家でコーヒー豆を挽くようになってから、ずっと手挽きミルを使っていました。
休日の朝にゆっくり豆を挽く時間は好きだったのですが、問題は平日の朝。
仕事に行く前の慌ただしい時間に、お湯を沸かしながら豆を量って、ゴリゴリとミルを回す。
最初のころは「これもコーヒーを楽しむ時間」と思っていたものの、毎日となると意外と大変でした。
特に家族の分まで淹れる日は、豆を挽くだけで結構な時間がかかります。
「せっかく豆を買ったのだから挽きたてで飲みたい。でも朝から手挽きするのは面倒」
そんな状態が続いて、電動コーヒーミルを探し始めました。
カリタ ナイスカットGを選んだ理由
候補はいくつかあったのですが、その中で何度も目に入ったのがKalita(カリタ)のナイスカットG。
最初に気になったのは、やはり見た目です。
いかにも家電という感じではなく、昔ながらのコーヒー店に置かれていそうな雰囲気があります。
プレミアムブラウンもインディアンレッドも存在感があって、コーヒー器具をまとめて置いている場所にも合わせやすそうでした。
ただ、値段を見て一度は迷いました。
電動ミルはもっと安いものもありますし、「豆を挽くだけのためにここまで出す必要があるかな」と何度も考えました。
それでも毎朝の手挽きが負担になっていたことと、長く使うつもりで選びたかったことから、思い切ってナイスカットGを使ってみることにしました。
手挽きからナイスカットGに替えて感じたこと
実際に電動に替えて一番変わったのは、コーヒーを淹れるまでの気持ちのハードルです。
豆を入れてスイッチを入れれば、手でハンドルを回し続ける必要がありません。
これだけのことなのですが、平日の朝にはかなり大きな違いでした。
以前は時間がないと、「今日は豆を挽くのが面倒だからインスタントでいいか」と諦める日もありました。
ナイスカットGを置いてからは、眠い朝でも豆から淹れることがそれほど億劫ではなくなりました。
良い口コミ|挽き目を調整しながら楽しめる
挽き目を変えられるのも、コーヒー好きとしては楽しいところです。
私は基本的にペーパードリップが中心ですが、豆を替えたときに少し調整してみたり、自分好みのところを探したりしています。
もちろん、「このミルに替えただけで必ずコーヒーがおいしくなる」とまでは言えません。
豆の種類や焙煎度、お湯の温度、抽出方法などでも味は変わります。
ただ、毎回手で挽く負担が減ったことで、「今日は少し挽き目を変えてみようかな」と試す余裕ができたのは、自分にとって意外と大きな変化でした。
悪い口コミ|作動音や粉の飛び散りは気になる?
購入前に気になっていた作動音については、無音というわけではありません。
電動ミルなので、動かせば当然それなりの音はします。
ただ、豆を挽いている時間そのものは長くないので、私の場合は毎朝使ううえで大きなストレスにはなりませんでした。
とはいえ、家族がまだ寝ている早朝や、壁の薄い住環境などでは感じ方が違うと思います。
「静かな電動ミル」を最優先する人は、ここは購入前に比較しておいたほうがよさそうです。
もうひとつ、使ってみて分かったのが粉の扱いです。
最初は「電動だから粉もきれいに全部受缶へ入るのかな」と勝手に想像していましたが、実際には出口付近に細かな粉が付いたり、周囲に少し落ちたりすることがあります。
完全に粉が飛び散らないわけではありません。
私はミルの下に小さなトレーを置くようにしたところ、掃除がかなりラクになりました。
粉が落ちてもトレーを払えばいいので、毎回キッチン台全体を拭かずに済みます。
このあたりは、購入前に口コミを確認しておいてよかった部分です。
口コミからわかる注意点|お手入れと置き場所は確認しておきたい
お手入れも、「何もしなくていい」という家電ではありません。
コーヒー粉が残るので、気になったときに乾いたブラシなどで払っています。
水でジャブジャブ洗うような感覚ではないので、最初は少し面倒に感じましたが、毎回分解して大掃除するわけではありません。
普段は周囲に落ちた粉をサッと片付けて、時間のあるときに少し丁寧に掃除するくらい。
このやり方なら、今のところ大きな負担には感じていません。
置き場所はあらかじめ決めておく
置き場所についても、購入前はかなり悩みました。
写真だけを見ると業務用のような存在感があるので、「キッチンに置いたらかなり大きいのでは」と心配していたからです。
実物も決して極小サイズではありませんし、それなりに重量感があります。
その代わり、毎日使うつもりなら棚の奥へ収納するより、最初から定位置を決めて出しっぱなしにするほうが使いやすいと感じました。
わが家ではドリッパーやケトルの近くを定位置にしています。
一度置き場所が決まってしまえば、「重いミルを毎朝出して片付ける」という作業がないのでラクです。
そして個人的にかなり気に入っているのが、使わないときもコーヒー道具らしい雰囲気があること。
家電を増やすと生活感が出やすいのですが、ナイスカットGはコーヒーコーナーにそのまま置いておきたくなるデザインでした。
手挽きから電動に替えると楽しさは減る?
手挽きから電動へ替える前は、「楽をするとコーヒーを淹れる楽しさが減るのでは」と少し思っていました。
ところが実際は逆でした。
面倒だった部分だけが減って、お湯を注いだり、香りを楽しんだりする時間はちゃんと残っています。
むしろ豆を挽く作業で疲れなくなった分、抽出そのものを楽しめるようになりました。
カリタ ナイスカットGが向いている人・向いていない人
もちろん、誰にでもナイスカットGが向いているとは思いません。
とにかく安い電動ミルが欲しい人や、収納のたびに本体を動かしたい人には、もっと軽くコンパクトな機種のほうが便利かもしれません。
また、粉の付着や掃除の手間をできるだけ減らしたいという人も、他機種を含めて比較したほうがいいと思います。
反対に、毎日のように自宅で豆を挽く人、手挽きが負担になってきた人、コーヒー器具を長く使いたい人には検討しやすい一台だと感じました。
まとめ|手挽きが負担になってきた人には検討しやすい
私の場合、ナイスカットGを取り入れて一番よかったのは、「朝から豆を挽くのが面倒」という小さなストレスが減ったことです。
コーヒーの味そのものを劇的に変えてくれる魔法の道具ではありません。
でも、豆からコーヒーを淹れる生活を無理なく続けやすくしてくれる道具ではあると思います。
休日だけではなく、普通の平日の朝にも挽きたての豆でコーヒーを淹れる。
そんな習慣を続けたい人なら、ナイスカットGの口コミだけでなく、作動音、粉の飛び散り、お手入れ、置き場所まで確認したうえで候補に入れてみる価値はありそうです。
手挽きが好きだけれど、最近ちょっと負担になってきた。
そんな人にこそ、一度「電動に替えたあとの生活」を想像しながら検討してみてほしいミルです。

