旅行や街歩き用に、小さめで軽いリュックが欲しい。
そう思って探しているときに気になったのが、ARC’TERYX(アークテリクス)の「ヒリアド 15 バックパック」でした。
アークテリクスというと本格的なアウトドア用品のイメージが強かったので、最初は「普段使いには少し本格的すぎるかな」と思っていました。
ただ、ヒリアド15は見た目がかなりシンプル。
容量も15Lとコンパクトで、旅行先の散策や休日の街歩きにちょうどよさそうに見えました。
一番気になったのは、本当に15Lで足りるのかという点です。
私は普段、財布、スマホ、モバイルバッテリー、折りたたみ傘、500ml前後の飲み物、イヤホン、薄手の羽織りなどを持ち歩きます。
旅行となると、そこにガイドブックや充電ケーブルなども増えます。
大容量リュックなら迷わず放り込めますが、その分バッグ自体が大きくなります。
かといってショルダーバッグでは、長時間歩いたときに片側の肩に負担が集中するのが気になっていました。
そこで選択肢に入ったのがヒリアド15です。
ヒリアド15は約200gの軽量バックパック
実際にスペックを確認して驚いたのが、本体重量の軽さでした。
約200gなので、バッグ単体を持ったときの存在感がかなり控えめです。
ただし、ここで注意したいのは「軽い=誰でも疲れにくい」とは限らないことです。
ショルダーストラップの形や荷物の量、体格によって感じ方は変わります。
特に水筒やモバイルバッテリーなど重い物をたくさん入れるなら、背面やショルダーにしっかりした構造を持つリュックのほうが快適に感じる人もいると思います。
ヒリアド15は、たくさん詰め込んで重い荷物を運ぶというより、「そもそも持ち物を軽くまとめたい人」と相性がいい印象です。
ヒリアド15のサイズと容量
サイズは高さ約44.3cm、幅約27cm、奥行約20cm。
容量は15Lです。
背負ったときも、一般的な20〜30Lクラスのデイパックよりコンパクトなサイズ感です。
電車に乗ったり、お店に入ったり、観光地を歩いたりするときも、大型リュックほどのボリュームを求めない人には使いやすそうです。
旅行では特にこのサイズ感を活かしやすいです。
メインバッグとは別に持って行き、ホテルに大きな荷物を置いたあと、財布や飲み物、スマホなど必要な物だけヒリアド15に移して出かける。
そんな使い方に向いています。
さらに、ヒリアド15自体を外側のポケットへ収納できるパッカブル仕様なので、最初からサブバッグとしてスーツケースなどに入れておく使い方もしやすいです。
ヒリアド15の収納はシンプル
収納については、良くも悪くもシンプルです。
メインコンパートメントが中心で、内側には小物を入れられるジッパー式セキュリティポケットがあります。
外側にはキークリップ付きのジッパーポケットもあるので、鍵やイヤホンなど、バッグの中で迷子になりやすい物を分けられます。
内側にはタブレットなどを入れられるスリーブもあります。
公式では10インチまでのタブレットに対応しています。
ここは購入前に確認しておきたいポイントです。
「PCを持ち歩く通勤リュック」として考えている場合、大型ノートPCをしっかり保護して収納することを前提に作られたビジネスバッグとは性格が違います。
PC収納を最優先するなら、自分の端末サイズとケース込みの厚みを確認したほうが安心です。
逆に、タブレット、小さめのノート、本、財布、充電器などを入れてカフェや街歩きに出かける用途なら、このシンプルな収納構成が合う人もいるでしょう。
良い口コミ
ヒリアド15の口コミでは、特に軽さを評価する声が見られます。
約200gという軽量設計なので、旅行用のサブバッグや日常のちょっとした外出用として、バッグ自体の重さを抑えたい人には魅力があります。
また、シンプルなデザインや、旅行・通勤・短時間のハイキングなど幅広い場面で使いやすい点を評価する声もあります。
荷物を必要最低限にまとめて行動したい人にとっては、15Lという容量も使いやすいサイズと感じられそうです。
悪い口コミ
一方で、収納ポケットの少なさを気にする口コミもあります。
ヒリアド15にはメイン収納、内側のセキュリティポケット、外側のジッパーポケットなどがありますが、ボトル用のサイドポケットなどはありません。
そのため、飲み物や小物を細かく分けて収納したい人には、物足りなく感じる可能性があります。
15Lという容量についても、日常の荷物が多い人や、着替え・PC・書類などをまとめて持ち歩きたい人には余裕が少ないでしょう。
口コミからわかる注意点
口コミからわかるのは、ヒリアド15は「収納力をできるだけ増やしたバックパック」ではなく、「軽さとコンパクトさを優先したバックパック」だということです。
ポケットの多さや荷物の整理しやすさを最優先する人よりも、必要な荷物だけをまとめて身軽に動きたい人のほうが特徴を活かしやすいでしょう。
購入前には、自分が普段持ち歩く荷物を一度並べて、15Lで収まりそうか確認しておくのがおすすめです。
特に500ml前後の飲み物、折りたたみ傘、モバイルバッテリー、上着などを同時に入れる場合は、荷物の量や大きさによって収納スペースに余裕がなくなる可能性があります。
ヒリアド15は荷物を少なくまとめたい人向け
15Lなので、「念のためこれも」「もしかしたら使うかも」と何でも入れていると、すぐにいっぱいになる可能性があります。
一方で、容量が限られているからこそ、本当に必要な物を選んで持ち歩く使い方には向いています。
休日の街歩きなら、財布、スマホ、モバイルバッテリー、飲み物、折りたたみ傘、薄手の上着くらい。
これくらいに絞れる人なら、身軽に動きやすいでしょう。
一方、ヒリアド15を万能リュックだと思って購入すると、人によっては物足りない可能性があります。
口コミでも、軽さを評価する声がある一方で、収納ポケットをもう少し増やしてほしいという趣旨の声も見られます。
これはまさに、このバッグを選ぶときのポイントだと思います。
収納の多さを求めるバッグではなく、軽さとコンパクトさを優先するバッグ。
この特徴を理解して選ぶと、「思っていたのと違った」という失敗を減らせます。
撥水加工はあるが完全防水ではない
また、アウトドアブランドの商品だからといって、「絶対に壊れにくい」「雑に扱っても大丈夫」と考えないほうがいいでしょう。
ヒリアド15には撥水加工を施した軽量素材が採用されていますが、完全防水バッグとして案内されている商品ではありません。
雨の日に使う場合も、濡らしたくない電子機器などは防水ポーチに入れておくほうが安心です。
ヒリアド15がおすすめな人
私がヒリアド15を魅力的だと感じるのは、機能を盛り込みすぎていないところです。
大容量でもない。
ポケットだらけでもない。
重い荷物を快適に運ぶための本格的なフレームがあるわけでもない。
その代わり、約200gという軽さと15Lという小回りの利く容量、そして街中でも合わせやすいシンプルなデザインがあります。
旅行用のサブバッグを探している人や、休日はできるだけ荷物を少なくして歩きたい人には、検討しやすい選択肢だと思います。
反対に、A4書類や大型ノートPCを日常的に持ち歩く人、荷物が多い人、ポケットを細かく使い分けたい人は、もう少し容量や収納構成に余裕のあるモデルと比較したほうがよさそうです。
ヒリアド15を買う前に確認したい3つのポイント
ヒリアド15を買う前に確認しておきたいのは、「15Lで自分の荷物が収まるか」「必要なポケット数があるか」「PCやタブレットのサイズが合うか」の3点。
この条件が自分の使い方に合っていれば、街歩きから旅行まで使いやすい小型バックパックの候補になります。

