旅行用のスーツケースを買い替えようと思ったとき、思った以上に悩んだのがサイズ選びでした。
候補にしたのはACEのクレスタ。
シンプルな見た目で使いやすそうだし、ACEというブランドにも安心感があったのですが、いざ調べ始めるとS・M・Lでかなり容量が違います。
「小さいほうが移動はラクそう。でも荷物が入らなかったら困る」
「大きいサイズなら安心だけど、電車や駅で扱いにくくならない?」
「そもそも自分にはどの容量がちょうどいいんだろう?」
こんなことを考えているうちに、なかなか決められなくなってしまいました。
特に私は、国内旅行だけでなく、ときどき少し長めの旅行にも使いたかったので、「○泊ならこのサイズ」と単純に決めるのは難しいと感じました。
同じ3泊でも、夏と冬では服の量が違いますし、お土産を買うかどうかでも必要な余裕は変わります。
そこで、宿泊日数だけではなく、「容量」「拡張したときの余裕」「本体重量」「移動するときの扱いやすさ」という4つのポイントで比べてみることにしました。
ACEクレスタS・M・Lの容量と重さを比較
今回比較したのは、ACEクレスタの06316・06317・06318です。
| サイズ | 型番 | 通常容量 | 拡張時容量 | 重量 |
|---|---|---|---|---|
| S | 06316 | 34L | 39L | 約3.2kg |
| M | 06317 | 64L | 70L | 約4.3kg |
| L | 06318 | 83L | 93L | 約4.8kg |
数字だけを比べても、SからM、MからLではかなり容量に差があります。
ただし、大きければ大きいほど使いやすいとは限らないので、旅行中の移動方法まで考えて選ぶことが大切だと感じました。
ACEクレスタSサイズ06316は移動しやすさを重視したい人向き
まず気になったのがSサイズです。
クレスタのSサイズとして販売されている06316は、通常時34L、拡張すると39Lで、重量は約3.2kgです。
数字だけ見るとそこまで大きくありませんが、実物をイメージすると、このコンパクトさはかなり魅力的でした。
駅の改札を通ったり、電車を乗り換えたり、ホテルまで歩いたりする旅行では、スーツケースそのものが大きすぎないことは意外と重要です。
特に階段しかない場所や、混雑した駅を移動するときは、「容量が大きいほど便利」とは限りません。
Sサイズなら、MやLと比べて本体がコンパクトなので、移動のしやすさを優先したい人には候補にしやすいと思います。
荷物をできるだけコンパクトにまとめる人や、移動回数の多い旅行にも合わせやすそうです。
しかもクレスタにはエキスパンド機能があり、荷物が増えたときに容量を少し広げられます。
旅行の出発時には余裕があったのに、帰りになるとお土産や買い物でファスナーが閉まりにくい。
私はこのパターンがかなり多いので、「必要なときだけ広げられる」というのは実用的だと思いました。
Sサイズを機内持ち込みで使う場合は拡張に注意
Sサイズを機内持ち込み前提で選ぶ場合は注意が必要です。
ACE公式では06316について、エキスパンド機能を使用していない通常時は、国内線・国際線の100席以上の航空機に対応する機内持ち込みサイズとして案内されています。
一方、拡張すると奥行きが大きくなるため、機内持ち込み条件から外れる場合があります。
また、実際の機内持ち込み条件は航空会社や機材、路線などによって異なる場合があるので、搭乗前に利用する航空会社の規定を確認しておくのが確実です。
ACEクレスタMサイズ06317は容量と扱いやすさのバランスを取りたい人向き
次に比較したのがMサイズの06317です。
容量は通常64L、拡張すると70Lで、重量は約4.3kgです。
Sサイズと数字を並べると容量差はかなり大きく、「荷物を減らすことばかり考えたくない」という人には、このくらいの余裕があるとラクだと思いました。
着替えだけでなく、靴、洗面用品、ガジェット類、折りたたみバッグなども持っていくと、スーツケースの中は意外とすぐ埋まります。
冬ならニットや厚手の服も場所を取ります。
そう考えると、Mサイズは単に「Sより大きい」というだけではなく、パッキングするときの余裕が違います。
私が特にいいと思ったのは、出発前から拡張状態にしなくてもいいことです。
最初は64Lの状態で荷物を入れておき、旅行先で荷物が増えたら70Lまで広げられます。
これなら「帰りの荷物が入るか心配だから、最初からさらに大きなスーツケースを買う」という考え方を少し変えられます。
一方で、本体重量はSより約1.1kg増えるので、駅の階段や車への積み込みなど、持ち上げる場面では違いを感じる可能性があります。
ここは容量だけでは分からないポイントでした。
普段の移動が空港からホテルまでほぼ車という人なら、多少大きくても容量を優先しやすいと思います。
逆に、電車移動が多かったり、自分で持ち上げる場面が多かったりするなら、容量と重量のバランスはかなり重要です。
ACEクレスタLサイズ06318は荷物の多さを優先したい人向き
そして最後にLサイズの06318です。
こちらは通常83L、拡張時93L、重量約4.8kgです。
数字を見ただけでも、SやMと比べてかなり余裕のあるサイズです。
家族分の荷物をまとめたい場合や、衣類が多くなる旅行、長めの滞在などで容量を重視するなら候補になります。
特に83Lから93Lまで広げられるため、お土産や現地で買ったものが増えやすい旅行でも余裕を持たせやすくなります。
ただ、Lサイズまで大きくなると、「たくさん入る」というメリットだけで決めないほうがいいとも感じました。
本体だけでも約4.8kgあるので、そこに衣類や靴、日用品などを詰めれば当然さらに重くなります。
容量があるからといってどんどん詰め込むと、持ち上げる場面では負担が大きくなる可能性があります。
飛行機を利用する場合には、利用する航空会社や運賃種別などで定められた預け手荷物の重量・サイズ制限も確認しておく必要があります。
ACEクレスタはS・M・Lのどれを選べばいい?
実際にS・M・Lを比較してみて感じたのは、「何泊するか」だけで選ぶより、「旅先でどう移動するか」と「普段どれくらい荷物を持っていくか」で考えたほうが選びやすいということでした。
荷物をコンパクトにできて、電車や徒歩での移動を軽快にしたいならS。
ある程度の容量が欲しく、容量と扱いやすさのバランスを取りたいならM。
荷物が多い、家族分をまとめたい、長めの旅行で容量に余裕を持たせたいならL。
私ならこんな基準で選びます。
Sサイズがおすすめな人
荷物を比較的コンパクトにまとめられる人。
電車や徒歩での移動が多い人。
できるだけ小さく軽いスーツケースを選びたい人。
通常時は機内持ち込みサイズとして使えるものを探している人。
Mサイズがおすすめな人
Sでは容量が少し心配な人。
衣類以外の荷物もある程度持っていきたい人。
大容量すぎないスーツケースを幅広い旅行で使いたい人。
容量と本体重量のバランスを取りたい人。
Lサイズがおすすめな人
衣類や荷物が多くなりやすい人。
家族の荷物をまとめて入れたい人。
長めの旅行で容量に余裕を持たせたい人。
帰りのお土産などで荷物が増えやすい人。
ACEクレスタはエキスパンド機能が便利
クレスタを比較していて便利だと感じたのが、やはりエキスパンド機能です。
旅行では「行き」より「帰り」に荷物が増れることがあります。
最初から必要以上に大きなケースを選ばなくても、必要なときに容量を増やせるのは使いやすいポイントだと思います。
Sは34Lから39L、Mは64Lから70L、Lは83Lから93Lへ拡張できます。
ただし、拡張するとケースの奥行きも増えるため、機内持ち込みや預け手荷物のサイズ条件が気になる場合は、拡張後の外寸まで確認しておく必要があります。
ACEクレスタの良い口コミ
ACEクレスタの購入者レビューを確認すると、サイズ感や容量、使い勝手を評価している声が見られます。
Sサイズでは、機内持ち込みサイズでありながら荷物を入れやすいと感じている人や、出張用として選んでいる人が見られました。
Mサイズでは、「大きすぎず小さすぎない」と感じている購入者や、家族分の荷物をまとめて入れられたという声があります。
Lサイズでは、大容量であることや、ポケットなどの収納面を評価している口コミが見られます。
また、エキスパンド機能によって荷物が増えたときに容量を調整できる点も、クレスタを選ぶメリットのひとつと考えられます。
ACEクレスタの悪い口コミ
一方で、すべての購入者が使い勝手に満足しているわけではありません。
Mサイズの購入者レビューの中には、キャスターの動きやハンドルの使い勝手が期待したほどではなかったという声もありました。
Lサイズでは、実際に届いてみると思っていたより大きく感じたという口コミも見られます。
また、縫製部分や商品の細かな仕上がりが気になったというレビューも一部にありました。
キャスターの動きや持ち手の感触、大きさの感じ方などは使用環境や個人差もあるため、口コミだけで一律に判断するのではなく、自分が重視するポイントと照らし合わせて考えたほうがよさそうです。
口コミからわかる注意点
口コミを確認して感じたのは、クレスタは「大きいサイズを選べば安心」という商品ではないということです。
特にMやLは荷物を多く入れられる反面、本体そのものもSより大きく重くなります。
容量だけを確認して購入すると、「思ったより大きかった」「持ち上げると重かった」と感じる可能性があります。
購入前には容量だけでなく、外寸と本体重量まで確認しておいたほうがよいでしょう。
キャスターやハンドルについても評価には個人差があるため、店頭で確認できる場合には実際に引いたり持ち手を伸縮させたりして感触を確かめるのもひとつの方法です。
購入前には型番と仕様を確認する
もうひとつ確認しておきたいのが、ACEのスーツケースには同じシリーズ名や似たデザインの商品が複数販売されていることです。
今回比較したクレスタは、06316・06317・06318です。
購入するときは「クレスタ」というシリーズ名だけを見るのではなく、商品番号と容量、外寸、重量、エキスパンド機能などの仕様まで確認するのがおすすめです。
販売ページによって旧モデルや別型番が掲載される可能性もあるので、価格だけで比較せず、商品番号まで確認しておくと間違いを防ぎやすくなります。
まとめ|ACEクレスタのサイズは旅行中に何をラクにしたいかで選ぶ
私は最初、「S・M・Lのどれを買えばいいか」ということばかり考えていました。
でも比較していくうちに、正解はサイズそのものではなく、「自分が旅行中に何をラクにしたいか」で変わるのだと分かりました。
できるだけ身軽に動きたいのか。
荷造りで容量を気にしたくないのか。
帰りのお土産まで余裕を持って入れたいのか。
この優先順位を先に決めると、自分に合うサイズがかなり見えやすくなります。
ACEクレスタのS・M・Lで迷っている人は、宿泊日数だけで決めず、普段の荷物量、移動手段、持ち上げる回数、帰りに荷物が増えるかどうかまで想像してみてください。
旅行当日になって「もう少し小さくすればよかった」「やっぱり容量が足りなかった」と感じる可能性を減らしやすくなると思います。
スーツケースは旅行中ずっと一緒に動く道具です。
容量の数字だけでなく、自分が実際に引いて歩く場面まで想像して選ぶことが、納得できるサイズ選びにつながると感じました。

