子どもの上履きや泥のついた靴下、夫の作業着、ペット用のタオル。
普段着と一緒に洗うのは少し抵抗があるけれど、そのたびに洗面台で手洗いするのも大変でした。
特につらかったのが、週末にまとめて持ち帰ってくる上履きです。
ブラシでこすっていると水が周りにはね、洗面台には砂が残ります。
冬は水が冷たく、指先が痛くなることもありました。
「洗濯機に入れる前の予洗いだけでも、機械に任せられたらラクなのに」と思って見つけたのが、バケツ型の小型洗濯機、ウォッシュボーイTOM-12fです。
ただ、購入前には気になることもありました。
本当に家庭で使いやすいのか。
600gという容量はどれくらいなのか。
音は大きくないのか。
そして、排水は面倒ではないのか。
口コミを見ると便利だという声がある一方で、「容量が思ったより小さい」「運転音が気になる」「排水時に扱いにくさを感じる」という意見も見かけます。
そこで、良い点だけでなく、気になる点も確認したうえで使い始めることにしました。
ウォッシュボーイTOM-12fの基本仕様
届いたときの第一印象は、「小さいけれど、意外と存在感がある」というものでした。
本体サイズは幅約35.5cm、奥行約32.5cm、高さ約49.5cmで、重さは約4.7kgです。
使わないときは駆動部をバケツの中に収納できますが、完全に棚の隙間へ収まるほど小さな家電ではありません。
洗面所に置くのか、収納庫にしまうのかは、購入前に決めておいたほうが安心だと感じました。
標準洗濯量は乾燥時の布質量で600g、標準使用水量は10Lです。
定格消費電力は120Wで、連続運転時間は15分となっています。
ウォッシュボーイTOM-12fの使い方
使い方は思っていたよりシンプルでした。
バケツに洗う物、水、洗剤を入れ、ふたを閉めて駆動部にセットします。
その後、水流とタイマーを設定すれば運転が始まります。
水流は「標準」と「ソフト」から選択でき、タイマーは最長15分です。
取扱説明書では、衣類を洗う場合は洗濯物350~600g、水量10Lを目安に、化繊は3~6分、木綿・麻は6~9分、作業服は12~15分と案内されています。
ただし、上履きなどの靴については、衣類の重量目安とは単純に比較できません。
靴の大きさや形によって水流が妨げられるため、無理に詰め込まず、水が動く量に調整する必要があります。
ウォッシュボーイTOM-12fの良い口コミ
ウォッシュボーイTOM-12fの良い口コミでは、次のような点が評価されています。
- 上履きや泥汚れの予洗いを任せられる
- 作業着やペット用品を普段着と分けて洗える
- 操作方法が分かりやすい
- 手でこすり続ける時間を減らせる
- 使用後は駆動部をバケツ内に収納できる
初めて上履きを入れて動かしたときは、想像以上にしっかり水が動いて驚きました。
ただし、「入れて回せば新品のように真っ白になる」というわけではありません。
泥の量、靴の素材、洗剤、つけ置き時間によって仕上がりは変わります。
ひどい汚れは、乾いた泥を先に落としたり、気になる部分だけ最後にブラシで仕上げたりしたほうがきれいになりました。
それでも、最初から最後まで手でこすり続けなくてよくなったのは大きな変化です。
ウォッシュボーイを動かしている間に、浴室の掃除をしたり、翌日の準備をしたりできます。
家事が完全になくなるわけではありませんが、つきっきりになる時間が減りました。
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ウォッシュボーイTOM-12fの悪い口コミ
ウォッシュボーイTOM-12fの悪い口コミや不満点としては、主に次のような内容が見られます。
- 600gでは一度に洗える量が少ない
- モーター音や水流音が気になる
- 脱水機能がない
- 水を入れたバケツが重い
- 排水時に周囲がぬれることがある
- 本体の収納場所が必要
600gという数字だけを見ると十分に感じますが、大量の衣類をまとめて洗う製品ではありません。
上履きを何足も一度に洗いたい家庭や、作業着をまとめて処理したい家庭では、容量不足を感じる可能性があります。
また、本体重量は約4.7kgですが、標準水量の10Lを入れると、水と洗濯物を含めた全体の重さはさらに増えます。
排水場所まで持って移動する使い方を考えている場合は、重さも確認しておきたいところです。
口コミからわかる注意点
口コミから分かる最大の注意点は、ウォッシュボーイTOM-12fが一般的な全自動洗濯機とは異なることです。
ウォッシュボーイには脱水機能がありません。
基本的には、予洗い、つけ置き洗い、分け洗いに使用するバケツ型洗浄機です。
洗った後は手で絞るか、必要に応じて通常の洗濯機で本洗いと脱水をします。
そのため、「これ一台で家庭の洗濯機が不要になる」と考えると、期待とのズレが出そうです。
反対に、泥汚れや毛のついた物を通常の洗濯機へ入れる前に処理したい家庭には、役割が分かりやすいと感じました。
もう一つ注意したいのが、使用場所です。
取扱説明書では、浴室など水がかかる場所や、床がぬれている場所で使用しないよう案内されています。
本体の駆動部をぬらすと、感電や故障につながるおそれがあるためです。
排水は浴室や洗面台の近くで行うと便利ですが、運転中の本体は、水のかからない平らで安定した場所に置く必要があります。
運転音は大きい?
気になっていた運転音については、無音ではありません。
運転中はモーター音と水が動く音がします。
口コミでは「音はそれほど気にならない」という声がある一方で、「思っていたより音がする」という意見もあり、感じ方や住環境によって評価が分かれています。
夜遅くに集合住宅で使用する場合は、時間帯に配慮したほうがよさそうです。
また、洗濯物を詰め込みすぎたり、重さが片寄ったりすると、通常より振動が大きくなる可能性があります。
安定した床に置き、洗濯物が水の中で動ける量に調整することが大切です。
ウォッシュボーイTOM-12fの排水方法
買う前に必ず確認しておきたいのが排水方法です。
TOM-12fは、一般的な洗濯機のように排水ホースから自動で水を流すタイプではありません。
運転終了後、ふたのスライド部分を開け、バケツを持って傾けながら排水します。
このとき、勢いよくバケツを傾けると、ふたが外れたり、洗濯物が飛び出したりする可能性があります。
取扱説明書では、水量を調整しながら排水すること、急激にバケツを傾けないことが案内されています。
また、ふたは完全密閉ではないため、ふたとバケツの隙間から水が出る場合があります。
私は大きめの洗面ボウルや排水しやすい場所の近くで扱うほうが便利だと感じました。
ただし、駆動部へ水がかからないように注意し、運転場所と排水場所を分けて考える必要があります。
周囲が多少ぬれても対処できる場所で排水し、必要に応じて足元に吸水マットやタオルを用意しておくと安心です。
洗濯物をすすぐ場合は、一度排水して洗濯物を絞り、きれいな水を入れて再度運転します。
自動ですすぎまで行う製品ではないため、洗濯から排水、すすぎまでの手順は購入前に理解しておきたいポイントです。
600gの容量はどれくらい?
ウォッシュボーイTOM-12fの標準洗濯量は、乾燥した布の重さで600gです。
取扱説明書には、衣類のおおよその重量として次の目安が掲載されています。
- パンツ:約50g
- Tシャツ:約130g
- Yシャツ:約200g
- シーツ:約500g
- 靴下:約50g
- パジャマ:約500g
- ブラウス:約50g
- バスタオル:約300g
衣類の種類、大きさ、厚さによって重量は異なるため、あくまで目安です。
例えば、バスタオルなら目安として約2枚分ですが、水を吸うと重くなり、かさも増えます。
重量が600g以内でも、バケツの中で洗濯物が動かなければ十分に洗いにくくなります。
数字だけで判断せず、水流が止まらない程度の量に調整する必要があります。
上履き、靴下、雑巾、ペット用品などを少量ずつ分けて洗う用途には使いやすい一方、大量の作業着や家族分の衣類を一度に洗う用途には向いていません。
作業着やペット用品の分け洗いに便利
作業着やペット用タオルを普段着と分けて洗えるのも便利でした。
ウォッシュボーイは脱水機能付きの全自動洗濯機ではないため、基本的には予洗い、つけ置き、分け洗いに使う機械です。
洗った後は手で絞るか、必要に応じて通常の洗濯機で本洗いと脱水をします。
そのため、「これ一台で家庭の洗濯機が不要になる」と考えると、期待とのズレが出そうです。
反対に、泥汚れや毛のついた物を通常の洗濯機へ入れる前に処理したい家庭には、役割が分かりやすいと感じました。
ただし、ペット用品に付着した大量の毛は、運転前にできるだけ取り除いておくほうが安心です。
ポケットの中の異物や砂、固形物についても、あらかじめ取り除いてから洗います。
旧型TOM-12wとの違い
旧型との違いも確認しておきたいところです。
メーカーの取扱説明書一覧には、TOM-12fと旧型TOM-12wが別製品として掲載されています。
TOM-12fでは、排水時に洗濯物が流れ出るのを抑えるふたとスライド式の排水口が採用されています。
ただし、ふたは水漏れを完全に防ぐ密閉構造ではありません。
排水時は、スライド部分を開けて少しずつ傾ける必要があります。
旧型から買い替える場合や中古品を探す場合は、「TOM-12f」なのか「TOM-12w」なのか、型番を確認してから購入したほうが安心です。
なお、販売ページによっては限定仕様やコード長の異なるモデルが掲載されていることがあります。
商品名だけで判断せず、型番、付属品、電源コードの長さを販売ページで確認してください。
ウォッシュボーイTOM-12fが向いている人
ウォッシュボーイTOM-12fは、次のような人に向いています。
- 毎週の上履き洗いを負担に感じている人
- 泥のついた靴下や作業着を予洗いしたい人
- ペット用品を普段着と分けて洗いたい人
- 雑巾などを少量ずつ洗いたい人
- 手でこすり続ける時間を減らしたい人
- 排水やすすぎを手作業で行うことに抵抗がない人
一方で、次のような人には合わない可能性があります。
- 一度に大量の衣類を洗いたい人
- 脱水まで一台で済ませたい人
- 給水と排水を自動で行いたい人
- 運転音をできるだけ抑えたい人
- 水を入れたバケツを持って排水するのが難しい人
- 本体の収納場所を確保できない人
実際に使う前は、「排水が面倒なら、結局使わなくなるかもしれない」と心配していました。
しかし、排水しやすい場所の近くに置き場所を決め、洗う物を詰め込みすぎないようにすると、わが家では使う流れが定着しました。
上履きを何足も一度に洗いたい家庭や、大量の作業着をまとめて処理したい家庭には、600gという容量が物足りない可能性があります。
一方で、上履き、靴下、雑巾、ペット用品などを少量ずつ分けて洗いたい場合には、使いやすいサイズです。
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ウォッシュボーイTOM-12fの口コミまとめ
ウォッシュボーイTOM-12fを使って感じた一番のメリットは、「汚れ物を見るたびに、手洗いしなければと思う負担」が軽くなったことでした。
何でも必ずきれいになるわけではなく、脱水もできません。
音や排水、収納場所についても、購入前の確認が必要です。
それでも、毎週の上履き洗いや泥汚れの予洗いに時間を取られている人、ペット用品や作業着を普段の衣類と分けたい人には、検討しやすいバケツ型洗浄機だと思います。
購入前には、約35.5×32.5×49.5cmの収納場所を確保できるか、600gの容量で足りるか、無理なく排水できる場所があるかを確認しておくことが大切です。
ウォッシュボーイは通常の洗濯機の代わりではありません。
しかし、手洗いと本洗いの間にある面倒な「予洗い」を任せる道具として考えると、毎週の洗濯を少しラクにしてくれる存在でした。

