お弁当袋を作ろうと思って材料を広げたのに、裏地あり、切り替えあり、マチありと出てくると、どこから手をつければいいか迷いやすくなります。
私も以前は、かわいい完成写真を見て始めたものの、裁断サイズと縫う順番で手が止まることがありました。
結論からいうと、初めて作るなら裏地なしの巾着型がいちばん進めやすく、確認する順番は「弁当箱の幅と高さを見る」「布を長方形で裁つ」「両脇を縫う」「あき止まりを作る」「ひも通し口を三つ折りする」「底を三角に縫ってマチを作る」です。
裏地なしは布端の処理だけ気をつければ、布の重なりが少なく、家庭用ミシンでも縫いやすい形になります。
手縫いでも作れますが、毎日使う袋なら脇線とひも通し口だけは細かめに縫い、洗濯に耐えやすい布とひもを選ぶと安心です。
文章だけであき止まりや三つ折り、マチの折り方がイメージしにくい場合は、裏地なしのお弁当袋の作り方を動画で一度見ておくと、裁断後の流れをつかみやすくなります。
材料をそろえる前に、生地、ひも、ミシン糸、チャコペン、定規、クリップが手元にあるかだけ確認しておくと、途中で作業が止まりにくくなります。
お弁当袋の作り方は裏地なしが始めやすい
裏地なしのお弁当袋は、布を重ねる枚数が少ないため、裁断と縫う順番を追いやすい作り方です。
完成度を上げようとして最初から裏地や切り替えを足すより、まずは袋の形にする流れをつかむほうが失敗しにくくなります。
まずはこの順番で確認する
- 弁当箱の幅、奥行き、高さを測る
- 入れたい余裕分を左右と高さに足す
- 布を長方形で2枚、または輪にして1枚裁つ
- 布端をジグザグ縫いか三つ折りで処理する
- 両脇をあき止まりまで縫う
- ひも通し口を作り、底マチを縫ってひもを通す
ここが迷いやすいところで、作り方そのものより「最初にどのサイズで裁つか」が決まらないと手が止まります。
弁当箱を入れて口が閉じられる余裕があればよいので、ぴったりすぎる寸法にしないことが大切です。
裏地なしで気をつけるのは布端
裏地がない袋は、内側の縫い代がそのまま見えます。
そのため、布端がほつれやすい生地なら、ジグザグ縫い、ロックミシン、または三つ折りで処理しておきます。
薄い綿ブロードやオックス生地は扱いやすい候補ですが、あまり厚いキャンバス生地を選ぶと、ひも通し口やマチの重なりが縫いにくくなる場合があります。
裁断サイズは弁当箱から逆算する
お弁当袋のサイズは、完成寸法から考えると迷いにくくなります。
横幅は弁当箱の幅に少し余裕を足し、高さは弁当箱の高さと口をしぼる分を見ます。
目安寸法は大きめから調整する
一般的な一段弁当箱なら、完成幅は弁当箱の幅より4〜6cmほど余裕があると出し入れしやすくなります。
高さは、弁当箱の高さに加えて、上でしぼる部分を8〜12cmほど見ておくと口が閉じやすいです。
底マチを作る場合は、マチの分だけ高さが少し減るため、裁断時に余裕を残しておきたいところです。
ひも通し口のあき止まりを決める
巾着型では、上端から数cm下の位置まで両脇を縫わずに残します。
この残した部分がひも通し口になります。
左右の高さがずれると仕上がりが曲がって見えるため、チャコペンで印をつけてから縫うと安心です。
縫う順番を固定すると失敗しにくい
裏地なしの袋は、縫う順番を変えすぎないことが大切です。
布端を整え、脇を縫い、ひも通し口を作り、底マチを縫い、最後にひもを通す流れにすると迷いにくくなります。
両脇はあき止まりまで縫う
布を中表に合わせ、左右の脇をあき止まりの印まで縫います。
縫い始めと縫い終わりは返し縫いをしておくと、ひもを引いたときにほどけにくくなります。
ここで上まで縫ってしまうとひもが通らないため、あき止まりの印を先に入れることが大事です。
ひも通し口は三つ折りで整える
上端を内側に折り、さらに折って三つ折りにします。
折り目をアイロンで押さえると、縫い線が安定します。
ひもが太い場合は通し口を広めに取り、細いひもなら狭めでも足りますが、通しやすさを優先するなら少し余裕を残したいところです。
毎日使うなら洗いやすさも見る
お弁当袋は、完成したときの見た目だけでなく、洗った後に乾きやすいかも見ておきたい部分です。
裏地なしは乾きやすい一方で、内側の縫い代が傷みやすいこともあるため、布端処理と縫い目の強さが使いやすさに関わります。
生地は厚すぎないものを選ぶ
薄すぎる生地は頼りなく、厚すぎる生地はしぼりにくくなります。
扱いやすさを優先するなら、普通地の綿、オックス、シーチングなどから選ぶと作業しやすくなります。
洗濯表示や色落ちの可能性も確認し、濃い色や柄物は最初に軽く水通ししておくと縮みの不安を減らせます。
ひもは通しやすさで決める
ひもは細すぎると手に食い込みやすく、太すぎると通し口で動きにくくなります。
弁当箱を入れた状態で口が軽くしぼれる太さを選びます。
ひも先は結ぶだけでも使えますが、ほどけやすい素材なら先端を整えておくと日常使いで扱いやすくなります。
まとめ
お弁当袋を裏地なしで簡単に作るなら、最初に弁当箱のサイズを測り、少し余裕を足した長方形から始めると迷いにくくなります。
布端を処理し、両脇をあき止まりまで縫い、ひも通し口を三つ折りにして、必要なら底マチを作る流れです。
完成度を上げるより、裁断、印つけ、あき止まり、ひも通し口の順番を守ることが、初めての失敗を減らす近道になります。
生地やひもをこれから用意する場合は、厚すぎない布と通しやすいひもを候補にすると、作るときも使うときも扱いやすくなります。

