FPSを遊ぶ時間が増えてきて、そろそろキーボードもゲーミング向けのものに替えたいと思うようになりました。
これまで使っていたのは、ごく普通のフルサイズキーボード。
ゲーム自体は普通にできるものの、FPSでマウスを大きく振ったときにキーボードの端へぶつかりそうになったり、移動キーを細かく操作したときの反応が少し気になったりしていました。
そこで気になったのが「AIM1 瞬」。
75%サイズで、ラピッドトリガーに対応していて、最大8000Hzというスペックです。
いかにもFPS向けという印象ですが、正直なところ最初は「スペックが高くても、自分に違いが分かるのかな?」という気持ちもありました。
特にラピッドトリガーは、設定を細かくできる分、逆に扱いづらくならないか心配でした。
良い口コミ
75%配列はマウスを動かすスペースを取りやすい
実際に使い始めてまず感じたのは、75%配列のサイズ感が思っていた以上にちょうどいいこと。
テンキーレスよりさらに横幅が抑えられているので、机の上でマウスを動かせるスペースが増えました。
低感度でFPSをプレイしているとマウスを大きく振ることがあるので、この数センチの余裕が意外と快適です。
一方で、必要なキーまで極端に削った超コンパクトキーボードではないため、ゲーム以外でも比較的使いやすいと感じました。
自分の場合はゲームだけでなく、ブラウザ検索やDiscord、ちょっとした文章入力にも同じPCを使います。
そのため「FPS専用すぎるキーボード」だと普段使いが面倒になりそうでしたが、75%というサイズはゲームと日常用途のバランスを取りやすい印象でした。
ラピッドトリガーを自分好みに調整できる
そして一番気になっていたラピッドトリガー。
使い始めて感じたのは、「これを使えば急にFPSがうまくなる」というものではない、ということです。
ただ、キーを押して離す動作に対する感覚を、自分好みに調整できるのはかなり面白いポイントでした。
FPSではA・Dキーを細かく切り替えたり、一瞬だけキーを入力したりする場面があります。
そうした操作で、自分が「ここで反応してほしい」と感じる位置へ近づけていけます。
最初から極端に敏感な設定にすると、少し指を動かしただけで意図しない入力が出ることもあるので、私はいきなり限界まで攻めず、少しずつ調整していくほうが使いやすいと感じました。
設定を変えてゲームを数試合プレイし、「ちょっと敏感すぎるかな」と思ったら戻す。
この繰り返しで、自分の指の動かし方に合うポイントを探していく感覚です。
AIM1 LinkのWeb版から設定できる
設定にはAIM1 LinkのWeb版が用意されているので、対応ブラウザから調整できる点も便利でした。
公式ではWeb版AIM1 Linkについて、Google Chrome・Microsoft Edgeが推奨されています。
ただし、ここは購入前に知っておいたほうがいい部分でもあります。
こうした磁気式キーボードは、ラピッドトリガーやアクチュエーションポイントなどを調整することで、自分の操作感に合わせやすいのが特徴です。
AIM1の公式案内にもキャリブレーションについて記載されているので、最初に設定画面を一度確認しておくほうが安心だと思います。
悪い口コミ
細かな設定が苦手な人には機能を持て余す可能性がある
逆に、「設定は一切触りたくない。つないだ瞬間から普通のキーボードと同じ感覚だけで使いたい」という人だと、高機能な部分を少し持て余すかもしれません。
ラピッドトリガーやアクチュエーションポイントを細かく設定できることはメリットですが、設定項目があること自体を面倒に感じる人もいるでしょう。
最初から極端な設定にせず、まずは初期状態に近い設定から少しずつ調整していくほうが、自分に合うポイントを探しやすいと感じました。
打鍵感は好みが分かれそう
打鍵感については、Outemu製のリニア磁気式スイッチが採用されています。
カチカチと強くクリック感を主張するタイプではなく、比較的スッと押せる感覚でした。
ここは完全に好みが分かれるところです。
私はFPSではキーを何度も細かく押すので、重すぎない感触のほうが使いやすく感じました。
一方、昔ながらのメカニカルキーボードの明確なクリック感が好きな人なら、購入前にスイッチの特徴を確認しておいたほうがよさそうです。
テンキーが必要な人には向かない
75%配列はフルサイズキーボードより横幅を抑えやすい一方、テンキーはありません。
FPSではマウススペースを確保しやすいメリットがありますが、仕事などで数字を頻繁に入力する人の場合は不便に感じる可能性があります。
ゲームだけでなく普段のPC作業にも使う予定なら、現在どのキーを頻繁に使っているのか確認しておくとよいでしょう。
JIS配列とUS配列を選べる
それと、個人的にかなり重要だと思ったのが、日本語配列(JIS)と英語配列(US)を選べること。
ゲーミングキーボードではUS配列を中心に展開している製品もあります。
普段から日本語配列を使っている人の場合、記号キーなどの位置が変わると、ゲーム以外の入力で意外とストレスになることがあります。
私は「ゲーム性能だけでなく、普段使いもしたい」というタイプなので、配列を選べるのは安心材料になりました。
8000Hzだけでゲームの勝敗が決まるわけではない
8000Hzについても、数字だけを見るとかなり魅力的です。
AIM1 瞬は最大8000Hzのポーリングレートに対応しています。
ただ、「8000Hzだから撃ち合いで必ず勝てる」と考えるのは少し違うと思います。
実際のFPSでは、PC性能、モニター、回線、マウス、ゲーム側の処理、本人の操作など、さまざまな要素が関わります。
そのため私としては、8000Hzそのものよりも、75%サイズ、磁気式スイッチ、ラピッドトリガー、細かな設定がひとつにまとまっている点のほうが、「瞬」を選ぶ理由として分かりやすいと感じました。
口コミからわかる注意点
ラピッドトリガーは敏感にすればよいわけではない
ラピッドトリガーは細かく設定できますが、数値を小さくして敏感にすれば必ず操作しやすくなるわけではありません。
指の置き方や力の入れ方によっては、設定を敏感にしすぎることで意図しない入力につながることもあります。
最初から数値だけを追い込むのではなく、実際にゲームをプレイしながら少しずつ合わせるほうが使いやすいと感じました。
最初にキャリブレーションを確認しておきたい
AIM1の公式マニュアルでは、最適な動作のためにAIM1 Linkの「その他」タブからキャリブレーションを行うよう案内されています。
購入して接続したあと、一度AIM1 Linkを開いて設定やキャリブレーションを確認しておくとよいでしょう。
75%配列が普段使いにも合うか確認する
75%配列は、フルサイズやテンキーレスより机のスペースを取りにくいのがメリットです。
一方で、フルサイズキーボードとキー配置やキー数が同じではありません。
テンキーを頻繁に使う人や、普段の作業で特定のキーを多用する人は、ゲーム性能だけを見るのではなく、日常用途で困らないかも確認しておいたほうがいいでしょう。
AIM1 瞬を使って感じたこと
使い続けて一番変わったのは、ゲームの成績というより、キーボード操作に対する小さな違和感が減ったことでした。
マウスを振るスペースを広く取れて、キーの反応も自分好みに近づけられる。
以前はキーボードを「押せれば何でもいい」と思っていましたが、FPSを長く遊ぶなら、毎回触れる入力機器の使いやすさは思っていた以上に大事でした。
AIM1 瞬はこんな人に向いている
AIM1 瞬は、買っただけでゲームが上達する魔法のキーボードではありません。
でも、75%配列のコンパクトさやラピッドトリガーの細かな調整を活かして、自分の操作環境を整えたい人には検討しやすい一台だと思います。
特に向いていそうなのは、FPSをよく遊ぶ人、フルサイズキーボードが大きいと感じている人、ラピッドトリガーを試してみたい人、そしてJIS配列も選択肢に入れたい人。
反対に、細かな設定をしたくない人や、テンキーを頻繁に使う人は、自分の使い方と75%配列が合うかを先に確認しておいたほうがいいでしょう。
スペックの数字だけで判断するのではなく、「自分が普段どうキーボードを使っているか」を考えて選ぶ。
そういう目線で見ると、AIM1 瞬はFPS環境を少しずつ自分好みに整えていきたい人にとって、面白い選択肢だと感じました。
