1歳児でも無理なく取り組める「お月見うさぎ製作」を中心にご紹介します。
貼る・ちぎる・シールを使うなどの簡単な作業を通して、1歳でも“できた!”が感じられる内容です。
季節行事に親しめるうえ、集中力や感触遊びの体験にもつながる製作活動は、9月にぴったりです
この記事では、1歳児でも安全に楽しめるお月見製作のアイデアや素材の工夫、保育のねらいまでをわかりやすくまとめています。
1歳児と楽しめる!9月のお月見製作アイデアとは?
9月といえば「お月見」や「十五夜」の季節。
この時期、保育園や家庭ではお月見にちなんだ製作が人気です。
特に1歳児には、見て楽しい・触って楽しい工作がぴったりです。
手先の発達を促しながら、季節の行事に親しめる製作がおすすめです。
代表的なテーマは「うさぎ」「月」「団子」。
これらをモチーフに、貼る・なでる・はがす・ちぎるといった簡単な動きで楽しめるアイデアを取り入れましょう。
例えば、 型紙で作ったお月見うさぎや月見団子などは、画用紙に置くだけで1歳児でも楽しめます。
行事を楽しむ中で、集中力や色彩感覚、表現力も自然に育まれます。
うさぎモチーフが大人気!お月見製作に取り入れたい素材や工夫
お月見といえば、やっぱり「うさぎ」。
月とうさぎの物語は、日本の伝統的なイメージとして保育でもよく取り入れられています。
おすすめのうさぎ製作素材
- 色画用紙(型紙や土台に)
紙皿に貼って楽しむ「お月見うさぎ壁飾り」など年齢に合わせた工夫をすることで、無理なく楽しめます。
工夫ポイント
安全で楽しく製作を進めるための工夫をご紹介します。
- パーツはあらかじめ用意しておくと、スムーズに作業が進みます
- のり・シール・両面テープなどは、子どもと一緒に配置を決めたあと、大人が貼り付けてあげましょう
- お団子は丸いシールでもOK
安全性を考えながら、素材に変化をつけて「触って楽しい」感触遊びも取り入れましょう。
保育のねらいや月齢別アレンジ例も紹介!1〜2歳児向けお月見製作
1歳児向け製作の目的は、「作る」よりも「感じる・触れる」こと。
保育のねらいとしては次のようなポイントが挙げられます。
お月見製作のねらい(1歳児)
- 季節の行事に親しむ
- 感触遊びを通じて素材に興味を持つ
- 簡単な製作活動を通して達成感を味わう
- 友だちや保育者とのやりとりを楽しむ
年齢別アレンジの例
1歳児
- うさぎのシールを貼る
- 紙皿でお月さまを作る(黄色く塗る)
- カラフルなまるシールで団子をペタペタ貼る
2歳児(応用編)
- 自分でのりを使って貼る
- お団子の数を数える・並べる
- 下絵のうさぎに折り紙をちぎって貼る
“自分でやってみる”要素を取り入れることで、2歳児へのステップアップにもつながります。
9月の製作にぴったりな1歳児とのお月見うさぎアイデアまとめ
お月見の季節に合わせた製作活動は、季節感や日本文化を自然に体験できる貴重な機会です。
1歳児には、「完成度」よりも「楽しめること」「できたね!」という実感が大切。
うさぎやお月さま、団子など親しみやすいモチーフで、
安全に・楽しく取り組める製作を取り入れてみてください。
保育園でも家庭でも、シール・色画用紙・紙皿・幼児クレヨンなど身近な素材で簡単に始められます。
今年の9月は、ぜひ1歳児と一緒にお月見うさぎの製作を楽しんでみましょう。