすかったです。
ポーチをいくつも開けて探す必要がないところは、想像していた以上に便利でした。
良い口コミで注目したいポイント
衣類を日程別・種類別に仕分けしやすい
LIXIAぶらりんバッグの便利な点は、旅行先で使う順番を考えながら衣類を収納できることです。
上段、中段、下段で入れるものを分けておけば、必要な衣類を探すためにスーツケースの中をかき回す回数を減らせます。
特に、下着や靴下などの小さな衣類はほかの服に紛れやすいため、収納場所を決めておける点が使いやすいと感じました。
メッシュ部分から中身を確認できる
収納部分がメッシュになっているため、どこに何を入れたかを確認しやすかったです。
一般的な中身の見えないポーチでは、必要なものを探すために複数のファスナーを開けることがあります。
ぶらりんバッグなら収納場所を外側から確認しやすく、朝の支度も進めやすくなりました。
ホテルで簡易的な衣類棚として使える
ホテルに着いたあとは、クローゼット内のハンガーパイプへ吊り下げました。
スーツケースから取り出して広げると、それまでひとつの荷物だったものが、そのまま簡易的な衣類棚になります。
トップスや下着の場所が決まっているため、必要なものを迷わず取れるようになりました。
朝の支度では、スーツケースを床へ広げたままにせずに済んだことが一番助かりました。
狭めの客室では、床にスーツケースがあるだけで移動しにくくなります。
荷物の大部分を吊り下げられると、床まわりが少しすっきりし、ベッド脇を歩きやすくなりました。
旅行中も衣類の戻し場所を決められる
使用中に便利だったのは、着ていない服を決まった場所へ戻せることです。
旅行中は予定が変わり、「今日はこの服ではなく別の服にしよう」と入れ替えることがあります。
以前は一度取り出した服をスーツケースへ適当に戻し、帰る頃には中身が乱れていました。
ぶらりんバッグでは、戻す場所が最初から決まっているため、衣類の山ができにくくなりました。
完全に荷ほどきが不要になるわけではありませんが、ホテルで衣類を一枚ずつ棚へ移す作業は減らせました。
帰りの荷造りも進めやすい
帰りの荷造りも比較的スムーズでした。
吊り下げた状態で忘れ物がないか確認し、衣類を整えてから畳み、ベルトやファスナーを閉じてスーツケースへ戻します。
細かなポーチを何個も回収するより、衣類をまとめて管理できる安心感がありました。
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悪い口コミで確認したいポイント
詰めすぎると圧縮ファスナーを閉めにくい
衣類を多く詰めれば詰めるほど使いやすくなるわけではありません。
厚手のトップスを重ねたり、各段をいっぱいにしたりすると、全体がふくらみ、圧縮するときにファスナーを動かしにくくなります。
最初は少し欲張って詰めてしまい、角の部分でファスナーが止まりました。
いったん衣類を減らし、厚みが一か所へ集中しないように整えてから閉め直すと、先ほどよりスムーズに圧縮できました。
掃除機を使う圧縮袋のように極端に薄くするというより、衣類のふくらみを抑え、ひとまとまりにしやすくする感覚に近いと思います。
収納後の厚みを確認する必要がある
スーツケースへ入れる際は、ぶらりんバッグ自体の縦横だけでなく、衣類を収納したあとの厚みも考える必要がありました。
圧縮前はかなり立体的になるため、先にバッグへ衣類を入れてから、実際に使うスーツケースへ収まるか確認しておくと安心です。
私の場合は、片側へ平らに置き、反対側へ洗面用品や靴を入れると、比較的きれいに収まりました。
厚手の衣類を入れると全体がふくらみやすい
セーターや厚手のパーカーのような衣類が多い場合は、バッグ全体の厚みが出やすくなります。
コンパクトなスーツケースでは収まりにくいこともあるため、出発前の試し入れは必要です。
反対に、Tシャツ、薄手のパンツ、下着類などを中心に入れる旅行では、仕分け収納と圧縮機能の相性がよいと感じました。
吊り下げられる場所が見つからない可能性がある
「どのホテルでも必ず吊り下げられる」とは考えないほうがよさそうです。
クローゼットのパイプ、安定したハンガーラック、タオルバーなどが候補になりますが、設備の形状や強度は宿泊先によって異なります。
フックが掛かりにくい場所や、衣類の重みをかけるのが不安な設備もあります。
今回は安定したパイプへ掛けられましたが、吊るす前に設備がぐらつかないかを確認しました。
フックだけで安定しにくい場所では、中央のベルトも選択肢になります。
ただし、ドアノブやタオルバーなどを使う場合も、設備に無理な負荷がかからないか、傷や破損の原因にならないかを慎重に確認したほうがよいと思います。
口コミからわかる注意点
収納できる量と使いやすい量は同じではない
バッグ側に収納する余裕があっても、限界まで衣類を入れると圧縮しにくくなります。
収納量を優先して詰めすぎるよりも、ファスナーを無理なく動かせる程度の余裕を残したほうが使いやすくなります。
特に角の部分へ厚みが集中すると、ファスナーが動きにくくなる可能性があります。
衣類を平らに整え、厚みを分散させてから閉じることが大切です。
吊り下げる設備の強度を確認する
収納量を優先して詰めすぎると、バッグ全体が重くなり、吊り下げる場所への負担も大きくなります。
商品に衣類を収納できても、ホテルの設備がその重量を支えられるとは限りません。
吊り下げる前には、パイプやラックが安定しているかを確認する必要があります。
タオルバーやドアノブなど、本来衣類収納を想定していない設備へ掛ける場合は、特に注意したほうがよいでしょう。
出発前にスーツケースへ試し入れする
ぶらりんバッグは、空の状態と衣類を入れた状態で厚みが変わります。
商品本体のサイズだけを見て判断するのではなく、実際に持っていく衣類を入れた状態でスーツケースへ収まるか確認しておくことが重要です。
旅行当日に入らないことが分かると、衣類を減らしたり、荷造りをやり直したりする必要があります。
出発前に一度圧縮まで試しておけば、自分のスーツケースに合う収納量を把握しやすくなります。
圧縮率だけを目的に選ばない
LIXIAぶらりんバッグは、衣類をできる限り薄くすることだけを目的にした商品ではないと感じました。
掃除機で空気を抜く圧縮袋のような薄さを期待すると、イメージと異なる可能性があります。
衣類のふくらみを抑えながら、仕分けた状態を保ちやすくする商品として考えたほうが、特徴を理解しやすいと思います。
LIXIAぶらりんバッグが向いている人
LIXIAぶらりんバッグは、次のような人に向いていると感じました。
- 旅行先でスーツケースの中が乱れやすい人
- 衣類を日程別や種類別に分けておきたい人
- ホテルで衣類を探す時間を減らしたい人
- 複数の収納ポーチを個別に管理するのが面倒な人
- Tシャツや下着など、比較的薄手の衣類を中心に持っていく人
- 二泊以上の旅行や出張で衣類の置き場所を決めておきたい人
衣類を仕分けた状態で持ち運び、そのままホテルで使いたい人には検討しやすい商品です。
LIXIAぶらりんバッグが向いていない可能性がある人
一方で、次のような人は購入前によく確認したほうがよいでしょう。
- 厚手の衣類を大量に収納したい人
- 小型のスーツケースを使っている人
- 衣類を可能な限り薄く圧縮することを最優先したい人
- 宿泊先に吊り下げられる設備があるか分からない人
- 旅行の荷物が少なく、スーツケースから直接取り出しても困らない人
一泊程度の旅行や荷物が少ない場合は、一般的な小分けポーチのほうが扱いやすいこともあります。
旅行日数、衣類の厚み、スーツケースの大きさを考えて選ぶことが大切です。
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LIXIAぶらりんバッグの口コミと使用感まとめ
LIXIAぶらりんバッグは、衣類を驚くほど小さくすることだけを目的にした商品ではなく、荷造りからホテル滞在、帰りの片付けまで、衣類の置き場所をできるだけ変えずに管理するためのバッグだと思います。
特に、旅行先でスーツケースの中がすぐ乱れてしまう人や、衣類を種類別、日程別に分けておきたい人には検討しやすい商品です。
一方で、厚手の衣類を大量に入れたい人、宿泊先に吊り下げられる設備があるか分からない人、できる限り小さく圧縮することを最優先したい人は、サイズや使い方をよく確認したほうがよいでしょう。
私は、旅行中に何度もスーツケースを開けて衣類を探す回数が減ったことに、一番メリットを感じました。
荷ほどきが完全になくなったわけではありませんが、「出して、探して、また畳む」という細かな作業が減るだけでも、ホテルで過ごす時間に余裕が生まれます。
旅行先でも衣類を仕分けた状態で使いたい人は、スーツケースの内寸、バッグのサイズ、フックやベルトを掛ける場所を確認したうえで取り入れると、失敗しにくいと思います。

