スーパーで厚切りの豚肉やステーキ肉を見ると、「今日はこれを焼こうかな」と思うものの、家で調理すると意外とかたく仕上がることがありました。
特に気になっていたのが豚ロースや鶏むね肉です。
包丁で筋を切ったり、フォークで何度も刺したりしていましたが、忙しい夕方に細かい下ごしらえをするのは地味に面倒。
肉たたきを使う方法もありますが、音が気になりますし、力加減によっては肉の形が崩れてしまいます。
そんなときに気になったのが、肉筋切り器の「ニクサスプロ」でした。
見た目は少し特殊なキッチン用品ですが、上から肉に押し当てることで複数の刃が入り、筋を細かく切っていく仕組みです。
最初に気になったのは、「本当に普段使いできるのか」ということでした。
便利そうでも、洗うのが大変だったり、刃の扱いが怖かったりすると、結局キッチンの引き出しに眠ってしまいます。
そこで、使い方だけでなく、分解して洗えるのか、収納しやすいのか、ミートプレス付きセットを選ぶ必要があるのかまで確認してみました。
ニクサスプロの良い口コミ
ニクサスプロの口コミを見ると、筋切りのしやすさや、分解して刃を洗える点を評価する声が見られます。
包丁やフォークで筋切りしていた人からは、上から押すだけで使えるところを便利に感じているという声もあります。
また、鶏むね肉やステーキなどに使用し、仕上がりのやわらかさに満足している購入者もいました。
特に、一般的な針状の筋切り器とは異なり、ニクサスプロは20本の刃を使って筋を切る構造になっているのが特徴です。
刃を取り外して分解できるため、肉に直接触れる道具として、お手入れしやすさを重視する人にも検討しやすそうです。
ニクサスプロの悪い口コミ
一方で、お手入れについては少し気になる口コミもあります。
刃そのものは分解して洗いやすいものの、本体側の細かな溝に肉の脂が付くと洗いにくいという声がありました。
また、筋切りをたくさんすればするほどよいわけではありません。
購入者の中には、刺しすぎた部分の食感が想像していたものと違ったという声もあります。
肉の種類や厚みによって仕上がり方は変わるため、最初から何度も押すより、少なめから試したほうが使いやすそうです。
口コミからわかる注意点
口コミから特に注意しておきたいのは、「押す回数」と「使用後のお手入れ」です。
ニクサスプロは筋切りをしやすくする道具ですが、たくさん刃を入れれば必ずおいしくなるというものではありません。
肉の厚さや部位、好みの食感に合わせて、押す回数を調整したほうがよいでしょう。
また、生肉に直接触れる調理器具なので、使い終わったあとに汚れを放置しないことも大切です。
特に脂の多い肉に使った場合は、汚れが乾く前に洗うほうがお手入れしやすそうです。
ニクサスプロの使い方
ニクサスプロの使い方は比較的シンプルです。
肉をまな板に置き、本体を上から押して筋切りしていきます。
包丁で筋を探しながら一か所ずつ切る方法とは違い、一定の範囲にまとめて刃を入れられるので、「夕食前にもうひと手間かけるのが面倒」というときには使いやすそうです。
厚切りの豚ロースを想定すると、表面に数回押し当ててから裏返し、必要に応じて反対側にも使うイメージです。
鶏肉の場合も、厚みや料理に合わせて加減しながら使えます。
ここで注意したいのは、たくさん刺せば刺すほどよいわけではないこと。
実際の購入者口コミにも、刺しすぎた部分の食感が思っていたものと違ったという声があります。
肉の厚みや部位を見ながら、最初は少なめから試して自分の好みを探すのがよさそうです。
トンカツやポークソテーの下ごしらえにも使いやすそう
使ってみる場面を想像すると、特に便利そうだと感じるのはトンカツやポークソテーの日です。
以前なら、包丁を出して筋を切り、フォークで刺して……と下ごしらえだけで道具が増えていました。
ニクサスプロなら肉をまな板に置いたまま押していけるため、作業そのものはかなり単純になります。
「料理時間が必ず短くなる」とまでは言えませんが、筋切りという面倒な工程の心理的なハードルは下げやすいアイテムだと思います。
ニクサスプロは分解して洗える?
もうひとつ、購入前にかなり気になったのがお手入れです。
肉に直接触れる刃物なので、洗いにくければ衛生面が気になります。
ニクサスプロは上部のキャップを外し、ブレード部分を引き抜いて分解できる構造になっています。
ブレード部分は2つに分けられるため、刃先を分けて洗うことができます。
一体型の筋切り器と比べて、「中まで洗えているか分からない」という不安を減らしやすいのは魅力です。
食洗機にも対応しているとメーカーから案内されており、洗浄機を使用する場合は上段での使用が推奨されています。
ただし、「分解できる=何も考えず簡単に洗える」というわけではありません。
購入者レビューには、刃そのものは洗いやすいものの、本体側の溝に脂が付くと少し洗いにくいという声もありました。
脂の多い豚肉などに使ったあとは、汚れが乾く前に洗ってしまうほうがラクそうです。
そして何より、刃物なので洗うときは慎重さが必要です。
刃先を直接強くこするような洗い方は避け、取扱説明書に沿って扱うことが大切です。
洗ったあとは水気をしっかり切り、使用後は下部のキャップを装着して、子どもの手が届かない場所に収納する必要があります。
ニクサスプロのサイズと収納性
サイズは約12.5×3.5×12.8cm、重量は約230gと案内されています。
巨大な調理器具ではないため、専用の収納スペースを大きく確保する必要はなさそうです。
ただ、鋭利な刃がある以上、ほかのキッチンツールと無造作に放り込むより、キャップを付けて収納場所を決めておくほうが安心です。
ニクサスプロのミートプレスは必要?
そして購入するときに迷いやすいのが、「ミートプレスは必要?」という点です。
販売店によっては、ニクサスプロ単体のほか、ミートプレス付きセットが販売されています。
個人的に選び分けるなら、「筋切りだけラクにしたい」という家庭では、まずニクサスプロ単体でも十分検討しやすいと思います。
一方、ステーキや鶏肉を焼く機会が多く、焼いている途中で肉が反ったり、フライパンへの接地を安定させたいと感じることが多いなら、ミートプレス付きセットも候補になります。
つまり、ミートプレスはニクサスプロで筋切りをするための必須アイテムではなく、自分が普段どんな料理を作るかで判断するのがよさそうです。
私なら、収納スペースを増やしたくない場合は単体、厚切り肉を焼くことが多くミートプレスにも以前から興味があった場合はセット、という基準で選びます。
ニクサスプロはどんな人に向いている?
ニクサスプロについて調べてみて感じたのは、「どんな肉でも必ず劇的に柔らかくする魔法の道具」というより、毎日の肉料理で面倒だった筋切り作業を、もう少し手軽にするための道具として考えると分かりやすいということです。
肉の種類や厚み、押す回数、調理方法によって仕上がりは変わります。
それでも、包丁で一本ずつ筋を探して切る作業を負担に感じている家庭なら、購入候補に入れやすい商品だと思います。
特に向いていそうなのは、トンカツやポークソテー、ステーキ、鶏肉料理をよく作る人です。
反対に、薄切り肉が中心で筋切りをする機会がほとんどない家庭なら、使用頻度を考えてから購入したほうがよいでしょう。
刃を分解して洗えること、食洗機にも対応していること、保護キャップを付けて収納できることは、刃物系キッチン用品を選ぶうえで確認しておきたいポイントです。
一方で、洗浄時には刃の扱いに注意が必要で、肉の脂が細かな部分に残る可能性もあります。
このあたりまで理解したうえで選べば、「思っていたのと違った」という失敗も減らしやすいでしょう。
まとめ
毎日の料理では、ほんの数分の下ごしらえでも積み重なると負担になります。
「厚切り肉をもっと気軽に料理したい」「包丁で筋切りする作業が面倒」「肉たたきの音や力仕事を避けたい」という人にとって、ニクサスプロはキッチンに取り入れる候補のひとつになりそうです。
ただし、肉の仕上がりは種類や厚み、筋切りする回数によって変わります。
最初は少ない回数から試し、自分の好みの仕上がりを探していくのがよさそうです。
また、分解して刃を洗えるのはメリットですが、刃物なので洗浄や収納時には取り扱いに注意が必要です。
ミートプレスについても必須ではないため、筋切りだけが目的なら単体、ステーキや厚切り肉を焼く機会が多いならセットという選び方が分かりやすいでしょう。

