キャンプで意外と悩ましかったのが、「寝る場所をどうするか」でした。
最初の頃は、とりあえず寝袋があれば何とかなるだろうと思っていたのですが、実際に泊まってみるとそう簡単ではありませんでした。
サイトによって地面の硬さや状態は違いますし、夜中に何度も寝返りを打って、朝起きたときに「ちゃんと寝たはずなのに疲れている……」ということも。
車中泊でも似たようなもので、車内の段差や硬さが気になり始めると、なかなか寝付けません。
そこで気になったのが、FIELDOORの厚さ10cmタイプのキャンプマットでした。
ただ、ここで新しい悩みが出てきます。
幅75cm、100cm、132cmがあるけれど、一体どれを選べばいいのか。
「大きいほうがゆったり寝られそう」と思う一方で、キャンプ用品は家から持ち出して、車に積んで、現地で広げて、帰ったらまた収納しなければなりません。
寝心地だけ考えて最大サイズを選べばいいわけではないんですよね。
FIELDOOR 10cmキャンプマットの75・100・132cmを比較
FIELDOORの現行10cmモデルは、幅75cmのシングル、幅100cmのセミダブル、幅132cmのダブルという3サイズがあります。
長さはいずれも約200cmです。
| サイズ | 使用時 | 収納時 | 重量 | 給気時間の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 75cm・シングル | 約75×200×10cm | 約直径28×65cm | 約2.8kg | 約1分10~20秒 |
| 100cm・セミダブル | 約100×200×10cm | 約直径35×48cm | 約3.8kg | 約1分20~30秒 |
| 132cm・ダブル | 約132×200×10cm | 約直径35×63cm | 約4.5kg | 約2分~2分10秒 |
実際にサイズ選びで一番大切だと感じたのは、「何人で寝るか」だけでなく、「どこで使うか」と「どこまで持ち運ぶか」まで考えることでした。
幅75cmはソロキャンプや持ち運びやすさ重視の人向き
まず幅75cmです。
これはソロキャンプや、一人分の寝床をきちんと確保したい人に扱いやすいサイズだと思います。
75cmというと数字だけでは少し狭そうに見えましたが、一人用として考えれば必要以上に場所を取りにくいのがメリットです。
特にテント内へチェアや荷物も入れたい場合、マットだけで床面積を使いすぎないのは助かります。
収納時は約直径28cm×65cm、重量は約2.8kgです。
登山用の超軽量マットとは方向性が違いますが、3サイズの中では最も軽く、車への積み下ろしや自宅での収納もしやすいタイプです。
一人でキャンプへ行くことが多いなら、個人的にはまず75cmから検討するのが自然だと感じました。
幅100cmは一人でゆったり寝たい人向き
次に幅100cmです。
3サイズを比較していて、「これが意外と使いやすそう」と感じたのが100cmでした。
75cmより25cm広いため、一人でゆったり寝たい場合には余裕があります。
寝返りが多い人や、幅75cmでは少し狭く感じそうな人にも選択肢になりそうです。
それでいて132cmほど大きくありません。
収納時は約直径35cm×48cm、重量は約3.8kgです。
面白いのは、収納時の長さだけを見ると75cmタイプより短い点です。
もちろん直径は大きくなりますが、車の荷室や自宅の収納スペースによっては、この形のほうが収まりやすいケースもありそうです。
「基本は一人で使うけれど、75cmでは少し窮屈そう」
「荷物は多少増えても、寝るスペースには余裕がほしい」
そんな人なら100cmはかなり気になるサイズです。
幅132cmは二人利用やファミリーキャンプの候補
そして幅132cmです。
こちらは家族キャンプや二人で使いたいときに候補になるダブルサイズです。
幅が132cmあるため、75cmや100cmと比べると、広げたときの存在感はかなり大きくなります。
二人で横になることを考えるなら候補になりますが、そのぶんテント内の寸法確認は必須です。
「ダブルだから自分のテントにも入るだろう」と考えるのではなく、マットの約132×200cmという使用時サイズと、テント内部で実際に寝床として使える面積を照らし合わせておくほうが安心です。
収納時は約直径35cm×63cm、重量は約4.5kgです。
数字を見ると、75cmより約1.7kg重くなります。
車でサイト近くまで行けるキャンプなら負担を抑えやすいかもしれませんが、駐車場からサイトまで距離がある場所では、この差も考えておきたいところです。
テント、チェア、テーブル、クーラーボックスなど、キャンプはマット以外にも運ぶ物が多いからです。
厚さ10cmでも使用環境によって寝心地は変わる
また、10cmという厚さについても、「10cmならどんな場所でも地面の凹凸を完全に感じない」とまでは考えないほうがいいと思います。
キャンプ場の状態や体格、空気量、好みなどによって感じ方は変わるからです。
それでも、薄いマットとは違う厚みがあり、地面との距離を取りやすいことに魅力を感じる人は多いはずです。
FIELDOORの現行モデルは高密度ウレタンを使った構造になっていて、内蔵電動ポンプによる給排気に対応しているのも特徴です。
内蔵電動ポンプで設営・撤収の負担を減らしやすい
キャンプでは設営だけで結構体力を使います。
テントを立てて、ペグを打って、テーブルやチェアを出して、食事の準備をして……。
そこで最後に寝床づくりが残っていると、地味に面倒です。
その点、電動ポンプを利用できるのは魅力的でした。
公式情報では、給気時間の目安が75cmで約1分10〜20秒、100cmで約1分20〜30秒、132cmで約2分〜2分10秒となっています。
使用環境などによって変わる目安ではありますが、「大きいマットを自分で延々と膨らませる」というイメージとは少し違いました。
なお、公式では電動ポンプを4分以上連続使用せず、4分使用した場合はいったん冷ましてから再使用するよう案内されています。
良い口コミ
FIELDOORの10cmキャンプマットの口コミを見ると、厚みや寝心地を評価する声が目立ちます。
10cmの厚みがあることで、これまで使っていた薄めのマットより快適に感じたという購入者もいます。
また、現行の電動ポンプ内蔵モデルでは、ポンプによる膨張や排気がしやすい点や、収納・展開がラクになったという声も見られます。
特にキャンプでは設営する物が多いため、寝床づくりの手間を少しでも減らしたい人には相性のよい機能だと感じます。
悪い口コミ
一方で、すべての人が同じ寝心地に感じるわけではありません。
口コミには、硬めの寝心地が好みの場合は期待していた感触と少し違ったという声もあります。
また、購入者レビューの中には、使用後に膨らみ方が気になったという報告もありましたが、そのケースでは販売店による対応が行われています。
マットの硬さや寝心地には好みがありますし、製品の状態についても使用前に自宅で一度膨らませて確認しておくと安心です。
口コミからわかる注意点
口コミを見ていて注意したいのは、購入直後に室内で試した段階のレビューも含まれていることです。
「寝心地がよかった」という口コミがあっても、キャンプ場の地面や気温、使用する人の体格まで同じとは限りません。
また、長期間の耐久性については、購入直後のレビューだけでは判断しにくい部分があります。
そのため、口コミは「厚みの感じ方」「設営や撤収のしやすさ」「サイズ感」などを確認する参考として使い、最終的には自分の使用環境に合わせて判断するのがよさそうです。
75・100・132cmはどれがおすすめ?
サイズを比較してみて感じたのは、75・100・132cmにはそれぞれ役割があるということです。
ソロキャンプ中心で、積載量や持ち運びやすさを優先するなら75cm。
一人でゆったり寝たい、あるいは幅75cmでは少し心配という人なら100cm。
二人で一枚を使いたい、ファミリーキャンプで寝床を広く取りたいなら132cm。
こんなふうに考えると選びやすくなります。
車中泊ではマットより先に車内寸法を確認する
特に車中泊の場合は、「何人で使うか」より先に車内寸法を測っておいたほうがいいと思います。
車種によって荷室幅やホイールハウス周辺の形状、シートを倒したときに確保できる長さはかなり違います。
幅132cmが魅力的でも、車内にきれいに収まらなければ使いにくくなってしまいます。
反対に、一人で使うなら幅75cmにして、隣のスペースをバッグや着替え置き場として残す方法もあります。
キャンプでも同様で、マット単体の快適性だけではなく、テントの中に何を置くのかまで想像してみると失敗しにくくなります。
75cmと100cmで迷ったら重量と積載量で選ぶ
私なら、完全なソロ用途なら75cm、一人での快適性を優先するなら100cm、二人で使うことが明確なら132cm、という基準で選びます。
特に迷いやすいのは75cmと100cmだと思います。
重量差は約1kgあるので、持ち運びや収納を重視するなら75cmです。
一方、キャンプ場まで基本的に車移動で、多少荷物が増えても寝床の広さを取りたいなら100cmが候補になります。
この差はスペック表を眺めるだけでなく、「自宅から車まで運ぶ」「車に積む」「テント内に敷く」「撤収して収納する」という一連の流れまで想像すると判断しやすくなりました。
FIELDOOR 10cmキャンプマットのサイズ選びまとめ
キャンプマットは、一度買うと長く使う可能性がある道具です。
だからこそ「一番大きいもの」や「一番厚いもの」という理由だけで決めるのではなく、自分のキャンプスタイルに合うサイズを選ぶことが大切だと思います。
FIELDOORの10cmキャンプマットなら、持ち運びやすさを重視するなら75cm、一人でゆったり使いたいなら100cm、二人利用を想定するなら132cmという選び方ができます。
私自身、以前はキャンプマットというと「寝心地だけで選ぶもの」というイメージでした。
でも実際に比較してみると、収納サイズや重量、テントや車内との相性まで含めて選ぶものなんですよね。
キャンプの朝を少しでも気持ちよく迎えたいなら、寝床も軽視しにくいポイントです。
これからFIELDOORのマットを選ぶなら、まず自分が使う人数を決め、その次にテントや車内の寸法を測り、最後に収納サイズと重量を確認する。
この順番で比べていけば、「75・100・132cmのどれにすればいいんだろう?」という迷いも、かなり整理しやすくなると思います。

