さつまいもを食べるとき「どの部分を食べているの?」と疑問に思う人は多いですよね。
じゃがいもや玉ねぎと同じように見えても、実は食べている部位は違います。
結論から言うと、さつまいもは根がふくらんだ「塊根」を食べています。
一方で、じゃがいもは茎、玉ねぎは葉と、野菜ごとに可食部は大きく異なります。
この記事では、
- さつまいもはどの部分を食べているのか
- じゃがいもや玉ねぎとの違い
- 他の野菜はどの部分を食べているのか
- さつまいもの栄養やメリット
についてわかりやすく解説します。
さつまいもはどこを食べている?
さつまいもの食べている部分は「塊根」
さつまいもは、根がふくらんだ「塊根」を食べています。
一般的な根ではなく、デンプンをため込んで太くなった根です。
そのため「根菜」の一種として分類されています。
根と茎の違いを整理するとわかりやすい
じゃがいもは茎、さつまいもは根と混同されやすいです。
根は栄養を吸収する部分で、茎は葉を支える役割を持ちます。
さつまいもは根が養分をため込むので、茎ではありません。
さつまいもの葉や芋づるは食べられる?
さつまいもの葉や芋づるも食用になります。
鹿児島や沖縄では「芋づる炒め」として郷土料理に使われます。
葉は青菜のように栄養があり、ビタミンや食物繊維も豊富です。
じゃがいもや玉ねぎとの違い
じゃがいもは「地下茎の塊茎」を食べている
じゃがいもは根ではなく、地下に伸びた茎の一部です。
デンプンをため込み肥大化した「塊茎」が食用になります。
そのため同じ芋でも、さつまいもとは構造が異なります。
玉ねぎは「葉の基部」が肥大した部分を食べている
玉ねぎは球状の形をしていますが、これは葉の一部です。
葉の根元が重なり合い、養分をためて膨らんでいます。
野菜としては「葉菜類」に分類されます。
さつまいも・じゃがいも・玉ねぎの違いを比較表で解説
野菜 | 食べている部位 | 部位の分類 |
---|---|---|
さつまいも | 塊根 | 根(根菜類) |
じゃがいも | 塊茎 | 茎(地下茎) |
玉ねぎ | 葉の基部 | 葉(葉菜類) |
こうして表にすると、それぞれの違いがひと目でわかります。
他の野菜はどこを食べている?
人参は「根」を食べている
人参もさつまいもと同じく根を食べています。
主根が太くなり、オレンジ色の部分を食用とします。
ピーマン・トマト・きゅうりは「果実」を食べている
ピーマンやトマト、きゅうりは果実を食べています。
花が咲いたあとにできる実の部分を食用にしています。
キャベツやレタスは「葉」を食べている
キャベツやレタスは葉そのものを食べます。
玉状に巻いた葉をそのまま食べる代表的な葉菜類です。
野菜の分類をまとめた表
分類 | 食べる部分 | 代表的な野菜 |
---|---|---|
根 | 根 | 人参、大根、ごぼう |
茎 | 茎 | じゃがいも(塊茎)、アスパラガス |
葉 | 葉 | キャベツ、レタス、ほうれん草 |
果実 | 実 | トマト、ピーマン、きゅうり |
種子 | 種 | 枝豆、とうもろこし |
このように分類すると「どの野菜をどの部位で食べているのか」が体系的に理解できます。
さつまいもを食べるメリット
栄養面|食物繊維・ビタミン・ヤラピンの働き
さつまいもは食物繊維が豊富で、腸内環境を整えます。
ビタミンCやビタミンEも多く、抗酸化作用も期待できます。
独自成分ヤラピンは便通を助ける作用があります。
安全性|皮ごと食べても大丈夫?農薬の心配は?
さつまいもは皮ごと食べても問題ありません。
ただし泥や農薬を落とすため、よく洗うことが大切です。
皮にはポリフェノールも含まれているので栄養的におすすめです。
保存方法やおいしく食べるコツ
さつまいもは冷蔵庫より常温保存が適しています。
新聞紙に包み、風通しのよい冷暗所に置くのが基本です。
焼き芋や蒸し芋にすると甘みが引き立ちます。
自宅で保存するのが大変なときは、手軽な【楽天の冷凍焼き芋】もおすすめです。
まとめ
さつまいもは、根がふくらんだ「塊根」 を私たちが食べています。
一見じゃがいもや玉ねぎと似ていますが、それぞれ食べる部位は異なります。
じゃがいもは茎、玉ねぎは葉と、野菜ごとに役割の違う部分を食べているのです。
この違いを理解すると、野菜の特徴や分類がよりわかりやすくなります。
また、さつまいもは栄養価が高く、皮や芋づるも食べられる魅力的な食材です。
ぜひこの記事を参考に、日々の食卓でさつまいもをもっと楽しんでみてください。
焼き芋や蒸し芋だけでなく、葉や芋づるのレシピにも挑戦するのもおすすめです。
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