家で焼肉をしたい。
でも、準備や後片付けのことを考えると、なかなか実行に移せない。
わが家では、子どもたちから「今日は焼肉がいい」と言われても、以前はつい別のメニューに変更していました。
普通のホットプレートで焼くと、部屋の中に煙が広がり、食べ終わった後もカーテンやソファににおいが残っているように感じたからです。
窓を開け、換気扇を回し、空気清浄機も強運転。
それでも翌朝、リビングに入った瞬間に「昨日、焼肉したな」と分かることがありました。
さらに困っていたのが、一度に焼ける量です。
家族4人で小さめのプレートを囲むと、焼き上がった肉はすぐになくなります。
親は焼く係になり、子どもたちが食べ終わったころに、ようやく自分の分を焼き始めることも珍しくありませんでした。
家族で楽しく食べるはずの焼肉なのに、私はずっとトングを持ったまま。
そんな状態を少しでも変えたくて見つけたのが、イワタニの「スモークレスグリル やきまる」シリーズでした。
やきまるBIGとやきまるIIの違い
最初に迷ったのは、定番の「やきまるII」と、大きな「やきまるBIG」のどちらを選ぶかです。
大きな違いは、プレートの広さと本体サイズです。
やきまるIIは、本体サイズが幅303×奥行278×高さ149mm、プレートの直径が233mm、重さが約2.0kgです。
比較的コンパクトで、食卓や収納場所を圧迫しにくいサイズになっています。
一方、やきまるBIGは、その名前のとおり従来のやきまるシリーズより焼ける面積が広く、大人数で囲みやすいモデルです。
本体サイズは幅375×奥行350×高さ157mm、重さは約2.6kgとされており、やきまるIIより幅も奥行きも大きくなっています。
やきまるIIは、夫婦2人で使うことが多い家庭や、収納スペースをあまり取りたくない人には扱いやすそうです。
一方、やきまるBIGは、従来のやきまるシリーズより一度に食材を並べやすく、家族で囲みやすいのが特徴です。
わが家は食べ盛りの子どもを含む4人家族なので、最終的には一度に焼ける量を優先してBIGを選びました。
4人家族でやきまるBIGを選んだ理由
届いた箱を開けたときの第一印象は、「やっぱり、そこそこ大きい」でした。
食卓に置いてみると、やきまるIIより場所を取ることが分かります。
購入前には、本体の寸法だけでなく、カセットボンベを取り付ける側のスペースや、周囲に置く皿の位置まで考えておいたほうがよさそうです。
ただ、実際に肉を並べてみると、この大きさを選んだ理由がすぐに分かりました。
牛肉、豚肉、玉ねぎ、ピーマンなどを同時に置いても、プレートがすぐにいっぱいになりません。
以前のように、肉を数枚焼いては家族の皿に配り、空いた場所へ次の肉を急いで置くという慌ただしさが減りました。
子どもたちから「次まだ?」と何度も聞かれることも少なくなり、私も焼きたてを自分の皿に取れるようになりました。
全員が同じくらいのペースで食べられるだけで、食卓の雰囲気は意外なほど変わります。
カセットガス式で食卓まわりがすっきりした
火力についても、家庭用の電気式ホットプレートとは少し違う印象でした。
カセットガス式なので、コンセントの位置を気にする必要がありません。
わが家では、これまで延長コードを食卓の横まで引いていましたが、そのコードに子どもが足を引っかけないか、毎回気になっていました。
やきまるBIGなら、カセットボンベを装着して点火するため、食卓まわりがすっきりします。
焼き始めるまでの準備も分かりやすく、食べたいと思ったときに出しやすくなりました。
ただし、カセットガス式だから電気式より必ず火力が強い、短時間で焼けるとは限りません。
焼き上がりや調理時間は、食材の量や種類、室温、火力の調整によって変わります。
やきまるBIGは本当に煙が出にくい?
気になる煙については、「まったく出ない」と考えないほうがよいと思います。
やきまるシリーズは、プレートの温度が上がりすぎないようにし、肉から出た脂が炎に直接落ちにくい構造にすることで、煙の発生を抑える設計です。
ただし、メーカーの取扱説明書にも、食材がプレートに固着したり、焦げが増えたりすると、煙が発生しやすくなることが記載されています。
脂の少ない肉を適量ずつ焼いたときは、以前使っていたホットプレートより煙が少ないと感じました。
ただし、脂の多い肉をたくさん載せたり、焦げた部分をそのままにしたりすると、煙やにおいは発生します。
わが家では、窓を少し開けて換気扇を回し、必要に応じて空気清浄機も併用しています。
焼肉をした事実が完全に分からなくなるわけではありませんが、以前より室内焼肉に対する心理的なハードルは下がりました。
おいしく焼くためにも、一度に肉を詰め込みすぎず、脂が多い食材ばかりを連続して焼かないことが大切だと感じます。
煙の出方は、食材の種類や脂の量、焼き方、換気状況によってかなり変わります。
使用するときに気をつけていること
使用前に水皿へ指定された量の水を入れることや、使用中に水がなくなっていないか確認することも欠かせません。
肉を連続して焼くと、水皿の水が減ったり、プレートに脂や焦げが残ったりすることがあります。
途中で状態を確認し、必要に応じてプレートの汚れを取り除くようにしています。
カセットガスを使う器具なので、説明書を読み、十分に換気しながら、周囲に燃えやすいものを置かないようにしています。
テント内や車内など、換気が不十分になりやすい場所では使用できません。
やきまるBIGの後片付けは大変?
後片付けについては、想像していたより難しくありませんでした。
食べ終わった直後は本体やプレートが熱いため、十分に冷めてから片付けます。
プレートと水皿を外し、食器用洗剤で洗うのが基本です。
フッ素樹脂加工を傷つけないよう、硬いたわしではなく、やわらかいスポンジを使っています。
脂が固まるまで長時間放置すると洗いにくくなるので、冷めたらなるべく早めに洗うようになりました。
水皿に落ちた脂を先にキッチンペーパーなどで取り除いておくと、排水口へ流れる油も減らせます。
一方で、やきまるBIGはサイズが大きいため、シンクが小さい家庭では洗いにくく感じる可能性があります。
収納場所も事前に確認しておいたほうが安心です。
わが家では、購入前にキッチン収納の棚板を整理し、箱に戻さずそのまま出し入れできる場所を作りました。
奥にしまい込んでしまうと使わなくなりそうだったので、腰の高さに近い棚へ置いています。
やきまるBIGの良い口コミ
やきまるBIGの良い点として感じたのは、やはり一度に焼ける量の多さです。
肉だけでなく、玉ねぎやピーマンなどの野菜も一緒に並べやすく、焼き上がりを待つ時間が短くなりました。
4人家族では、プレートが小さいと焼けた肉がすぐになくなり、焼く人だけが忙しくなりがちです。
やきまるBIGにしてからは、焼く係だった私も食事に参加しやすくなりました。
カセットガス式で電源コードが必要ないことも、使いやすいと感じた点です。
コンセントの位置や延長コードを気にせず、食卓の中央へ置きやすくなりました。
以前使っていたホットプレートと比べて煙が少ないと感じる場面もあり、家で焼肉をする回数が増えました。
やきまるBIGの悪い口コミ
使っていて気になったのは、本体とプレートの大きさです。
食卓が小さい家庭では、やきまるBIGを置くと、肉や野菜の皿を並べるスペースが狭くなる可能性があります。
本体だけでなく、カセットボンベ側の空間や、家族が手を伸ばすスペースも必要です。
プレートや水皿が大きいため、小さなシンクでは洗いにくいと感じることも考えられます。
収納場所を確保できないと、出し入れが面倒になり、使う回数が減ってしまうかもしれません。
また、スモークレスという名前でも、煙やにおいが完全になくなるわけではありません。
脂の多い肉や焦げた食材を焼くと、煙やにおいは発生します。
煙がまったく出ない焼肉器を期待して購入すると、イメージと違うと感じる可能性があります。
口コミからわかる注意点
やきまるBIGを選ぶ前に確認したいのは、使用人数だけではありません。
食卓の広さ、シンクの大きさ、収納場所まで確認することが大切です。
4人家族でも、食べる量が少ない家庭や、肉を少しずつゆっくり焼きたい家庭では、やきまるIIでも足りる可能性があります。
反対に、3人家族でも食べ盛りの子どもがいたり、肉と野菜を同時に多く焼きたかったりする場合は、BIGの広さが役立ちます。
また、煙の少なさは本体の性能だけで決まりません。
脂の多い肉を一度に載せすぎないこと、焦げや脂をためないこと、換気を行うことも必要です。
「BIGなら煙が出ない」「使えば部屋ににおいが残らない」と考えるのではなく、従来の焼肉プレートより煙を抑えやすくするための製品と考えたほうが、購入後のギャップを減らせます。
やきまるIIがおすすめな人
やきまるIIは、次のような人に向いています。
- 1人から2人で使うことが多い人
- 食べる量がそれほど多くない家庭
- 食卓や収納場所が限られている家庭
- プレートや水皿の洗いやすさを優先したい人
- 本体を気軽に出し入れしたい人
やきまるIIは、やきまるBIGよりコンパクトなので、収納や取り回しを優先する人には選びやすいモデルです。
ただし、3人から4人で使う場合は、焼く量によってプレートの狭さを感じる可能性があります。
やきまるBIGがおすすめな人
やきまるBIGは、次のような人に向いています。
- 3人から4人以上で囲むことが多い人
- 食べ盛りの子どもがいる家庭
- 肉と野菜を同時に多めに焼きたい人
- 焼く係だけが忙しくなる状況を減らしたい人
- 食卓、シンク、収納棚に余裕がある人
一度に焼ける量を優先する家庭では、やきまるBIGの広さが分かりやすいメリットになります。
ただし、BIGだから煙やにおいが完全になくなるわけではありません。
また、本体もプレートも大きくなるので、食卓、シンク、収納棚に余裕があるかは確認が必要です。
やきまるBIGを使った感想まとめ
使い始めてから、わが家では「焼肉は外食するもの」から「週末に家でも楽しめるもの」へ少しずつ変わりました。
高級なお肉をたくさん用意しなくても、スーパーで買った肉と野菜を並べるだけで、子どもたちはイベントのように喜びます。
親も以前より落ち着いて食べられるようになり、最後までトングを握り続けることが減りました。
やきまるBIGは、コンパクトさを最優先する人には向かないかもしれません。
それでも、家族の食べるペースに焼くスピードが追いつかず困っている家庭にとって、広いプレートは分かりやすいメリットになります。
家族で室内焼肉を楽しみたいけれど、やきまるIIでは大きさが足りるか心配。
そんな人は、価格差だけでなく、一度に焼きたい量、使う人数、食卓の広さ、洗い場と収納場所まで比べてみると選びやすくなります。
煙やにおいへの対策は引き続き必要ですが、準備から食事、後片付けまでを含めて考えると、わが家にはやきまるBIGが合っていました。
焼く人も一緒に食事を楽しみたい。
家族から「また家で焼肉しよう」と言ってもらえる回数を増やしたい。
そんな家庭にとって、検討する価値のある一台だと思います。

