炊飯器を買い替えるとき、最後まで迷ったのが、アイリスオーヤマのRC-BMA30とRC-BMA50でした。
見た目や基本的な機能はよく似ていますが、RC-BMA30は3合炊き、RC-BMA50は5.5合炊きです。
「一人暮らしなら3合で十分」と簡単に決められそうですが、私は平日に毎回ご飯を炊くのが面倒で、休日にまとめて炊いて冷凍することが多いタイプです。
そのため、少し大きめのRC-BMA50を選んだほうが便利なのではないかと迷いました。
実際に仕様を比べてみると、違いは単純な炊飯容量だけではありませんでした。
置き場所や一度に炊く量、洗いやすさまで考えることで、自分に合うほうが見えてきました。
RC-BMA30とRC-BMA50の違いを比較
RC-BMA30とRC-BMA50の主な違いをまとめると、次のとおりです。
| 比較項目 | RC-BMA30 | RC-BMA50 |
|---|---|---|
| 最大炊飯容量 | 3合 | 5.5合 |
| 本体サイズ | 幅約23.2×奥行約27.4×高さ約19.9cm | 幅約26.0×奥行約31.2×高さ約22.5cm |
| 定格消費電力 | 475W | 645W |
| 主な炊飯メニュー | 白米・無洗米、炊込み、玄米、おかゆ、早炊き、エコ | 白米・無洗米、炊込み、玄米、おかゆ、早炊き、エコ |
| お手入れする主な部品 | 内釜・内ぶた・蒸気口セット | 内釜・内ぶた・蒸気口セット |
| 向いている使い方 | 少量炊き、設置スペースを抑えたい | まとめ炊き、一度に多く炊きたい |
大きな違いは、炊飯容量と本体サイズです。
炊飯メニューや基本的なお手入れ方法は共通しているため、普段炊く量と設置場所を中心に選ぶと判断しやすくなります。
RC-BMA30とRC-BMA50の大きな違いは炊飯容量
最も分かりやすい違いは、やはり炊飯できる量です。
RC-BMA30は最大3合、RC-BMA50は最大5.5合まで白米を炊けます。
私は普段、1回に1合から2合ほど炊きます。
炊きたてをその日に食べ、残った分を翌日の朝食やお弁当に回すくらいなら、3合炊きのRC-BMA30でも十分です。
一方で、数日分をまとめて冷凍したい場合や、家族や友人が来たときにも使いたい場合は、5.5合炊きのRC-BMA50に余裕があります。
ただし、「一人暮らしだから必ず3合」「二人以上だから必ず5.5合」とは限りません。
一人暮らしでもまとめ炊きをする人なら5.5合が便利なことがありますし、二人暮らしでも毎回少量ずつ炊くなら3合で足りる場合があります。
人数だけで決めず、普段一度に何合炊いているかを思い出すことが大切だと感じました。
キッチンに置いてみるとサイズの違いも気になった
私が特に注意したのは、本体のサイズです。
RC-BMA30の製品寸法は、幅約23.2cm、奥行約27.4cm、高さ約19.9cmです。
RC-BMA50は、幅約26.0cm、奥行約31.2cm、高さ約22.5cmです。
数字だけを見ると数cmの違いですが、炊飯器を置く棚が狭い場合、この差は意外と無視できません。
私のキッチンには炊飯器、電子レンジ、電気ケトルを同じラックに置いています。
RC-BMA50も置けない大きさではありませんでしたが、横幅と奥行きに余裕が少なくなり、隣の家電との間隔が気になりました。
さらに、炊飯中は蒸気が出るため、本体寸法だけでなく、上部や周囲に必要な空間も考える必要があります。
棚の天板が近い場所に置くなら、ふたを十分に開けられるか、蒸気がこもりにくいかまで確認しておくと安心です。
実際にメジャーで設置スペースを測ってみると、私のキッチンにはRC-BMA30のほうがすっきり収まりそうでした。
基本的な炊飯機能はよく似ている
RC-BMA30とRC-BMA50は容量こそ違いますが、基本的な使い方はよく似ています。
どちらにも、かため、ふつう、やわらかめの3種類から好みの食感を選べる機能があります。
また、白米・無洗米、炊込み、玄米、おかゆ、早炊き、エコの炊飯メニューが用意されています。
高機能な炊飯器には設定項目が多いものもありますが、私は毎日使う家電には操作の分かりやすさを求めていました。
普段は白米、時間がない朝は早炊き、たまに炊込みご飯という使い方なので、必要なメニューがひと通りそろっている点に魅力を感じました。
ただし、どのモードでも同じ炊き上がりになるわけではありません。
お米の種類や保存状態、水の量、炊飯量によっても食感は変わります。
初めて使うときは、まず「ふつう」で炊き、水を少しずつ調整しながら自分の好みを探すのがよさそうです。
お手入れはどちらも3点が基本
炊飯器を毎日使ううえで、容量と同じくらい気になったのがお手入れでした。
RC-BMA30とRC-BMA50は、内釜、内ぶた、蒸気口セットの3点を洗う仕様です。
部品が極端に多いわけではないため、夕食後に洗い物をするときも、大きな負担にはなりにくい印象でした。
ただし、RC-BMA50は本体だけでなく内釜も大きくなるため、小さなシンクでは洗うときに少し場所を取る可能性があります。
私は一人分の食器を洗うことが多く、シンクも広くありません。
内釜を扱いやすく、洗った後の置き場所にも困りにくいことを考えると、RC-BMA30のサイズ感が自分には合っていました。
一方で、一度にたくさん炊くことで炊飯回数を減らしたい人なら、多少内釜が大きくてもRC-BMA50を選ぶメリットはあります。
消費電力だけで電気代を判断しないようにした
定格消費電力は、RC-BMA30が475W、RC-BMA50が645Wです。
この数字を見ると、RC-BMA30のほうが必ず電気代が安いように感じます。
しかし、実際の消費電力量は、炊く量や選ぶメニュー、周囲の温度、保温時間などによって変わります。
RC-BMA50で一度にまとめて炊いて冷凍すれば、炊飯回数を減らせる可能性があります。
反対に、毎回1合程度しか炊かないなら、大容量を選んでも十分に活用できないかもしれません。
そのため私は、カタログ上の定格消費電力だけではなく、自分が週に何回炊飯するか、どれくらい保温するかまで考えるようにしました。
私は長時間保温するよりも、炊き上がったご飯を小分けにして冷凍することが多いため、必要な量を無理なく炊けるRC-BMA30で十分だと判断しました。
RC-BMA30とRC-BMA50の良い口コミ
RC-BMA30とRC-BMA50の口コミでは、操作がシンプルで分かりやすいことや、必要な炊飯メニューがそろっていることを評価する意見が見られます。
RC-BMA30については、コンパクトで置きやすく、一人暮らしや少量炊きに使いやすいという声があります。
キッチンの作業スペースが限られている場合でも、3合炊きのサイズなら設置場所を確保しやすい点がメリットです。
RC-BMA50については、一度に多く炊けるため、家族分のご飯や冷凍保存用のまとめ炊きに使いやすいという意見があります。
毎回炊飯する手間を減らしたい人にとっては、5.5合の余裕が便利に感じられそうです。
また、内釜、内ぶた、蒸気口セットの3点が主なお手入れ箇所となっており、日常のお手入れ方法が分かりやすい点も選びやすさにつながっています。
RC-BMA30とRC-BMA50の悪い口コミ
悪い口コミや気になる意見としては、炊き上がりの好みが人によって分かれることがあります。
炊飯器は、価格帯や加熱方式によって炊き上がりの傾向が異なります。
以前に上位価格帯のIH炊飯器や圧力IH炊飯器を使っていた人は、炊き上がりに物足りなさを感じる可能性があります。
また、RC-BMA50は5.5合炊きのため、RC-BMA30よりも本体と内釜が大きくなります。
設置スペースやシンクが狭い場合は、想像していたよりも場所を取ると感じるかもしれません。
反対に、RC-BMA30はコンパクトですが、3合を超えてまとめて炊くことはできません。
冷凍保存用として一度に多く炊きたい人は、炊飯回数が増える可能性があります。
口コミからわかる注意点
口コミを確認するときは、「おいしく炊けた」「思ったよりおいしくなかった」という感想だけで判断しないことが大切です。
炊き上がりは、お米の銘柄や鮮度、水加減、炊飯量、選択したメニューなどによって変わります。
同じ炊飯器でも使用条件によって感想が異なるため、炊き上がりに関する口コミは一つの目安として見る必要があります。
また、RC-BMA30とRC-BMA50は容量が違うため、口コミを見る際は、どちらの型番について書かれているかも確認したいところです。
販売ページによっては、3合モデルと5.5合モデルの口コミが同じページに掲載されていることがあります。
コンパクトさについての口コミがRC-BMA30のものなのか、まとめ炊きについての口コミがRC-BMA50のものなのかを分けて確認すると、選ぶ際の参考にしやすくなります。
最終的にRC-BMA30を選んだ理由
最後まで5.5合のRC-BMA50にも惹かれましたが、私はRC-BMA30を選びました。
決め手になったのは、普段炊く量と設置スペースのバランスです。
平日は1合から2合、休日でも最大3合ほどしか炊かないため、5.5合の容量が必要になる場面はそれほど多くありません。
また、RC-BMA30ならキッチンラックに置いても圧迫感が少なく、内釜も日常的に洗いやすいと感じました。
実際に使うようになってからは、操作が複雑ではないので、疲れて帰った日でも迷わず炊飯を始められています。
炊き上がりについては、お米の種類や水加減によって変わりますが、自分の好みを探しながら水量を調整するのも、それほど面倒ではありませんでした。
早炊きが使えるのも助かっています。
ご飯を炊き忘れていた日に選択肢があるだけで、外食やコンビニ弁当に頼る回数を減らしやすくなりました。
RC-BMA30がおすすめの人
RC-BMA30が向いているのは、次のような人です。
- 一度に炊く量が3合以内の人
- 1合から2合程度を炊くことが多い人
- 一人暮らしや少量炊きが中心の人
- できるだけコンパクトな炊飯器を置きたい人
- 内釜の扱いやすさを重視する人
- キッチンやシンクのスペースが限られている人
普段炊く量が3合以内に収まり、設置スペースを抑えたい人には、RC-BMA30が選びやすいでしょう。
RC-BMA50がおすすめの人
RC-BMA50が向いているのは、次のような人です。
- 一度に3合を超えて炊くことがある人
- 数日分のご飯をまとめて冷凍したい人
- 家族のご飯を一度に炊きたい人
- 来客時にも炊飯器を使いたい人
- 炊飯回数をできるだけ減らしたい人
- 本体と内釜を置くスペースを確保できる人
家族の人数だけでなく、来客時の使用や作り置きの頻度も考えて選ぶとよさそうです。
RC-BMA30とRC-BMA50の違いまとめ
RC-BMA30とRC-BMA50は、基本的な炊飯メニューやお手入れする主な部品が共通しています。
そのため、選ぶ際の中心になるのは、炊飯容量と本体サイズです。
購入前には普段炊く量を確認し、設置予定の場所をメジャーで測っておくことをおすすめします。
炊飯器本体が置けるだけでなく、ふたを開ける空間や蒸気を逃がす余裕も忘れずに確認したいところです。
私の場合は、余裕のある5.5合よりも、毎日の生活に無理なく収まる3合のRC-BMA30が合っていました。
大きいほうを選べば安心とは限りません。
反対に、小さいほうが誰にとっても便利とも限りません。
実際の炊飯量、キッチンの広さ、まとめ炊きの頻度を比べることが、後悔しにくい選び方につながると思います。

