お弁当を簡単にしたい日は、丼にすると一気に気持ちが楽になります。
ただ、いざ作ろうとすると、汁漏れしないか、ご飯がべたつかないか、昼までおいしく食べられるかで迷いやすいです。
私も以前は、丼なら何でも楽だと思っていましたが、汁気の多い具をのせすぎると、食べるころにはご飯が重たくなることがありました。
お弁当の簡単丼は、そぼろ丼、照り焼きチキン丼、焼肉風丼、卵とじ風ではなく炒り卵丼、野菜炒め丼のように、汁気を飛ばせる具を選ぶと作りやすくなります。
ご飯と具を分けられる容器を使う、たれを煮詰める、温かいままふたをしない、食べるまで保冷する、という4点を先に決めておくと安心です。
お弁当簡単丼は汁気で決める
丼弁当は、具材の種類よりも汁気の量で成功しやすさが変わります。
見た目がおいしそうでも、たれが多いと持ち歩き中にご飯へしみ込み、ふたの周りも汚れやすくなります。
まずはこの順番で確認する
- 具材をのせるだけにするか、別容器に分けるか決める
- 汁気を飛ばせる主菜を選ぶ
- ご飯は冷ましてから詰める
- 具材も粗熱を取ってからのせる
- たれは少量にして、必要なら別添えにする
- 持ち歩き時間が長い日は保冷剤や保冷バッグを使う
この順番なら、味つけで迷う前に「昼まで崩れにくい形」を作れます。
簡単にしたい日ほど、ここだけ決めておくと楽です。
そぼろ丼は最初に作りやすい
そぼろ丼は、丼弁当の中でも作りやすい候補です。
ひき肉をしっかり加熱し、汁気を飛ばしてから詰めれば、ご飯にのせても広がりにくくなります。
炒り卵や青菜の炒め物を合わせると色も出ますが、卵は半熟にせず、しっかり火を通す方が弁当向きです。
照り焼きや焼肉風はたれを残しすぎない
照り焼きチキン丼や焼肉風丼は満足感があります。
ただ、たれが多いと、ふたを開けたときにご飯が重くなりやすいです。
たれは具材にからむ程度まで煮詰め、仕上げに片栗粉で軽くまとめると、弁当箱の中で流れにくくなります。
ご飯と具を分けると食べやすい
丼弁当は、ご飯に具をのせて完成に見えますが、持ち歩くなら分け方を考えた方が食べやすくなります。
特に昼まで時間がある日は、ご飯と具を完全に重ねないだけでも食感が変わります。
二段式や中皿つき容器を使う
二段式や中皿つきの丼弁当箱は、ご飯と具を分けて持ち運びやすい候補になります。
商品ごとに密閉性、電子レンジ対応、容量、ふたの扱いは違うため、選ぶときは表示を確認します。
「丼弁当箱」と書いてあっても、汁物を入れられるとは限りません。
たれが多い具材を入れる場合は、パッキンの有無、ふたを外して電子レンジに使えるか、洗いやすい形かまで見ておきたいところです。
ご飯へ直接のせるなら仕切る
容器が一段の場合は、ご飯に直接具をのせても作れます。
その場合は、ご飯を平らにして冷まし、具材の汁気を切り、葉物ではなく加熱した野菜や海苔を薄く挟むと、べたつきが少し抑えられます。
ただし、海苔は時間が経つとしんなりしやすいので、食感を期待しすぎない方がよいです。
朝の時短は具材を前日に作る
丼弁当は、朝に全部作ろうとすると意外と時間がかかります。
具材だけ前日に作っておくと、朝は温め直し、冷まし、詰める流れにできます。
前日に作りやすい具材
前日に作りやすいのは、そぼろ、きんぴら、豚こま炒め、鶏そぼろ、ピーマン炒めなど、汁気を調整しやすい具材です。
保存する場合は清潔な容器に入れ、冷蔵庫で管理します。
農林水産省は、調理済み食品を保存するときは粗熱をできるだけ早く取り、速やかに冷蔵庫や冷凍庫に入れるよう案内しています。
朝は必要な分だけ取り出し、十分温め直してから冷まして詰める流れにします。
朝に足すものは少なくする
朝に足すものは、刻みのり、白ごま、加熱済みの冷凍野菜など、手間が少ないものに絞ると続けやすくなります。
生野菜や水分の多いトッピングを足すと、見た目はよくても持ち歩き中の不安が増えることがあります。
ここが迷いやすいところ。
丼弁当は、彩りよりも「汁が動かない」「昼まで冷やせる」「食べる前に温められる」を優先すると判断しやすくなります。
持ち歩きと温め直しを考える
丼弁当はご飯の量が多くなりやすいため、温度管理も大事になります。
温かいままふたをすると水滴がつき、傷みやすさやべたつきにつながりやすくなります。
ふたをする前に粗熱を取る
ご飯も具材も、詰めたらすぐ密閉するのではなく、粗熱を取ってからふたをします。
農林水産省は、お弁当を長時間持ち歩くときは保冷剤や保冷バッグの利用を案内しています。
気温が高い日や職場まで時間がかかる日は、保冷を前提にした方が安心です。
食べる前の違和感は無視しない
食べる前に、味やにおいがおかしいと感じたら食べるのはやめます。
農林水産省も、お弁当の味やにおいがおかしい場合は食べるのをやめるよう案内しています。
もったいない気持ちは出ますが、丼弁当はご飯と具が一体になりやすいため、違和感があるときは無理をしない判断が必要です。
丼弁当箱や保冷まわりを見直すなら、容量、電子レンジ対応、パッキンの洗いやすさを比べると候補を絞りやすくなります。
まとめ
お弁当を簡単な丼にするときは、味つけより先に汁気、容器、冷まし方、持ち歩き時間を決めると失敗しにくくなります。
そぼろ丼、照り焼きチキン丼、焼肉風丼は作りやすいですが、たれは流れない量に調整したいところです。
ご飯と具を分けられる容器を使うと、昼までのべたつきや汁漏れの不安が減ります。
朝に楽をしたいなら、前日に具材を作り、朝は温め直して冷ましてから詰める流れにすると続けやすくなります。
丼は手抜きではなく、迷う工程を減らせる形なので、まずは汁気の少ない一品から始めるだけでも十分です。
丼弁当用の容器を選ぶ場合は、容量、電子レンジ対応、パッキンの洗いやすさを候補確認しておくと選びやすくなります。

