部屋干しするたびに「もう少しだけ干す場所があれば」と思っていました。
雨の日はもちろん、花粉や黄砂が気になる時期、夜に洗濯をした日など、室内に洗濯物を干す機会は意外と多いものです。
わが家でも最初は浴室乾燥やカーテンレール、手持ちの物干しスタンドを使っていましたが、家族分の洗濯物が重なると、どうしても干す場所が足りなくなっていました。
特に困っていたのが、普通の室内物干しは出しっぱなしにするとかなり生活感が出ること。
かといって毎回分解するタイプは面倒で、結局リビングの端に置きっぱなしになることもありました。
そんなときに見つけたのが、山崎実業の「tower 折り畳み室内物干し」です。
最初に気になったのは、使わないときに折り畳めること。
ただ、調べてみると1連、2連、スリム、2段と種類があり、「結局どれを選べばいいの?」とかなり迷いました。
実際、名前だけを見ると似ていますが、4タイプはかなり性格が違います。
tower折り畳み室内物干し1連・2連・スリム・2段の違い
1連は、横に広く使うベーシックなタイプ。
使用時は約幅175cm×奥行25cm×高さ160cmなので、壁際などに横長のスペースを確保できる家庭に向いている印象です。
2連はさらにワイドで、使用時の幅は約278.6cm。
ハンガーパイプが2本あり、洗濯物が多い家庭では魅力的ですが、そのぶん広げたときのスペースはしっかり確認しておいたほうがいいと思います。
スリムは発想が少し違って、約60.5cm四方のスペースに高さを使って干すタイプ。
上段と下段のバーが互い違いに配置されているので、「横幅をあまり使いたくない」という人には候補に入りやすそうでした。
そして2段は、約幅187cm×奥行25cm×高さ175.1cm。
横長ではありますが、上下2段のハンガーパイプを使えるので、床面積を極端に広げず干す量を増やしたい場合に使いやすいタイプです。
選ぶときに重視したのは収納時のサイズ
わが家で一番重要だったのは、「干せる量」だけではなく「使わない時間に邪魔にならないか」という点でした。
室内物干しは、洗濯している時間より、使っていない時間のほうが長いからです。
towerの折り畳み室内物干しは、1連なら収納時約幅25×奥行25cm、2連なら約幅25.6×奥行25cm、スリムなら約幅25×奥行25cm、2段なら約幅25×奥行25cm程度の床面積まで畳めます。
もちろん高さは残りますが、横幅と奥行きをかなり抑えられるので、家具の横などに収納場所を決めやすいのが魅力に感じました。
実際に室内物干しを選ぶときは、カタログの「収納時サイズ」まで確認するのが大事だと思います。
以前使っていた物干しは、畳んでも想像以上に横幅があり、「畳めるのに収納場所がない」という状態になっていました。
その点、towerは使う場所だけではなく、しまう場所までイメージして選びやすかったです。
重量と耐荷重もタイプによって違う
もう一つ、購入前に確認しておきたいのが重量と耐荷重です。
1連は約7.9kg、2連は約12kg、スリムは約7.15kg、2段は約9.75kgと、タイプによって本体重量にも差があります。
耐荷重も同じではありません。
1連・2連・2段のハンガーパイプは1本あたり約7.5kgですが、スリムのハンガーバーは1本あたり約2kgです。
そのため、「同じtowerシリーズだから、どのタイプでも同じくらい掛けられる」と考えず、普段どのくらいの洗濯物を掛けたいかを考えて選ぶほうが安心です。
わが家の場合は、シャツや子どもの服、タオルなど日常の洗濯物を中心に考えました。
厚手の衣類を一か所に集中して掛けるのではなく、できるだけ間隔を取って干すようにしています。
使って感じたのは「干す場所に迷わなくなった」こと
使い始めて一番ラクになったのは、「今日はどこに干そう」と考える時間が減ったことでした。
以前は雨が降ると、浴室にするか、リビングにするか、ドア枠に掛けるか、と毎回ちょっとしたパズル状態。
でも室内物干しの定位置を決めてからは、洗濯機を回したらそこを広げて干す、終わったら畳む、という流れができました。
ほんの小さな違いですが、この「迷わなくていい」というのが意外と大きかったです。
見た目もtowerらしいシンプルなデザインなので、いかにも洗濯用品という雰囲気が強すぎないところも気に入ったポイント。
ホワイトとブラックがあるので、部屋の家具や家電に合わせて選びやすいと思います。
良い口コミ
tower折り畳み室内物干しの口コミでは、使わないときにコンパクトに畳める点を評価する声が目立ちます。
室内物干しは使用時の大きさだけでなく、使っていないときにどこへ置くかも重要なので、収納時の省スペース性をメリットに感じている人は多いようです。
また、シンプルなデザインで部屋に置いたときの生活感を抑えやすいという声もあります。
組み立てについても、「思ったより簡単だった」「比較的短時間で組み立てられた」という口コミが見られます。
2連については、I字型だけでなくL字型にも配置できるため、部屋の形に合わせやすいという点を評価する声もありました。
悪い口コミ
一方で、「想像していたより大きかった」という口コミもあります。
特に1連や2連は使用時にかなり横幅があるため、写真だけを見て購入すると、実際に広げたときに大きく感じる可能性があります。
また、2連は本体重量が約12kgあるうえ、洗濯物を掛けた状態では簡単に移動しにくいという声もあります。
床の材質や設置場所によっては、多少のぐらつきを感じたという口コミも見られました。
そのため、「折り畳めるから簡単に移動できる」というより、基本的には使用場所をある程度決めて使うものと考えたほうがよさそうです。
口コミからわかる注意点
口コミからわかる一番の注意点は、収納時のコンパクトさと使用時の大きさを分けて考えることです。
畳んだ状態では省スペースでも、広げれば1連は約175cm、2連は約278.6cmの横幅が必要になります。
購入前には、設置予定の床にメジャーを当てて、実際にどこまで広がるのか確認しておくと安心です。
また、本体重量にも差があります。
頻繁に部屋から部屋へ持ち運びたい場合は、重量も確認しておいたほうがよいでしょう。
耐荷重はタイプによって異なるため、布団や厚手の衣類など重いものを掛ける場合は、必ず商品説明や取扱説明書の耐荷重を確認して使う必要があります。
「折り畳める=狭い部屋でも使える」ではない
ただし、どの家にも万能というわけではありません。
例えば1連は奥行きこそ約25cmですが、使用時には約175cmの横幅が必要です。
2連ならさらに約278.6cmになるので、購入前に実際の床へメジャーを当てて確認することをおすすめします。
「折り畳める=狭い部屋でも必ず使える」と考えるより、「広げたときに家のどこへ置けるか」を先に決めてから選んだほうが失敗しにくいです。
逆に横幅を確保しにくい場合は、スリムや2段が候補になります。
特にスリムは横方向を抑えやすい一方、使用時は約60.5×60.5cmの床面積を使い、高さも約175.7cmあります。
また、転倒防止チェーンが付属するタイプなので、設置方法や安全上の注意は取扱説明書を確認して使用することが大切です。
1連・2連・スリム・2段はどれがおすすめ?
4タイプを比べて感じたのは、「一番たくさん干せそうなもの」を選ぶより、「自分の家で無理なく広げられるもの」を選ぶほうが満足しやすいということ。
横長スペースが取れて、普段使いしやすいシンプルさを求めるなら1連。
家族分やまとめ洗いなど、より多く干せるスペースが欲しく、十分な横幅を確保できるなら2連。
横幅をなるべく使わず、高さを生かしたいならスリム。
横長スペースと高さの両方を活用して、上下に分けて干したいなら2段。
この考え方で見ると、自分に合ったタイプがかなり絞りやすくなりました。
まとめ|干せる量より「広げられる場所」で選ぶと失敗しにくい
室内干しの悩みは、洗濯物そのものより「干す場所が決まらない」「使わない物干しが邪魔」という部分から来ていることも多いと思います。
towerの折り畳み室内物干しを検討するなら、まず部屋の空いているスペースを測り、次に普段の洗濯量を確認し、最後に収納場所まで考える。
この3つをやってから1連・2連・スリム・2段を比較すると選びやすくなります。
わが家でも、室内干し専用の場所を作ったことで、雨の日や夜の洗濯に対する面倒な気持ちが以前より軽くなりました。
毎日の家事なので、ほんの少しラクになるだけでも積み重なると大きいものです。
「室内干しの場所をもう少し増やしたい。でも大きな物干しをずっと出しておくのは嫌」という人なら、収納時と使用時のサイズをしっかり確認したうえで、towerの4タイプを比較してみる価値はあると思います。

