「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」を買おうと思って調べると、「バリスタ スリム」と「バリスタ50」のどちらにするか迷う人も多いのではないでしょうか。
見た目や基本的な使い方は似ていますが、本体サイズや給水タンク容量、お湯機能などに違いがあります。
結論:横幅と給水容量ならバリスタ スリム、価格とのバランスならバリスタ50
先に結論をまとめると、設置場所の横幅をできるだけ取りたくない人や、給水回数を減らしたい人にはバリスタ スリムが候補になります。
バリスタ スリムは幅約11.2cmと細く、公式製品情報では給水タンク容量が1100mLとされています。
一方のバリスタ50は、幅約15.5cm、給水タンク容量800mLです。
置き場所に問題がなく、バリスタシリーズの基本的なコーヒーメニューを楽しみたいのであれば、販売価格を比較しながらバリスタ50を選ぶ方法もあります。
特に確認したい違いは、次の4点です。
- 本体サイズ
- 給水タンク容量
- メニュー・お湯機能
- 毎日のお手入れ
順番に比較していきます。
バリスタ スリムとバリスタ50のサイズの違い
まず大きな違いが本体サイズです。
バリスタ スリムは、幅約11.2cm、奥行約32.6cm、高さ約34.9cmです。
一方、バリスタ50は、幅約15.5cm、奥行約30.6cm、高さ約32.3cmです。
数字だけ見ると数センチの差ですが、キッチン家電が並んでいる場所では、この「幅約4cm」の違いは無視できません。
電子レンジや電気ケトル、炊飯器などがすでに置かれていると、コーヒーマシン用に新しくスペースを確保するのはなかなか大変です。
その点、横幅を抑えたバリスタ スリムは、名前どおり細いスペースに設置しやすい形状です。
ただし、バリスタ スリムは高さが約34.9cmあり、バリスタ50より高くなっています。
棚の下などに設置する場合は、横幅だけでなく高さや、タンク・部品を取り外すためのスペースまで確認しておいたほうがよいでしょう。
給水タンクはバリスタ スリムのほうが大きい
次に違うのが給水タンクです。
公式製品情報では、バリスタ スリムの給水タンク容量は1100mL、バリスタ50は800mLとなっています。
なお、バリスタ スリムについては、公式サポートページでは「約1000mL」と案内されているページもあります。
この記事では公式製品ページに掲載されている1100mLを比較基準としています。
朝に1杯、昼にも1杯、さらに家族も飲むという使い方では、給水タンクが大きいほど水を補充する回数を減らしやすくなります。
一人暮らしで1日に1〜2杯程度なら800mLでも十分な場合がありますが、家族で何杯も飲む家庭ならバリスタ スリムの容量はメリットになりやすいでしょう。
給水の手間をできるだけ減らしたい人は、サイズだけでなくタンク容量も比較しておきたいポイントです。
作れるコーヒーメニューを比較
どちらも「ネスカフェ エコ&システムパック」を使うタイプです。
豆を毎回挽いたり、ペーパーフィルターをセットしたりする必要がなく、飲みたいときに本体を操作してコーヒーを作れるのがバリスタシリーズの特徴です。
ブラックだけでなく、カフェラテやカプチーノ、エスプレッソタイプなど、飲み方を変えることもできます。
カフェラテやカプチーノを作る場合は、ネスレ ブライトやミルクをあらかじめカップに入れて使用します。
バリスタ スリムにはお湯機能がある
メニュー面で分かりやすい違いのひとつが、バリスタ スリムのお湯機能です。
バリスタ スリムにはお湯ボタンがあり、対応するネスカフェ・ネスレのスティックミックス製品を作る際にも利用できます。
「朝はブラック、午後はカフェラテ、ときどきスティックタイプのドリンク」というように使い分ける人なら、お湯機能を活用する機会が増えるかもしれません。
ただし、バリスタは一般的な電気ケトルの代わりとして大量のお湯を沸かすための家電ではありません。
コーヒーや対応するドリンクを中心に使うものとして考えたほうが選びやすいでしょう。
スマートフォンアプリにも対応
両モデルとも「ネスカフェ アプリ」に対応しています。
アプリから濃さや湯量を調整できます。
とはいえ、アプリを使わないとコーヒーが作れないわけではありません。
本体のボタンからも基本的な操作ができます。
「家電を使うたびにスマートフォンを操作したくない」という人でも、通常のコーヒーマシンとして使用できます。
一方で、アプリ連携については接続状態などによって使い勝手の感じ方に差が出る可能性があります。
アプリ機能を購入の決め手にする場合は、対応スマートフォンや利用条件も確認しておくと安心です。
バリスタ スリムとバリスタ50のお手入れを比較
購入前に忘れず確認しておきたいのがお手入れです。
バリスタは便利ですが、「何もしなくていいコーヒーマシン」ではありません。
バリスタ スリムでは、公式に攪拌部の毎日のお手入れが案内されています。
コーヒー抽出部カバーを外し、攪拌部を分解して洗浄します。
バリスタ50についても、コーヒー抽出部は毎日のお手入れが案内されています。
さらにコーヒー計量器は、1週間に1回を目安としたお手入れなどが案内されています。
そのため、「スリムなら洗わなくていい」「50なら手入れ不要」という違いではありません。
どちらを購入しても、日常的なお手入れは必要と考えておいたほうがよいでしょう。
飲むたびに大掛かりな片付けをするというより、使用後や一日の終わりなどに決まった部分を洗う習慣を作れるかどうかがポイントです。
また、通常のお手入れとは別に、内部に付着する湯垢の洗浄も案内されています。
長く使用することを考えるなら、本体価格だけでなく「自分が無理なく手入れを続けられるか」も重要な比較ポイントです。
良い口コミ
バリスタ スリムの口コミでは、以前のバリスタ50などから買い替えた人から、横幅が狭くなったことや、給水タンクが大きくなったことを評価する声が見られます。
また、「お湯だけを使えるのが便利」という声もあります。
バリスタ50についても、従来のバリスタシリーズから買い替えて使っている人が多く、ボタン操作の手軽さや給水タンクの扱いやすさを評価する口コミが確認できます。
口コミから見ると、味そのものだけでなく、
- ボタン操作の手軽さ
- 本体サイズ
- 給水のしやすさ
- 毎日使いやすいか
といった部分が満足度につながっていることが分かります。
悪い口コミ
一方で、バリスタ スリムでは、お手入れする部分の構造について掃除しにくさを感じるという口コミがあります。
アプリとのBluetooth接続が安定しないと感じた購入者の口コミも確認できました。
バリスタ50では、毎日のお手入れを負担に感じるという使用者の声もあります。
ただし、アプリの接続状況やお手入れの負担感は、使用するスマートフォンや環境、使い方によって感じ方が異なります。
一部の口コミだけで「接続できない」「手入れが大変」と断定するのではなく、購入前に公式の操作方法やお手入れ手順も確認して判断したほうがよいでしょう。
口コミからわかる注意点
口コミと公式情報を合わせて見ると、購入前に特に確認したいのは「設置スペース」と「お手入れ」です。
バリスタ スリムは横幅約11.2cmですが、奥行は約32.6cmあります。
「スリム」という名前だけを見て、全方向に小さいと考えないほうがよいでしょう。
バリスタ50は横幅が約15.5cmありますが、奥行と高さはスリムより小さくなっています。
そのため、設置場所によっては必ずしもバリスタ スリムのほうが置きやすいとは限りません。
また、どちらも毎日のお手入れが推奨されています。
「ボタンひとつで作れる=掃除も不要」という家電ではないため、購入前に公式のお手入れ手順を一度確認しておくことをおすすめします。
アプリについても、便利な追加機能として考え、本体だけでも使えることを前提に選ぶほうが無難です。
バリスタ スリムがおすすめな人
バリスタ スリムが向いているのは、次のような人です。
- キッチンの横幅に余裕がない
- できるだけ細いコーヒーマシンを置きたい
- 家族で何杯もコーヒーを飲む
- 給水回数をできるだけ減らしたい
- お湯機能も使いたい
- スティックタイプのドリンクも楽しみたい
特に、幅約11.2cmという細さと、公式製品情報で1100mLとされる給水タンクは、バリスタ50との大きな違いです。
バリスタ50がおすすめな人
バリスタ50が向いているのは、次のような人です。
- 幅約15.5cmでも設置できる
- 800mLの給水容量で問題ない
- バリスタの基本的なコーヒーメニューを楽しみたい
- 販売価格を比較して選びたい
- お湯機能を特に必要としていない
本体価格は販売店やカラー、セット内容、セールによって変わります。
「スリムのほうが必ず高い」「バリスタ50なら必ず安い」とは限らないため、購入するタイミングで実売価格を比較したほうがよいでしょう。
また、バリスタ50は販売形態やカラーなどによって型番表記が異なる場合があります。
通販サイトで購入するときは、商品名だけでなく型番やカラー、セット内容まで確認してください。
バリスタ スリムとバリスタ50の違いまとめ
バリスタ スリムとバリスタ50は、「コーヒーの味だけで選ぶ2台」というより、置き場所や給水頻度、普段の使い方で比較すると違いが分かりやすくなります。
横幅のコンパクトさを優先するなら、幅約11.2cmのバリスタ スリムが候補です。
給水タンクの大きさを重視する場合も、公式製品情報で1100mLのバリスタ スリムが有利です。
さらに、バリスタ スリムにはお湯機能があります。
一方、バリスタ50のサイズと800mLの給水容量で問題なく、必要なコーヒーメニューが揃っているなら、販売価格を比較して選ぶ方法もあります。
毎朝インスタントコーヒーを作るために、粉を量って、お湯を沸かして、スプーンで混ぜる。
一つひとつは小さな作業ですが、忙しい朝には手間に感じることがあります。
バリスタなら本体を操作してコーヒーを作れるため、こうした作業を減らしたい人には選択肢のひとつになります。
ただし、その代わりに給水や攪拌部などのお手入れは必要です。
「バリスタ スリムとバリスタ50、どっちがいい?」と迷っているなら、まず設置予定の場所の幅・奥行・高さを実際に測ってみるのがおすすめです。
そのうえで、1日に何杯くらい飲むのか、給水回数をどこまで減らしたいのか、お湯機能が必要なのかを考えると、自分に合う一台を選びやすくなります。

