在宅勤務が増えてから、毎日触るキーボードをもう少し快適なものにしたいと思うようになりました。
それまで使っていたのは、ごく普通のキーボード。
特別使いにくいわけではないのですが、仕事で文章を書く時間が長くなったり、Excelを触ったり、ブラウザとチャットを行き来したりしているうちに、「せっかくならデスク周りをもう少し整えたい」と感じるようになったんです。
そこで候補に入ったのが、ロジクールの「MX KEYS S」と「MX KEYS mini」。
ただ、最初にかなり迷いました。
見た目はよく似ていますし、どちらもMXシリーズのキーボード。
ネットで調べるほど、「結局どちらを選べばいいの?」という状態になりました。
特に気になったのが、テンキーの有無、サイズ、重量、接続方法、持ち運びやすさです。
実際に比較してみると、この2機種は「上位・下位」というより、使い方によって向いている人がかなり違うと感じました。
- MX KEYS SとMX KEYS miniの違いを比較
- サイズの違いは想像以上に大きい
- MX KEYS miniはデスクを広く使いやすい
- テンキーが必要ならMX KEYS Sが選びやすい
- 重さはMX KEYS Sが810g、miniが約506g
- 接続はどちらもBluetoothとLogi Boltに対応
- バッテリーはどちらも最大10日・バックライトOFFなら最大5か月が目安
- 最大3台のデバイスを切り替えられる
- 良い口コミ|コンパクトさや打鍵感を評価する声
- 悪い口コミ|miniでも意外と重いという声がある
- 口コミからわかる注意点|サイズだけでminiを選ばない
- MX KEYS Sがおすすめな人
- MX KEYS miniがおすすめな人
- MX KEYS SとMX KEYS miniの違いまとめ
MX KEYS SとMX KEYS miniの違いを比較
まず、MX KEYS SとMX KEYS miniの主な違いを整理すると、次のようになります。
| 比較項目 | MX KEYS S | MX KEYS mini |
|---|---|---|
| テンキー | あり | なし |
| 幅 | 430.2mm | 約296mm |
| 重量 | 810g | 約506g |
| 接続 | Bluetooth Low Energy / Logi Bolt | Bluetooth Low Energy / Logi Bolt |
| Logi Boltレシーバー | 同梱 | 通常モデルは別売り |
| 複数デバイス切り替え | 最大3台 | 最大3台 |
| 充電 | USB-C | USB-C |
| 向いている使い方 | Excel・数字入力・据え置き | 文章作成・省スペース・持ち出し |
一番分かりやすい違いは、テンキーの有無と横幅です。
数字入力が多いか、机のスペースを優先するかで選びやすくなります。
サイズの違いは想像以上に大きい
まず大きな違いはサイズです。
MX KEYS Sは幅430.2mm、重量810gのフルサイズキーボード。
一方、MX KEYS miniは幅約296mm、重量約506gです。
数字だけ見てもかなり差があります。
デスクに置いてみると、この違いは想像以上でした。
MX KEYS Sは、いわゆる「しっかり仕事道具を置いている」という存在感があります。
テンキーまで一体になっているので横幅は取りますが、その分、一般的なフルサイズキーボードから乗り換えても戸惑いにくい印象です。
私の場合、仕事で数字を入力する場面がそこそこあります。
請求額を確認したり、Excelに数字を入れたりするときは、やはりテンキーがあると便利でした。
MX KEYS miniはデスクを広く使いやすい
逆にMX KEYS miniを置くと、一気に机が広く見えます。
右側のテンキー部分がなくなるだけで、マウスをキーボードの近くに置けるようになり、資料やノートを置くスペースも取りやすくなりました。
「小さいキーボードのほうが絶対に打ちやすい」というわけではありませんが、デスクの横幅が限られている人には、このコンパクトさはかなり魅力だと思います。
特にノートパソコンと外部ディスプレイを並べて使っているような環境だと、miniの省スペース性は分かりやすいメリットでした。
テンキーが必要ならMX KEYS Sが選びやすい
一方で、MX KEYS miniを使っていて少し気になったのが、やはりテンキーがないこと。
普段の作業がメール、チャット、文章作成、ブラウザ中心なら、それほど困らないと思います。
むしろ机が広くなったメリットのほうが大きく感じます。
ただ、数字を頻繁に入力する仕事では話が別です。
Excelや会計ソフトをよく使う人の場合、上段の数字キーだけで入力することになるので、これまでテンキーに慣れている人ほど違和感が出るかもしれません。
その点では、MX KEYS Sのほうが選びやすいです。
重さはMX KEYS Sが810g、miniが約506g
もう一つ比較しておきたいのが、重量です。
MX KEYS Sは810gあるので、毎日のようにバッグへ入れて持ち歩く用途には、個人的には少し重く感じました。
反対にMX KEYS miniは約506g。
ものすごく軽いモバイルキーボードというわけではありませんが、MX KEYS Sと比べると約300g軽く、サイズもコンパクトです。
自宅と職場を行き来したり、たまにコワーキングスペースへ持っていったりするなら、私はminiのサイズ感のほうが扱いやすいと感じました。
ただし、MX KEYS miniも約506gあるため、軽量モバイルキーボードの感覚で選ぶと重く感じる可能性があります。
頻繁に持ち歩く予定なら、実際の重量も確認しておいたほうがよさそうです。
逆に、自宅の決まった場所からほぼ動かさないなら、MX KEYS Sの重さは大きなデメリットには感じませんでした。
むしろ机の上に置いたときにどっしりしているので、頻繁に位置を変える必要がありません。
接続はどちらもBluetoothとLogi Boltに対応
接続方法については、両方ともBluetooth Low Energyに対応しています。
また、Logi Bolt USBレシーバーを利用した接続にも対応しています。
ただし、ここは購入前に確認しておいたほうがいいポイントがあります。
MX KEYS SにはLogi Bolt USBレシーバーが同梱されていますが、通常のMX KEYS miniではLogi Bolt USBレシーバーは別売りです。
私は最初、「Bluetoothでつなげるならレシーバーは気にしなくていいかな」と思っていました。
実際、Bluetoothだけで使うなら大きな問題はありません。
ただ、会社のPCなど環境によってはBluetoothを自由に使えなかったり、USBレシーバー接続を選びたかったりすることもあります。
その場合は、miniでは別途Logi Boltレシーバーが必要になります。
このあたりは、単純に「Bluetooth対応だからどんな端末でも同じように使える」と考えず、自分のPCやOS、勤務先の環境を確認しておくほうが安心です。
また、Logi Bolt対応製品は従来のUnifyingレシーバーとは互換性がないため、すでにロジクール製品を使っている場合もレシーバーの種類を確認しておいたほうがよいでしょう。
バッテリーはどちらも最大10日・バックライトOFFなら最大5か月が目安
充電については、両モデルとも充電式です。
ロジクール公式では、MX KEYS S、MX KEYS miniともに、フル充電でバックライト使用時は最大10日、バックライトをオフにした場合は最大5か月と案内されています。
実際の電池持ちは、バックライトの明るさや使用時間、使用環境によって変わるので、数字は目安として考えたほうがよいでしょう。
ただ、毎日ケーブルにつないで充電しなければならないタイプではないので、私はそこまで充電を意識せず使えました。
最大3台のデバイスを切り替えられる
そして、意外に気に入ったのが、複数デバイスを切り替えて使えること。
MX KEYS SとMX KEYS miniは、Easy-Switchを使って最大3台の対応デバイスを切り替えて使用できます。
私はパソコンだけでなく、別の端末も使うことがあるので、キーボードを複数台置かずに済むのは便利でした。
さらにWindowsやmacOSでLogi Options+を利用すると、対応するキーなどを自分の使い方に合わせてカスタマイズできます。
ただ、こうした機能も「使えば必ず仕事が速くなる」というものではないと思います。
最初は標準設定のまま使って、よく繰り返す操作が見えてきてからカスタマイズしたほうが、自分には合っていました。
良い口コミ|コンパクトさや打鍵感を評価する声
MX KEYSシリーズの口コミを確認すると、特にMX KEYS miniでは、コンパクトなサイズや打鍵感、デバイス切り替えのしやすさを評価する声が見られます。
テンキーをなくしたことで机を広く使いやすくなったことや、ノートパソコンと組み合わせやすいサイズ感を評価している人もいます。
また、薄型ながらある程度重量があるため、デスク上で使うときの安定感をメリットと感じる人もいました。
文章入力を中心に使う人にとっては、テンキーがないことより、省スペース性のメリットを感じやすそうです。
悪い口コミ|miniでも意外と重いという声がある
一方で、MX KEYS miniについては「コンパクトだが、思ったより重い」という口コミも見られます。
約506gあるため、バッグへ毎日入れて持ち歩くキーボードとして考えると、人によっては負担に感じる可能性があります。
また、テンキーがないため、数字を頻繁に入力する仕事では不便という声もあります。
コンパクトだから誰にでも使いやすいというわけではなく、仕事内容によって評価が分かれやすい部分です。
口コミからわかる注意点|サイズだけでminiを選ばない
口コミを見ていて特に注意したいと感じたのは、「小さい=持ち運びに最適」と考えないことです。
MX KEYS miniはMX KEYS Sよりかなりコンパクトですが、約506gあります。
自宅と職場の移動程度なら候補になりますが、とにかく軽いキーボードを探している人には、もっと軽量な製品のほうが合う可能性があります。
また、数字入力が多い人はテンキーの有無を優先したほうがよいでしょう。
机の広さだけでminiを選んでしまうと、購入後に数字入力の不便さが気になることも考えられます。
反対に、テンキーをほとんど使わないのにMX KEYS Sを選ぶと、右側のスペースを常にテンキーが占めることになります。
口コミだけで決めるのではなく、「テンキーをどのくらい使うか」「持ち運ぶか」「机の横幅は十分か」の3点を確認しておくと選びやすくなります。
MX KEYS Sがおすすめな人
結局、MX KEYS SとMX KEYS miniを比べて感じたのは、「性能が高いほうを選ぶ」というより、「自分の机と作業内容に合うほうを選ぶ」ことが大切だということです。
私なら、数字入力が多く、キーボードを基本的に据え置きで使うならMX KEYS Sを選びます。
テンキーがあるので、Excelや表計算を頻繁に使う人には扱いやすいですし、フルサイズに慣れているなら移行もしやすいと思います。
MX KEYS Sが向いているのは、次のような人です。
- Excelや表計算ソフトをよく使う
- 数字入力が多い
- テンキーに慣れている
- キーボードは基本的に据え置き
- デスクの横幅に余裕がある
MX KEYS miniがおすすめな人
一方、文章入力やメール、チャット、ブラウザ作業が中心で、少しでも机を広く使いたいならMX KEYS miniが魅力的です。
テンキーをほとんど使わない人なら、右側がすっきりするメリットのほうが大きく感じる可能性があります。
また、自宅だけでなく別の場所へ持ち出す可能性があるなら、MX KEYS Sとのサイズと重量の差も無視できません。
MX KEYS miniが向いているのは、次のような人です。
- 文章入力やメール、チャットが中心
- テンキーをほとんど使わない
- デスクを広く使いたい
- マウスをキーボードの近くに置きたい
- MX KEYS Sよりコンパクトなものを選びたい
- 自宅と職場などで持ち運ぶことがある
MX KEYS SとMX KEYS miniの違いまとめ
最終的には、「テンキーを普段どのくらい使っているか」を考えると選びやすいと思います。
テンキーを日常的に使うならMX KEYS S。
テンキーをほぼ使わず、机を広くしたいならMX KEYS mini。
この基準だけでも、かなり候補を絞れます。
私自身、最初は「新しいモデルや大きいモデルのほうが仕事が快適になるのでは」と考えていましたが、実際に比べてみると、重要なのはスペックの上下ではありませんでした。
机の広さ、数字入力の頻度、持ち運ぶかどうか。
毎日の使い方を一度思い浮かべてみると、自分に合うほうが見えてきます。
MX KEYS SとMX KEYS miniで迷っているなら、価格だけで決める前に、この3点を確認してみるのがおすすめです。
毎日使うキーボードだからこそ、「高機能だから」ではなく「自分の作業に合っているから」という理由で選んだほうが、購入後の納得感は大きいと思います。

