夏になると、わが家のリビングでは扇風機とサーキュレーターが同時に稼働していました。
家族がソファで過ごすときは扇風機、エアコンの冷気を部屋全体に回したいときはサーキュレーター。
用途が違うとはいえ、2台を置いておくと場所を取りますし、コードや本体の掃除もそれぞれ必要です。
特に気になっていたのが、羽根やガードに付着するほこりでした。
扇風機をしばらく使ったあと、前ガードを外してみると、羽根の縁に細かなほこりがびっしり。
掃除しなければと思いながら、ガードの取り外しが面倒で、つい後回しにしていました。
そこで見つけたのが、シロカのフィルター付きサーキュレーター扇風機「SF-CF151」です。
名前のとおり、扇風機とサーキュレーターの両方を意識した製品で、背面にほこりを捕集するためのフィルターが付いています。
ただ、購入前には少し迷いました。
「フィルター付きなら空気清浄機の代わりになるの?」
「本体が大きすぎない?」
「音は気にならない?」
「フィルター交換に費用がかかるのでは?」
気になる点を一つずつ確認したうえで使い始めました。
シロカSF-CF151の悪い口コミ
SF-CF151の口コミで購入前に確認しておきたいのは、主に本体の大きさや重さ、強い風量で運転したときの音です。
一般的な軽量扇風機や卓上サーキュレーターと比べると、本体は大きく、約5kgの重さがあります。
そのため、頻繁に部屋を移動させたい人からは、持ち運びやすさが気になる可能性があります。
また、弱い風量では使いやすくても、風量を上げれば送風音は大きくなります。
寝室やテレビの近くなど、静かさを重視する場所では、実際に使用する風量を想定して選ぶ必要があります。
背面にフィルターが付いていますが、フィルターの掃除が不要になるわけではありません。
フィルターにほこりがたまった場合は、掃除機などで取り除き、汚れがひどいときは水洗いして十分に乾燥させる必要があります。
シロカSF-CF151の良い口コミ
良い口コミでは、風量の強さ、上下左右の首振り、手入れのしやすさを評価する声が見られます。
販売ページの購入者レビューには、2枚の羽根による風の強さや、首振りの使いやすさ、ガードを外しやすく手入れしやすい点を評価する声があります。
風量は通常の8段階に加えてターボモードがあり、部屋の空気を循環させたいときと、人に直接風を送りたいときで使い分けられます。
上下と左右の自動首振りを組み合わせられるため、広い範囲に風を送りやすい点も特徴です。
また、背面フィルターが吸い込むほこりを捕集し、羽根やガードに付着する汚れを軽減する仕組みになっています。
フィルターは取り外して掃除でき、前後のガードや2枚の羽根も取り外して手入れできます。
口コミからわかる注意点
口コミを見ると、SF-CF151は「小型で軽い扇風機」ではなく、扇風機とサーキュレーターを1台にまとめることを重視した製品だと分かります。
特に確認したいのは、次の点です。
- 本体幅は約35cm、奥行きは約30cmある
- 高さは約87cmと約113cmの2段階
- 本体質量は約5.2kg、パイプ使用時は約5.3kg
- 強い風量では運転音も大きくなりやすい
- フィルターは空気清浄機の代わりではない
- フィルターや羽根の定期的な手入れは必要
フィルター付きという名称だけを見ると、花粉や微粒子を除去する空気清浄機能を想像するかもしれません。
しかし、メーカーが説明している主な役割は、吸い込む空気のほこりを捕集して、羽根やガードの汚れを軽減することです。
空気清浄性能を目的に選ぶのではなく、日頃の扇風機掃除を少しラクにする仕組みとして考えたほうがよいでしょう。
実際に置いてみると想像より存在感はある
SF-CF151の本体サイズは、約幅35cm、奥行30cmです。
高さは通常時が約87cmで、付属のパイプを使うと約113cmになります。
重さは通常時が約5.2kg、パイプ使用時は約5.3kgです。
一般的な軽量扇風機と比べると、持ち上げたときにはそれなりの重さを感じます。
わが家では、最初に113cmのハイポジションで使ってみました。
ソファやダイニングチェアの背もたれに風が遮られにくく、少し高い位置から風を送れるのは便利です。
一方、背の低い家具が中心の部屋では、本体の高さが目立つと感じる人もいると思います。
パイプを外せば約87cmに変更できるため、わが家ではリビングでは高く、寝室へ移動するときは低くする使い方に落ち着きました。
ただし、頻繁に部屋を移動させたい人は、約5kgという重さを事前に確認しておいたほうがよさそうです。
風量は細かく調節でき、遠くへ風を送りやすい
SF-CF151の風量は、通常のレベル1からレベル8までの8段階です。
さらに、通常のレベル8より強い風を送るターボモードが用意されています。
仕様表では、ターボモードを含めて「9段階」と表記されています。
上下と左右の首振りにも対応しており、正面だけに風を当てる使い方だけでなく、部屋の空気を広く動かす使い方もできます。
家族がリビングにいるときは、弱めの風量で左右に首を振るように設定。
エアコンと一緒に使うときは、少し上向きにして空気を循環させています。
強い風にすればしっかり風を感じられますが、当然ながら風量を上げるほど運転音も大きくなります。
昼間のリビングではあまり気になりませんでしたが、テレビの音量を小さくしているときや、静かな寝室で使うときは、弱めの風量のほうが落ち着きました。
音の感じ方には個人差があります。
音に敏感な人は、「パワフルな風量でも無音に近い」とは考えず、就寝時に使いたい風量で許容できるかを確認したほうが安心です。
楽天で「シロカ フィルター付きサーキュレーター扇風機 SF-CF151」を見る
フィルターは空気清浄用というより羽根の汚れを減らすため
SF-CF151で一番気になっていたのが、背面フィルターです。
使ってみて感じたのは、このフィルターを空気清浄機の代用品として考えないほうがよいということでした。
メーカーは、背面から取り込む空気に含まれるほこりをフィルターで捕集し、羽根やガードの汚れを軽減する機能として説明しています。
花粉や微細な粒子をどの程度除去できるか、部屋全体の空気をどの程度きれいにできるかを示す空気清浄性能ではありません。
実際、フィルターにほこりが付着しているのを見ると、「この一部が羽根に付くのを防いでくれたのかな」と感じます。
ただし、フィルターがあるから掃除をしなくてよいわけではありません。
ほこりがたまったら掃除機などで取り除く必要がありますし、汚れた状態のまま使い続けるのは避けたいところです。
フィルターと羽根の手入れ方法
フィルターの普段のお手入れは、後ガードからフィルターを取り外し、掃除機などで表面のほこりを取り除く方法です。
汚れがひどい場合は水洗いし、柔らかい布で水気を拭き取って、十分に乾燥させてから取り付けます。
前ガード、後ガード、前羽根、後羽根も取り外せます。
ただし、取扱説明書で案内されている基本的な手入れ方法は、水またはぬるま湯に浸して固く絞った柔らかい布で汚れを拭き取る方法です。
汚れがひどい場合は、薄めた台所用中性洗剤を使用します。
本体やモーター部分を丸洗いしたり、水をかけたりすることはできません。
シンナー、ベンジン、研磨剤入り洗剤、みがき粉、たわしなども使用できないため注意が必要です。
以前使っていた扇風機では、掃除を始めるまでの心理的なハードルが高かったのですが、SF-CF151はまずフィルターだけ掃除するという選択肢があります。
週末の掃除機がけのついでに、背面フィルターの表面を軽く吸うだけなら、それほど負担になりません。
それでも、シーズン中に一度も分解掃除をしなくて済むわけではありません。
羽根やガードの内側には少しずつ汚れが付くため、状態を見ながら手入れする必要があります。
交換用フィルターの型番と交換時期
交換用フィルターの部品コードは「SF-CF151PF」です。
ただし、取扱説明書には「何か月ごとに交換する」といった一律の交換時期は記載されていません。
掃除をしても汚れが落ちない場合や、破れ、変形、傷みが見られる場合に交換を検討するのが現実的です。
交換用フィルターの販売価格や在庫状況は変わる可能性があります。
必要になった段階で、シロカの部品・消耗品販売ページやサポート窓口で最新情報を確認してください。
部屋干しにも使えるが乾燥時間は環境次第
雨の日には、洗濯物の下や斜め前から風が通るように置いています。
上下左右に風向きを変えられるため、複数の洗濯物に風を当てやすいのは便利でした。
ただし、部屋干しが必ず短時間で乾くとは限りません。
乾燥時間は、室温や湿度、洗濯物の量、洗濯物同士の間隔、除湿機やエアコンを併用するかどうかで大きく変わります。
SF-CF151だけで乾燥時間が決まるわけではないので、わが家では除湿運転と組み合わせています。
SF-CF151を使って感じたメリット
一番よかったのは、扇風機として人に風を送りながら、季節によってはサーキュレーターとしても使えることです。
高さを約87cmと約113cmで変えられる点も、家具の配置に合わせやすく感じました。
背面フィルターについては、「空気清浄機能が付いた」というより、「羽根やガードに入り込むほこりを減らし、日頃の手入れを少しラクにする仕組み」と考えると納得しやすいです。
風量を細かく調節でき、上下左右の首振りを組み合わせられるため、人に風を当てる用途と空気を循環させる用途を使い分けやすいのもメリットです。
SF-CF151を購入する前の注意点
本体は通常時で約5.2kg、パイプ使用時で約5.3kgあり、コンパクトな卓上サーキュレーターのような軽さではありません。
置き場所や収納場所、部屋をまたいで運ぶ頻度は、購入前に考えておいたほうがよいと思います。
また、静かさを最優先したい場合は、使用予定の風量によって音の感じ方が変わることも忘れないほうがよさそうです。
フィルターは手入れの負担を軽減するための機能ですが、フィルター自体の掃除や、羽根とガードの定期的な手入れは必要です。
楽天で「シロカ フィルター付きサーキュレーター扇風機 SF-CF151」を見る
SF-CF151がおすすめな人
SF-CF151は、次のような人に向いています。
- 扇風機とサーキュレーターを1台にまとめたい人
- リビングやダイニングで高い位置から風を送りたい人
- エアコンの空気を部屋の広い範囲に循環させたい人
- 羽根やガードに付着するほこりを少しでも減らしたい人
- フィルターや羽根を取り外して手入れできる製品を選びたい人
SF-CF151をおすすめしにくい人
一方で、次のような人は、ほかの製品も含めて比較したほうがよいでしょう。
- 軽さや持ち運びやすさを最優先したい人
- 狭い場所に置ける小型のサーキュレーターを探している人
- 強い風量でも静かな製品を求めている人
- 分解やフィルター掃除をほとんどしたくない人
- フィルターによる本格的な花粉・微粒子対策を期待している人
まとめ|フィルターの役割と本体サイズを確認して選ぶ
SF-CF151は、空気清浄機の代わりを探している人よりも、扇風機とサーキュレーターを1台にまとめたい人や、羽根に付くほこりを少しでも減らして掃除の負担を軽くしたい人に合う製品だと感じました。
反対に、軽さを最優先したい人、狭い場所で使いたい人、フィルターによる本格的な花粉・微粒子対策を期待する人は、ほかの製品も含めて比較したほうがよいでしょう。
購入前には、本体の幅と奥行きだけでなく、約87cmと約113cmのどちらで使うのか、約5.2kgから約5.3kgの本体を無理なく動かせるかまで確認しておくのがおすすめです。
フィルター付きという言葉だけで判断せず、役割と手入れ方法を理解したうえで選べば、「思っていた機能と違った」という失敗を減らせると思います。

