雨の日や花粉の季節になるたびに困るのが、洗濯物をどこに干すかという問題です。
折りたたみ式の室内物干しは便利ですが、洗濯物を干している間はどうしても部屋の一角を占領します。
乾いたあとに片付ければいいとは分かっていても、毎日のことになると、ついつい出しっぱなしになりがちです。
洗濯物がない時まで物干しだけが部屋に残っている状態が気になる人も多いのではないでしょうか。
そこで気になるのが、森田アルミ工業の室内物干しワイヤー「pid 4M」です。
最初に気になるのは、「本当にワイヤーだけで洗濯物を干せるの?」「たくさん掛けたら大きくたわまない?」「壁に取り付けるのは大変では?」という点です。
見た目がすっきりしている商品ほど、実際の使い勝手はどうなのか慎重に確認したくなります。
pid 4Mについて調べてみると、名前の通りワイヤーは最大4mまで伸ばせる仕様で、最大荷重は10kgです。
必要な時だけ本体からワイヤーを引き出し、反対側のフックに掛けてロックして使います。
そして洗濯が終わればワイヤーを本体に収納できます。
pid 4Mの良い口コミ
pid 4Mの口コミで目立つのが、「使わない時にすっきり収納できる」「置き型の物干しのように場所を取らない」といった声です。
本体が壁に固定されているため、床に物干しスタンドを置いておく必要がありません。
口コミでは、コンパクトで部屋に馴染みやすいことや、室内干しをしたい時だけワイヤーを出せる点を評価する声が見られます。
特に魅力的なのが、この「使わない時はしまっておける」という部分です。
一般的な置き型の室内物干しだと、折りたたんでもそれなりの収納場所が必要です。
一方、pid 4Mは壁に本体を取り付けるタイプなので、床に物干しを置いておく必要がありません。
実際に使う場面を考えると、朝の洗濯が終わったらワイヤーを伸ばして、ハンガーを掛ける。
乾いたら洗濯物を取り込み、ワイヤーを収納するという使い方ができます。
これなら、さっきまで物干しスペースだった場所を、再び普通の生活スペースとして使えます。
部屋干しはしたい。
でも「部屋干し専用の場所」をずっと確保しておく余裕はない。
そんな家庭とは相性の良い室内物干しといえそうです。
pid 4Mの悪い口コミ
一方で、pid 4Mの口コミでは取り付けに苦労したという声も見られます。
特に多いのが、下地を探す作業や、付属ビスを壁にしっかり固定する作業についてです。
電動ドリルを使用してもビスの取り付けに手間取ったという口コミや、希望した場所に下地がなく取り付けに苦労したという声もあります。
商品そのものの使い方より、「最初の取り付け」が大きなハードルになりやすい点には注意が必要です。
また、ワイヤー式なので、洗濯物を掛けた時に多少たわむことを気にする声もあります。
普通の物干し竿のような硬い棒ではないため、一直線の状態を保ったまま洗濯物を干せる商品ではありません。
口コミからわかる注意点
pid 4Mの口コミから分かる最大の注意点は、購入前に取り付け場所を確認しておくことです。
pid 4Mは、壁ならどこでも取り付けられる商品ではありません。
メーカーの案内では、木造住宅の場合は付属のアルミブラケットを木下地のある壁に固定する必要があります。
石膏ボードだけへの固定では十分ではないため注意が必要です。
そのため、「この壁に付けたい」と思っても、希望した位置に適切な下地がなければ、そのまま設置できるとは限りません。
木下地を探すためのピン式下地探し器や、壁面に穴を開ける電動ドリルなども必要になります。
DIYに慣れていない場合は、取り付け方法を事前にしっかり確認しておいたほうがよいでしょう。
この商品で一番大切なのは、「買ってから設置場所を考える」のではなく、「設置できる場所を確認してから買う」ことです。
見た目のスマートさだけで購入を決めず、壁の構造まで確認するのがポイントです。
pid 4Mの取り付けは簡単?
購入前に必ず確認しておきたいのが取り付けです。
pid 4Mは、壁ならどこでも取り付けられる商品ではありません。
メーカーの案内では、付属のアルミブラケットを下地のある壁に固定する方式になっています。
木造住宅の場合は、木下地に固定する必要があります。
石膏ボードだけへの固定はできません。
また、コンクリート壁への取り付けについては、メーカーFAQで付属のコンクリートプラグを使用する方法が案内されています。
軽量鉄骨下地への取り付けにも条件があり、メーカーでは条件を満たしたうえで工務店への依頼を推奨しています。
設置する壁の構造によって条件が異なるため、購入前にメーカーの取付説明書を確認しておくことが重要です。
下地探しやドリルなどの工具も必要になるので、DIYに慣れていない場合は、取り付け方法を事前にしっかり確認しておいたほうが安心です。
「簡単そうだから自分でも付けられるだろう」と考えるより、下地の位置と必要な工具を確認してから判断するほうが失敗しにくいでしょう。
pid 4Mの耐荷重は10kg
もう一つ気になるのが、ワイヤーの「たわみ」です。
普通の物干し竿のような硬い棒ではないので、洗濯物を掛ければワイヤーはある程度たわみます。
メーカーのFAQでは、ワイヤーを4m伸ばした状態で洗濯物を等間隔に最大荷重の10kg掛けた場合、中央部分で約18cmたわむという試験データが案内されています。
そのため、「一直線にピンと張った状態をずっと保てる物干し」をイメージして購入すると、少し印象が違うかもしれません。
ただしメーカーの試験では、10kgを等間隔に掛けた場合でも、ハンガーが中央へ寄ることは確認されなかったと案内されています。
ワイヤータイプだからこそ、使わない時に収納できるというメリットがあります。
この商品は「物干し竿の完全な代わり」というより、「必要な時だけ室内に作れる物干しスペース」と考えると分かりやすいでしょう。
例えば、雨の日だけ室内干ししたい時。
花粉が多い季節だけ外干しを避けたい時。
夜に洗濯して翌朝まで室内に干しておきたい時。
こうした場面で使いやすい商品といえそうです。
pid 4Mは使わない時にワイヤーを収納できる
ワイヤーを収納した時の見た目も、pid 4Mの特徴です。
本体は白を基調としたシンプルな形で、いかにも「洗濯用品」という雰囲気が強くありません。
リビングや洗面スペースなど、毎日目に入る場所に設置する場合、これは意外と重要なポイントです。
便利でも、ずっと生活感が目に入る商品だと気になることがあります。
その点、必要な時だけワイヤーを出せるのがpid 4Mのメリットです。
使い方も、本体からワイヤーを引き出し、対面側のフックに掛けて本体をロックするという流れです。
そして片付ける時にはワイヤーを本体へ戻します。
メーカーによると、不意にタブから手を離しても、ワイヤーがゆっくり巻き戻るよう設計されています。
勢いよくワイヤーが戻りにくいよう配慮されているのも、日常的に使う室内物干しとして確認しておきたいポイントです。
最大荷重10kgでも掛け方には注意
最大荷重が10kgだからといって、重さだけ見て何でも掛けていいわけではありません。
メーカーは、ワイヤーに強い衝撃を与えるような洗濯物の掛け方を避けるよう注意しています。
故障やけがにつながる可能性があるためです。
また、最大荷重は製品が適切に施工されていることを前提とした数値として考える必要があります。
濡れた洗濯物は乾いた状態より重くなるため、実際に干す際には洗濯物全体の重量にも注意したほうがよいでしょう。
pid 4Mが向いている人
pid 4Mを調べて感じるのは、「室内干しスペースが増える」というより、「必要な時だけ室内干しスペースを作れる」という点が、この商品の大きな魅力だということです。
置き型物干しのように床面積を占領し続けないので、部屋をできるだけ広く使いたい家庭にも向いています。
特に、次のような人は検討しやすいでしょう。
- 雨の日だけ室内干しをしたい
- 花粉の季節に室内干しを増やしたい
- 置き型物干しを出しっぱなしにしたくない
- 使わない時の見た目をすっきりさせたい
- 壁に適切な下地がある場所へ設置できる
一方で、購入前には設置場所の下地、壁と壁の距離、必要な工具などを確認しておくことが重要です。
特にDIYに慣れていない人は、「簡単そうだから自分でも付けられるだろう」と決めつけず、施工条件を確認してから検討したほうが失敗しにくいと思います。
まとめ
室内干しは毎日の小さな家事ですが、物干しを出す、避ける、片付けるという動作が積み重なると意外と手間になります。
洗濯物を干している時だけ物干しがあり、終わったらワイヤーを収納できる。
このシンプルさがpid 4Mの大きな特徴です。
「室内干しする場所がもう少し欲しい。でも大きな物干しは置きたくない」
そんな人なら、pid 4Mはチェックしておきたい室内物干しの一つです。
購入前には、まず設置したい場所の壁下地と、壁間が4m以内かどうかを確認しておきましょう。
そこまで問題なければ、使わない時のすっきり感を重視する人にとって、検討しやすい選択肢になりそうです。

