炊飯器や電気ケトルの周りは、どうしてあんなに細かい物が集まるのでしょうか。
わが家では、しゃもじ、計量カップ、コーヒーフィルター、クリップ、ふきんなどがキッチンカウンターの上に少しずつ増え、いつの間にか調理スペースを圧迫していました。
特に困っていたのが、夕食の準備が重なる時間です。
炊飯器からご飯をよそいながら、電子レンジで温めたお皿を置き、電気ケトルでお湯を沸かす。
ほんの少しお皿を置ける場所がほしいだけなのに、毎回まな板を移動させたり、ダイニングテーブルまで運んだりしていました。
家電下収納が便利そうなのは知っていましたが、「本当にわが家の家電を置けるのか」「引き出したときにグラつかないか」「思ったより場所を取るのではないか」と気になる点も多く、なかなか購入に踏み切れませんでした。
そんなときに見つけたのが、山崎実業の「tower ツーウェイ キッチン家電下引き出し&スライドテーブル」です。
キッチン家電下スライドテーブルタワーの良い口コミ
キッチン家電下スライドテーブルタワーの口コミでは、次のような点を評価する声が見られます。
- 家電下の空間を収納として使える
- 必要なときだけ一時置きスペースを引き出せる
- 本体に重さがあり、しっかりしている
- 炊飯器や電気ケトルの周辺用品をまとめやすい
- 白や黒のシンプルなデザインで家電になじみやすい
実際の購入者レビューでも、スライドテーブルにお皿を置きやすいことや、炊飯器と電気ケトルをまとめて置けたこと、収納場所が増えて調理しやすくなったことなどが挙げられています。
炊飯器からご飯をよそうときに茶碗を置いたり、コーヒーメーカーの近くにカップを置いたりする使い方と相性がよさそうです。
キッチン家電下スライドテーブルタワーの悪い口コミ
一方で、使う人によっては気になりそうな口コミもあります。
- 引き出しやスライドテーブルの開閉音が気になる
- 本体が重く、設置後に簡単には動かしにくい
- 引き出しの中で細かい物が動きやすい
- ラックを置くことで家電の位置が高くなる
- 家電や設置場所によってはサイズが合わない
購入者レビューには、引き出しなどを動かしたときの金属音が少し気になったという声があります。
また、引き出しの側面に隙間があり、細かな物が引っかからないよう、収納ボックスを入れて使っているという例もありました。
音の感じ方や収納物との相性には個人差がありますが、細かなクリップや小袋などを入れる場合は、仕切りケースを併用したほうが使いやすい可能性があります。
口コミからわかる注意点
口コミからわかる一番の注意点は、商品自体の評価がよくても、自宅の家電や設置場所に合うとは限らないことです。
購入前には、次の点を確認する必要があります。
- キッチンカウンターの幅と奥行き
- 家電本体の幅、奥行き、重量
- 家電の脚が天板の内側に収まるか
- 家電の扉やふたを開けられるか
- スライドテーブルを引き出すスペースがあるか
- コンセントや電源コードに無理がかからないか
- 家電メーカーが指定する放熱・蒸気スペースを確保できるか
特に、炊飯器や電気ケトルなどを置く場合は、ラックだけでなく、家電の取扱説明書に記載されている設置条件を優先することが大切です。
W45タイプのサイズを確認
最初に確認したのはサイズでした。
W45タイプの本体サイズは、約幅45cm、奥行き39.3~64cm、高さ13.5cmです。
奥行きは、スライドテーブルを収納しているときと、引き出したときで変わります。
本体重量は約8.1kgです。
天板の内寸は約幅45cm、奥行き37cmとなっています。
スライドテーブルは約幅44.5cm、奥行き25cmです。
引き出しの内寸は約幅42cm、奥行き34.5cm、高さ9cmで、最大開口時の奥行きは約20.5cmと案内されています。
高さも約13.5cmあるため、置くだけで家電の位置がその分高くなります。
わが家では、購入前にキッチンカウンターの幅と奥行きを測り、炊飯器の脚が天板の内側に収まるかも確認しました。
さらに、炊飯器のふたを開けたときに吊り戸棚へ当たらないか、蒸気がこもらないか、電源コードが無理に曲がらないかもチェックしました。
少し面倒に感じましたが、ここを確認しておいたおかげで、設置後に「入らなかった」と慌てずに済みました。
W45タイプの耐荷重を確認
W45タイプの耐荷重は、置く場所によって異なります。
公式販売ページでは、次のように案内されています。
- 天板:約17kg
- スライドテーブル:約3kg
- 引き出し:約3kg
ただし、スライドテーブルと引き出しの耐荷重約3kgは、天板に2kg以上の物を置いた状態での数値です。
家電の重さが17kg以内であっても、サイズや脚の位置、使用時の振動、家電メーカーが指定する設置条件まで含めて確認する必要があります。
また、スライドテーブルは約3kgまでとなっているため、重い鍋や大量の食器を置く作業台として使う商品ではありません。
実際に設置して感じた見た目
実際に置いてみると、見た目はtowerシリーズらしいシンプルな印象です。
白や黒を基調にしたキッチンになじみやすく、収納用品を後から追加したというより、最初から家電台の一部だったように見えました。
ただし、本体には約13.5cmの高さがあります。
設置前よりも家電の存在感が増えることがあるため、キッチンをできるだけ低く、すっきり見せたい人は、設置後の高さもイメージしておいたほうがよいと思います。
スライドテーブルを使ってみた感想
一番便利だと感じたのは、やはりスライドテーブルです。
炊飯器からご飯をよそうときには茶碗を置き、コーヒーをいれるときにはカップやドリッパーの一時置きに使っています。
調理中には、盛り付け前の小皿や調味料を置くこともあります。
これまでカウンターの端に危なっかしく置いていた物を、手元の低い位置へいったん置けるようになりました。
ただし、何でも載せられる作業台ではありません。
スライドテーブルの耐荷重を確認し、重い鍋や大量の食器は置かないようにしています。
熱い鍋や、底が極端に熱くなった調理器具を直接置く使い方も避けています。
便利だからこそ、通常のキッチンカウンターと同じ感覚で使いすぎないことが大切だと感じました。
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引き出しに収納できた物
引き出しには、炊飯器の付属品や小さなキッチン用品をまとめています。
以前は、しゃもじが炊飯器の横に出しっぱなしになり、計量カップは別の棚、クリップは引き出しの奥という状態でした。
今は「炊飯器の周りで使う物」を一か所にまとめたので、探す時間が減りました。
引き出しの中は無制限に入るわけではなく、高さのあるボトルや大きな調理器具には向きません。
薄手のふきん、ラップ類、コーヒー用品、カトラリーなど、比較的背の低い物を収納するのに使いやすいと感じます。
引き出しの内寸は高さ約9cmのため、収納したい物の高さも購入前に確認しておくと安心です。
細かいクリップや小袋などを入れる場合は、引き出しの中に小さな収納ケースや仕切りを入れたほうが整理しやすいと思います。
引き出しとスライドテーブルは上下を入れ替えられる
この商品は、引き出しとスライドテーブルの上下を入れ替えられます。
わが家では、スライドテーブルを上、引き出しを下にしました。
立ったまま一時置きスペースを使いやすく、引き出しも問題なく開けられるためです。
ただ、置く家電の扉や操作部分の位置によっては、反対の配置が使いやすい家庭もありそうです。
電子レンジなど前面の扉が下方向まで大きく開く家電では、引き出しやスライドテーブルとの干渉も確認する必要があります。
使い始めて気づいた注意点
使い始めてから気づいた注意点もあります。
まず、ラックを置くことで家電の位置が高くなります。
背の高い家電を載せる場合や、上に棚がある場合は、全体の高さを必ず確認したほうがよいです。
次に、炊飯器や電気ケトルなど、熱や蒸気が出る家電を置く場合は、家電メーカーが指定している放熱スペースを優先する必要があります。
スライドテーブルがあるからといって、家電を壁や棚へ近づけてよいわけではありません。
さらに、耐荷重は天板と引き出し、スライドテーブルでそれぞれ異なります。
家電の重量だけでなく、使用中に載せる物の重さや、天板へ一定以上の重量を載せる条件も確認しておくと安心です。
口コミを見る際も、「便利だった」「収納が増えた」という感想だけで判断せず、自分が置きたい家電の幅、奥行き、重さ、脚の位置まで照らし合わせることが大切だと思います。
キッチンの小さなストレスが減った
わが家では、このラックを置いたからといって、キッチンそのものが広くなったわけではありません。
それでも、散らばっていた小物の定位置ができ、必要なときだけ引き出せる一時置きスペースが加わったことで、夕食前の慌ただしさはかなり軽くなりました。
以前は、炊飯器の前に置いた茶碗をいったん移動し、しゃもじを探し、お皿を置く場所を空けるという小さな手間が重なっていました。
今は引き出しから必要な物を取り出し、スライドテーブルへ茶碗を置くだけです。
一つひとつは数秒の違いですが、毎日繰り返す家事では、その数秒と小さなストレスの減少が意外と大きく感じられます。
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キッチン家電下スライドテーブルタワーがおすすめな人
山崎実業のキッチン家電下スライドテーブルは、次のような人が検討しやすい商品です。
- 炊飯器や電気ケトル周りの小物をまとめたい人
- 茶碗や小皿を置く一時スペースがほしい人
- 家電下の空間を収納に使いたい人
- ラップやカトラリーなどの定位置を作りたい人
- 家電やキッチンの寸法を事前に確認できる人
反対に、家電の上部に余裕がない場合や、重い家電を置きたい場合、スライドテーブルを本格的な調理台として使いたい場合には、慎重に検討したほうがよいと思います。
まとめ
山崎実業のキッチン家電下スライドテーブルは、どんなキッチンや家電にも無条件で合う商品ではありません。
サイズ、耐荷重、家電の脚、扉の開き方、放熱スペースを確認せずに選ぶと、使いにくくなる可能性もあります。
一方で、炊飯器や電気ケトル周りの小物をまとめたい人、調理中に茶碗や小皿を置く場所が少しだけほしい人には、検討しやすい収納用品だと思います。
W45タイプは、約幅45cm、奥行き39.3~64cm、高さ13.5cmです。
耐荷重は天板が約17kg、スライドテーブルと引き出しがそれぞれ約3kgですが、使用条件もあわせて確認する必要があります。
購入前にしっかり採寸し、置きたい家電との相性を確認できれば、キッチンで何度も感じていた「あと少し置く場所があれば」という不便を、無理なく減らせるアイテムでした。

